イノベーションとは何か?イノベーション入門書6選

イノベーションと聞くと、ハイテクな企業が革新的な製品を生み出す、そんなイメージが浮かびますよね。でも実は、モノやサービスを創り出すだけがイノベーションではありません。自分の周りの課題を解決するために新たなアイデアを生み出すことも立派なイノベーションです。本特集では、そんなイノベーションの本質を学べる本を6つ選びました。ビジネスガイドから物語形式の本、熱狂的なファンを持つ作家のエッセイまで、幅広い視点からイノベーションに迫ります。実践的なノウハウから高度な理論まで、読むひとつ一つで新たな発見があるはずです。
『先生、イノベーションって何ですか? = What's innovation?Teach us,Please!』

作者 | 伊丹,敬之,1945- |
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価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2015年05月 |
『イノベーションの考え方』

イノベーションを生み出すためには、何をすれば良いのだろう。そもそも、イノベーションって何のことなのだろう。本書は、このような素朴な疑問をもつビジネスパーソンや政策担当者、あるいはイノベーションについての基本的なポイントをおさえておきたいと考える人に向けた入門書。「イノベーションが必要だと言うけれど、さて、何から始めれば良いのだろう」という人の手助けをすることが本書の目的。
イノベーションへの注目が大きくなるにつれて、書籍も多く出版されている。イノベーションを生み出した企業家やコンサルタントなどの経験に基づくものや、イノベーションとなった事例の分析、あるいはアイディアの発想法などさまざまだ。その一方で、イノベーションについての研究はおよそ100年前から進められ、さまざまな研究が蓄積されている。本書は、その積み重ねられた発見の上に立って、イノベーションを考えていく。
第1章 イノベーションの基本から考える
第2章 イノベーションにはパターンがある
第3章 あなたの組織は新しさを生み出すのは得意ですか
第4章 イノベーションとマネジメントのフィット
第5章 誰がイノベーションを生み出すのか
第6章 新しさを経済的価値に転換するための戦略
第7章 イノベーションが生み出される社会をつくる
イノベーションのためのリーディングガイド
作者 | 清水洋 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 日経BP 日本経済新聞出版 |
発売日 | 2023年01月17日 |
『たった1人からはじめるイノベーション入門 : 何をどうすればいいのか、どうすれば動き出すのか』

作者 | 竹林,一 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日本実業出版社 |
発売日 | 2022年01月 |
『イノベーション入門 基礎から実践まで』

目覚ましい技術進歩と技術競争の時代において,イノベーションの働きを理解しイノベーションを具現化するためのポイントを理解することは必須の素養であるといえよう。本書はイノベーションの本質についての解説とビジネスとしてイノベーションをいかに推進していくかという実践面の解説をバランス良くまとめた入門書である。読みやすい2色刷。
【主要目次】I イノベーションの原理を理解する:イノベーションとは/イノベーションのパターン/イノベーションの普及プロセスと浸透/技術革新のプロセス/II イノベーションを具現化する/イノベーションの公式/アイデアを製品化する難しさ/〈イノベーションを持続させることの難しさ(1)〉人間は一度登ると降りられない生き物/〈イノベーションを持続させることの難しさ(2)〉人間は自らの意思だけで自由に動けない生き物/イノベーションを持続させることの難しさ(3)人間は目が曇る生き物/イノベーションの原動力=偶然×意図×蓄積/III 未来のイノベーション:イノベーション推進における新たな視点ー「協調」と「環境」-/デジタル情報技術の波と新たな動き/デザインとイノベーション
第I部イノベーションの原理を理解する:イノベーションとは/イノベーションのパターン/イノベーションの普及プロセスと浸透/技術革新のプロセス/第II部イノベーションを具現化する:イノベーションの公式/アイデアを製品化する難しさ/〈イノベーションを持続させることの難しさ(1)〉人間は一度登ると降りられない生き物/〈イノベーションを持続させることの難しさ(2)〉人間は自らの意思だけで自由に動けない生き物/イノベーションを持続させることの難しさ(3)人間は目が曇る生き物/イノベーションの原動力=偶然×意図×蓄積/第III部未来のイノベーション:イノベーション推進における新たな視点ー「協調」と「環境」-/デジタル情報技術の波と新たな動き/デザインとイノベーション
作者 | 具 承桓/森永 泰史 |
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価格 | 2310円 + 税 |
発売元 | 新世社 |
発売日 | 2021年11月17日 |
『マネジメント・テキスト イノベーション・マネジメント入門(新装版)』

