全力で走りたくなる本10選

この世界てっぺんを目指す爽快な少年たち、彼らの冒険と成長が描かれた作品を集めました。困難も友情と勇気で突き進む、その胸に響くスピリットを感じるに違いありません。また、張り詰めた舞台裏でのライバルとの闘い、それぞれが自分の全力と信念を持って立ち向かう姿は、読んでるこっちまで気分が高揚します。
それと同時に、全力走行の陰で見える静かな一面もこの作品たちの魅力。仲間との絆、恋愛、家族への思いなど、様々な人間ドラマが織り成す温かさがあります。
レースで一緒に協力し、運命を賭けて全力を出す彼らの姿は、読み手を鼓舞し、魂が湧き上がる瞬間を与えてくれます。何があっても前に進む彼らの姿に、きっと何かを感じることでしょう。興奮と感動が詰まった10冊、ぜひ一緒に全力で走り抜けてみましょう!
『チハヤリスタート! 1』

作者 | たけうちホロウ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 芳文社 |
発売日 |
『一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテー』

春野台高校陸上部、1年、神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感……ただ、走りたい。天才的なスプリンター、幼なじみの連と入ったこの部活。すげえ走りを俺にもいつか。デビュー戦はもうすぐだ。「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」。青春陸上小説、第1部、スタート! 2006年本の雑誌が選ぶノンジャンルベスト10 第1位。(講談社文庫)
春野台高校陸上部、1年、神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感……ただ、走りたい。天才的なスプリンター、幼なじみの連と入ったこの部活。すげえ走りを俺にもいつか。デビュー戦はもうすぐだ。「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」。青春陸上小説、第一部、スタート!
序章
第一章 トラック&フィールド
第二章 サマー・トラブル
第三章 恋がしたい
作者 | 佐藤 多佳子 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年07月15日 |
『風が強く吹いている』

箱根駅伝を走りたいーそんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何?走るってどういうことなんだ?十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく…風を感じて、走れ!「速く」ではなく「強く」-純度100パーセントの疾走青春小説。
作者 | 三浦 しをん |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2009年07月 |
『俺たちの箱根駅伝 上』

池井戸潤の最新長編の舞台は、
「東京箱根間往復大学駅伝競走」--通称・箱根駅伝。
若人たちの熱き戦いが、いま始まる!
古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?
一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
作者 | 池井戸 潤 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2024年04月24日 |
『あと少し、もう少し』

作者 | 瀬尾,まいこ,1974- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2015年04月 |
『タスキメシ』

駅伝×料理、ベストセラー小説待望の文庫化
陸上の名門高校で長距離選手として将来を期待されていた高3の眞家早馬(まいえそうま)は、右膝の骨折という大けがを負いリハビリ中。そんな折、調理実習部の都と出会い料理に没頭する。一学年下で同じ陸上部員の弟・春馬、陸上部部長で親友の助川、ライバル校の藤宮らは早馬が戻ってくることを切実に待っている。しかし、そんな彼らの気持ちを裏切って、心に傷を抱えた早馬は競技からの引退を宣言する。それぞれの熱い思いが交錯する駅伝大会がスタートする。 そのゴールの先に待っているものとは……。
高校駅伝、箱根駅伝の臨場感溢れる描写とともに、箱根駅伝を夢見て長距離走に青春を捧げる陸上青年それぞれの思いと生き様が熱く描かれる。青年達の挫折、友情、兄弟愛……。熱い涙、しょっぱい涙、苦い涙、甘い涙が読む者の心を満たします。
読後は爽快感と希望に溢れる熱血スポーツ小説です。
【編集担当からのおすすめ情報】
誰よりも何よりも駅伝が大好きな著者が心を込めて紡いだ青春小説です。息詰まる駅伝シーン。スポーツ小説の枠だけにとどまらない人間ドラマ。料理を通して感じる人の温もり。そして……。
現在青春まっただ中の世代にも、かつて青春だった世代にも、誰かのために料理を作っている世代にも、スポーツ観戦が大好きな方々にも、多くの方の心に感動を呼ぶこと間違いなし!
また、巻末の文庫解説は、箱根駅伝のレジェンド、柏原竜二さん。主人公・早馬の気持ちを重ね合わせて、駅伝について、競技について、「諦める」という事について、心のこもった原稿を寄せてくださいました。
同時発売として、本作の続編とも言える単行本『タスキメシ 箱根』も刊行。再び駅伝の世界に戻った早馬の挑戦は、夢は叶うのか。熱涙、再び。
柏原竜二さんも絶賛のスポーツ小説の金字塔の2冊です!
目次
一、去る者 007
二、追う者 177
【解説】”諦めた”あとの景色 柏原竜二 325
作者 | 額賀 澪 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2019年11月06日 |
『駅伝ランナー』

