石田梅岩に関する本 おすすめ6選 石門心学の開祖

これから紹介する6冊の本は、石門心学の開祖、石田梅岩に焦点を当てたものです。彼の多面的な人物像、独特の教え、そして影響力について深掘りした作品もあれば、梅岩の生涯を描いたノンフィクションも。また、少し特異な視点から梅岩を捉えた小説や、漫画で描かれた彼の日常生活もピックアップしました。梅岩の教えを身近に感じたい方から歴史好き、物語が好きな方まで、様々な読み手の好みに合う本を取り揃えました。一冊ずつ手にとって、梅岩の教えや生き方に触れてみてくださいね。
『石田梅岩 我不肖の身にて儒を業とす』

石田梅岩(1685年から1744年)思想家、儒学者。
京都亀岡の百姓として生まれ、商家にて奉公しながら独学で諸学に親しんだ。長じてからは小栗了雲に師事して思索を深め、職を辞し、儒者として身分や性別を問わず広く門戸を開いた。人の「性」を知り、物事の在るべき姿、なすべき義に添った生き方を説き、のち石門心学と呼ばれる独自の思想を打ち立てた。今なお人々の心を動かし続ける市井の思想家の生涯を描く。
序 章 石田梅岩をめぐる現在
1 講舎活動の現在
2 梅岩研究の現在
3 梅岩研究の問題点
第一章 生い立ちと奉公の日々
1 生い立ち
2 奉公の日々
3 商家をめぐる状況
第二章 独学の日々
1 独学の過程
2 仁斎学との関連
3 諸家の講釈を聞く
第三章 発 明
1 小栗了雲との出会い
2 了雲から学んだこと
第四章 開 講
1 講釈の公開性
2 我不肖の身にて儒を業とす
第五章 自 炊
1 性ヲ知ルヲ先トス
2 聖人ヲヒキ受ル
第六章 弟子たちの発明
1 性を知る者百余人
2 発明までの軌跡
第七章 出 版
1 『都鄙問答』の出版
2 商人の道
3 武士と商人
第八章 弟子たちとの研鑽
1 「石田先生語録」とは
2 武士に関する語録
3 仇討ちをめぐる語録
第九章 倹 約
1 義を積む実践
2 約ヲ守ルハ義ヲ積ムニ同ジ
3 『斉家論』の刊行
終 章 没 後
参考文献
あとがき
石田梅岩略年譜
人名索引
作者 | 高野 秀晴 |
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価格 | 3850円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2023年12月21日 |
『石田梅岩に学ぶ「石門心学」の経営』

作者 | 田中,宏司,1935- 水尾,順一,1947- 蟻生,俊夫 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 同友館 |
発売日 | 2019年04月 |
『魂の商人石田梅岩が語ったこと : ビジネスの極意と人生の知恵』

作者 | 山岡,正義,1947- |
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価格 | 不明 |
発売元 | サンマーク出版 |
発売日 | 2014年08月 |
『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』

作者 | 森田,健司,1974- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2019年01月 |
『今こそ石田梅岩に学ぶ! 新時代の石門心学 (コミュニティ・ブックス)』

作者 | 黒川 康徳 |
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価格 | 3380円 + 税 |
発売元 | 日本地域社会研究所 |
発売日 | 2019年07月26日 |
『石田梅岩のことば : 素読用』

作者 | 石田,梅巌,1685-1744 寺田,一清,1927- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 明徳出版社 |
発売日 | 2007年11月 |
では、ここまで石田梅岩に関する本を6作品、おすすめ順にご紹介しました。どの作品も、石田梅岩の哲学、心の在り方、その生き様が深く描かれています。時代を超えて彼の考え方が人々に影響を与え続ける所以を、これらの作品から感じ取ることができるでしょう。
また、作者の視点から見た石田梅岩の人間像を知ることは、彼について理解を深める一歩となります。故に、これらの作品を通じて石田梅岩の生き様や哲学を理解し、自分自身の生き方を見つめ直すきっかけになればと思います。
石田梅岩の教えには、現代社会でも通じる普遍の理が含まれています。そこから見える世界の在り方や人間性を考えてみると、新たな視点が見えてくるかもしれませんね。それが何であれ、一歩踏み出すきっかけになれば、それが最高です。
それぞれの作品には作者独自の解釈や視点が生かされているので、ぜひ複数の作品を読んで比較してみてください。そうすることで、石田梅岩の多面性をより深く理解することができるはずです。
長い歴史の中で多くの賛否を呼んできた彼の教えですが、そのどれもが私たち自身を見つめ直すための手がかりとなり得ます。読むことで自分自身と向き合ったり、新しい視点を得たり、改めて生きることの素晴らしさを実感するきっかけになれば、それが一番のご利益だと思います。みなさまの読書ライフがより一層豊かになることを祈ってやみません。なにより、一冊でも多くの本と出会えることが、人生を豊かにする一つの方法だと私は信じています。今後もおすすめの作品をご紹介するため、頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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