戦慄の記録。実際の事件をもとにした作品10選
実際の事件を基に描かれた物語は、どれも衝撃的で魅力的です。漫画版の熱血刑事の闘いは戦慄的なスリルを伴います。一方、ゴシップながらも風刺に富んだ社会派小説は、現実世界の闇を緻密に描いています。また、「ある国」の政治的混乱を描いた作品は、歴史を学べるだけでなく、政治漫画としても楽しめます。人間心理を描いた小説もあり、前後の繋がりに気づいたときの衝撃は半端じゃない!未解決事件に迫る作品もあり、そのリアリティはゾクゾクします。まだまだ紹介しきれない作品がたくさんあるので、ぜひ挑戦してみてください!
『ルポ 京アニ放火殺人事件』
2019年7月、京都市伏見区にある「京都アニメーション・第1スタジオ」で起きた放火殺人事件。死傷者68人を出した凄惨な事件はなぜ起きたのか。裁判での証言や供述調書および独自取材を通して、青葉真司被告が起こした事件の実相に迫る。
| 作者 | 朝日新聞取材班 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2024年11月07日 |
『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』
「早く死ね、自分で死ね。」2003年、全国で初めて「教師によるいじめ」と認定される体罰事件が福岡で起きた。地元の新聞報道をきっかけに、担当教輸は『史上最悪の殺人教師』と呼ばれ、停職処分になる。児童側はさらに民事裁判を起こし、舞台は法廷へ。正義の鉄槌が下るはずだったが、待ち受けていたのは予想だにしない展開と、驚愕の事実であった。第六回新潮ドキュメント賞受賞。
| 作者 | 福田 ますみ |
|---|---|
| 価格 | 737円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2010年01月 |
『令和元年のテロリズム : 新潮社版』
| 作者 | 磯部,涼,1978- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2024年05月 |
『M/世界の、憂鬱な先端 (文春文庫 よ 13-3)』
| 作者 | 吉岡 忍 |
|---|---|
| 価格 | 158円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 |
『冷酷 : 座間9人殺害事件』
| 作者 | 小野,一光,1966- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2022年04月 |
『相模原障害者殺傷事件』
2016年7月に神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件。死傷者45人を出した平成最悪の事件はなぜ起きたのか。20年1月から始まり、3月に死刑判決が言い渡され確定した裁判で明らかとなる、加害者の実像に迫る。
| 作者 | 朝日新聞取材班 |
|---|---|
| 価格 | 836円 + 税 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2020年07月07日 |
『つけびの村 山口連続殺人放火事件を追う』
“うわさ”が5人を殺したのか?
この村では誰もが、誰かの秘密を知っている。
2013年7月、わずか12人が暮らす山口県の限界集落で、一晩のうちに5人が殺害され、2軒の家が燃やされる事件が発生した。凶行に及んだ男が家のガラス窓に残した貼り紙に書かれてあった「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」。メディアはこぞって「犯行予告」と騒いだが、真相は違った……。
気鋭のノンフィクションライターが、拡散された「うわさ話」を一歩ずつ、ひとつずつ地道に足でつぶし、閉ざされた村を行く。発表のあてもないまま書いた原稿を「note」に投稿したところ思わぬ反響を呼び、書籍化。事件ノンフィクションとしては異色のベストセラーとなり、藤原ヒロシ、武田砂鉄、能町みね子ら各界の著名人からも絶賛の声が上がった。
事件から10年という節目に、新章となる「村のその後」を書き下ろし加筆して文庫化する。
【編集担当からのおすすめ情報】
若手ノンフィクションライターの発表の場がなくなりつつあるなか、腐らず丹念な取材を続け、自ら未発表原稿を「note」に投稿し、書籍化の道を開いた高橋さんの存在は、ノンフィクション界の一筋の希望となりました。新たに現地取材を行い、新章を加筆しバージョンアップされたこの文庫版が、さらにノンフィクションの未来を明るくすることを願います。
1:発生
2:夜這い
3:郷
4:ワタル
5:その父、保見友一
6:疑惑は静かに潜む
7:コープの寄り合い
8:保見家
9:うわさ
10:ワタルの現在
11:くねくね
12:書籍化の経緯
13:古老の巻
14:ふたたび郷へ
15:ことの真相
16:山の神様
17:春祭り
18:判決
新章:宇宙基地から左に回る
| 作者 | 高橋 ユキ |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2023年03月07日 |
『凶悪 ある死刑囚の告発』
人を殺し、その死を巧みに金に換える“先生”と呼ばれる男がいるー雑誌記者が聞いた驚愕の証言。だが、告発者は元ヤクザで、しかも拘置所に収監中の殺人犯だった。信じていいのか?記者は逡巡しながらも、現場を徹底的に歩き、関係者を訪ね、そして確信する。告発は本物だ!やがて、元ヤクザと記者の追及は警察を動かし、真の“凶悪”を追い詰めてゆく。白熱の犯罪ドキュメント。
| 作者 | 「新潮45」編集部 |
|---|---|
| 価格 | 825円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2009年11月 |
『毒婦たち : 東電OLと木嶋佳苗のあいだ』
| 作者 | 上野,千鶴子,1948- 信田,さよ子,1946- 北原,みのり,1970- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2013年10月 |
『グロテスク 上』
| 作者 | 桐野,夏生,1951- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2006年09月 |
以上が私が選んだ、実際の事件をベースにした戦慄の記録作品10選でした。皆さんはどうでしょうか? これらの作品を通じて、私たちは事実がときとしてフィクション以上の恐怖を引き立てることを再確認させられます。
それぞれの作品が元となった事件の背後には、時に人間の欲望や闘争、悲劇や狂気がひそんでいます。それらは、私たちが日常生活の中で遭遇することのない異次元の世界の覗き窓となるでしょう。しかし、彼らが一方で、私たち一人ひとりが持っている未知の独自性や深遠な闇を映し出していることも事実です。
しかし、決してこれらが全て負の側面を指しているわけではありません。突如降りかかる事態にどのように立ち向かうべきか、どのようにして逆境を乗り越え、事件を解決に導くかという、人間の持つ強固な生存本能や正義感、勇敢さを象徴するエピソードも存在します。今挙げた作品群は、これらを切実に描き出すことで、読者に深い感銘を与える力を持っています。
これらの作品を読むことで、私たちは過去に学び、未来に繋げることができます。非日常を通じて日常を見つめ、人間の本質を鋭く見つめ直し、認識を深めるきっかけになるでしょう。果たして何が真実で、何が虚構なのか。あなた自身が判断するためにも、ぜひ一読をお勧めします。
その上で、どんな時も見失ってはならないのが「人間の尊厳」であり、そして「人間への深い理解と共感」です。それぞれの作品にはそのようなメッセージが込められています。ドキッとするような展開や意外な結末を追い求める中で、そうした意義にもぜひ気づいていただきたいと思います。
読者の皆様の心に、何か新たな風が吹き込むことを祈っています。
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