皆さま、いかがでしたでしょうか。今回は月が主題となる絵本を4冊ご紹介しました。まるで月のように、深く、静かで、どこか遠く、それでいて身近で温かい、そんなストーリーたちを堪能いただけたら嬉しいです。

月は、夜の闇を照らし、人々に安心感を与える存在です。しかし同時に、その遥かな距離と神秘性から、ありとあらゆる想像をかきたて、多くの作品を産み出してきました。今回ご紹介した4冊の絵本も、そんな魅力に満ちた「月」を各々独自の視点から描き出しています。

温かい家族の絆を描く作品、月を見つめて自己の成長を自覚する作品、月の神秘への憧れを文字にした作品、月と人間との交流を描いた作品。それぞれが違う角度から「月」を描いていますが、どの作品も心を打つメッセージと共に、美しいイラストによる月の表現が特徴的です。

今夜は、眠る前にこれらの絵本を開いて、心地よい夜空を思い浮かべながら、月の魅力に包まれてみてはいかがでしょうか。子どもたちはもちろん、大人たちもおススメの絵本ですから、心地よい夢へと誘ってくれることでしょう。

読書は、心を養い、自身の視野を広げる素晴らしい時間です。これらの作品が、皆さまの読書ライフに新たな一ページを加え、幅広い視野と感性を育むきっかけになればうれしいです。

これからも様々なテーマで心に響く作品をご紹介してまいりますので、どうぞお楽しみに。次回も待っていますよ。それでは、皆さま、よい読書を。