イノベーションは経済の成長に欠かせないものだが、それをいかに育て、実用化するかはマネジメントの中でも最も難度が高いテーマ。本書は、日本のイノベーション研究の中心地である一橋大学イノベーション研究センターの研究者が総力を挙げてイノベーションを正面から解説した『マネジメント・テキスト イノベーション・マネジメント入門(第2版)』(2017年刊)の新装版。
本書のようにイノベーションに関わるすべてのテーマを網羅したテキストはありません。今回の新装版で2色刷りにし、より見やすくなりました。マネジメントテキスト・シリーズは本書刊行時点で既刊10点、テキストとして定評があります。
【本書の執筆者】
延岡健太郎 青島矢一 米倉誠一郎 清水洋 軽部大 長岡貞男 北野泰樹 野間幹晴 江藤学 赤池伸一 岡田吉美 楡井誠
第1章イノベーション・マネジメントとは
第1部イノベーションの全体像
第2章イノベーションの歴史
第3章イノベーションと企業の栄枯盛衰
第4章産業とイノベーション
第5章イノベーションの測定
第2部イノベーション創出プロセス
第6章イノベーションとアントレプレナーシップ
第7章イノベーションを実現する資源動員と知識創造
第8章新製品開発のマネジメント
第9章イノベーションと企業戦略
第10章イノベーションと企業間システム
第3部イノベーションと経済政策
第11章イノベーションと政策・制度
第12章科学技術イノベーション政策
第13章イノベーション創出のための知的財産権制度
第14章イノベーション創出のための知的財産権マネジメント
第15章イノベーションと規制・制度
第16章イノベーションと経済成長
作者 | 一橋大学イノベーション研究センター |
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価格 | 3960円 + 税 |
発売元 | 日経BP 日本経済新聞出版 |
発売日 | 2022年10月26日 |
『イノベーション入門 = Introduction to Innovation』

作者 | 小川,正博,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 同友館 |
発売日 | 2021年04月 |
それぞれの作品を通して、イノベーションとは何かを考えてみました。教科書的な解説ではなく、小説や漫画を用いて学んでみるのも新鮮な発見があっていいですよね。
イノベーションと一口に言っても、異なる視点から捉えることで、その理解は深まります。創造力や独自性が重要であるとの意識も、一つの大切な視点。しかし、それだけではなく、時代や社会のニーズに応えるためのプロセスとしてのイノベーションも重要です。様々な問題を解決する手段としてのイノベーション、そして私たち自身がイノベーターとしての立場をどう捉えるかも含めて。
読む一冊一冊が、きっとあなたの中の何かを刺激してくれるでしょう。複雑な課題にどう向き合い、どう乗り越えていくのか。個々の視点やアプローチを通して、それぞれの作品があなたに何を教えてくれるのか、その発見自体がまた、新たなイノベーションを生み出すきっかけになるかもしれません。
「イノベーション」-この言葉がもたらす広い意味を、これらの作品から感じ取っていただければ嬉しいです。そして、それぞれが持つ新しさや違いを尊重し、受け入れることが、さらなるイノベーションを生む糧となるはずです。新たな視点、新たなアイデア、新たな挑戦、そして新たな未来への扉を開くキー、それが「イノベーション」なのかもしれません。
そして最後に、小説や漫画を通じて学ぶことの楽しさを改めて感じていただけたら、これ以上にない喜びです。それでは、皆様のイノベーションへの旅が、より彩り深く、刺激に満ちたものでありますように。
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