12歳の走哉は、運動神経抜群の妹と短距離走選手だった父に挟まれるように、毎朝ランニングの練習をしていた。「自分には走る才能がない」周囲から期待されていないこともわかっていたが、走哉は走ることが好きだった。地区で駅伝大会が行われることになり、クラスから参加するヒロシたちのチームに勇気を出して声をかけるが、「補欠なら…」と返されてしまう。悔しさを必死に呑み込み、自主トレを続ける走哉。そんな彼に対しチームのみんなも、一緒にたすき渡しの練習に行うようになる。そして、大会当日。アンカーのヒロシにアクシデントが起きて……!? 才能は全ての人が授かるわけではない。でも、 「走りたい、ただそれだけ」あさのあつこ氏驚愕の、新人デビュー。12歳の少年が友情に支えられながら、駅伝ランナーになる夢をあきらめずに走り出すまでをみずみずしく描いた、心が奮う青春駅伝小説!
駅伝ランナー
・リレー
・駅伝大会
・部活
小鳥の憧憬
作者 | 佐藤 いつ子/佐藤 真紀子 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年10月24日 |
『シティ・マラソンズ』

NY、東京、パリ。彼らは、再びスタートラインに立った
社長の娘を監視するためにNYマラソンを走ることになった広和だったが。人気作家がアスリートのその後を描く三つの都市を走る物語
作者 | 三浦 しをん/あさの あつこ/近藤 史恵 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2013年03月08日 |
『駅伝ガールズ』

2015年に開かれた女子第27回全国高等学校高校駅伝競走大会。
男子が駅伝の強豪校である世羅高校は、この年も男子が注目されていた。
そんななか「ウチらも優勝!」と宣言した女子陸上部のキャプテン・小吉川選手を中心に、チームが1つにまとまっていく。
恋愛&お菓子禁止や、チーム内でのライバル関係など、いろんな苦労を乗り越え、
これまで入賞もしたことのなかった女子陸上部が優勝までたどりつき、男女同時優勝をはたした本当にあったお話です。
作者 | 菅聖子/榎のと |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年12月15日 |
『陸王』

埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。日々、資金繰りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。それは、伝統の技術を駆使したランニングシューズの開発だった。世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、素材探し、開発力不足…数々の難問が立ちはだかるなか、従業員20名の地方零細企業が、一世一代の勝負に打って出る。ドラマ化もされた超話題作、ついに文庫化!
作者 | 池井戸 潤 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2019年06月21日 |
全力で走り抜ける、その疾走感が読者の心を揺さぶる作品たちをご紹介しきりました。各作品は個々のテーマや表現方法が異なりますが、どれも読み手の胸を高鳴らせ、全力で突き進みたくなるようなエネルギーを秘めています。
あなたが全力で走りたくなる一冊に出会えたら、私としてはこれ以上の喜びはありません。読書を通して、たとえば冒険への情熱を思い出したり、前向きな気持ちになれたり、日々の生活にプラスの影響を与えてくれることでしょう。
それぞれの作品が、あなた自身の中に秘められた力を引き出してくれることを願っています。ページを捲る度に、新しい自分に出会えたら、それはきっと素晴らしい体験になるでしょう。故に、冒険に出かけてくれるあなたを応援しています。
全ての作品があなたにとって「全力で走りたくなる」気持ちをくれるかどうかは分かりませんが、少なくとも一作品でもそう思っていただければそれが最高の喜びです。
ちょっとした気休めから深い教えまで、これらの作品は様々な形で私たちに力をくれる。だからこそ、私たちは小説や漫画を愛し、それらに励まされ続けます。その一部をここで共有できたこと、本当にうれしく思っています。
これからも、心躍る物語を求めて本という旅路を進みましょう。そして、どんな時でも力強く走り続けることができるように。
それでは、次回もまた、素敵な作品をご紹介できることを楽しみにしております。お時間が許す限り、ぜひ読書を楽しんでください。それがあなたの人生に少しでもプラスになりますように、願っています。そして、いつでも全力で走り続けられますように。
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