キュレーター林綾野が紐解く西洋絵画と食──画家たちの暮らしと作品

美味しそうな絵画の裏には、ある物語があります。キュレーターの林綾乃さんが、見事にその物語を紐解いてくれます。西洋の画家たちが何を食べ、どう生活していたのか。その生活が彼らの作品にどう影響したのか。そんな未知の世界を、絵画と食の視点から読み解きます。まるでさまざまな料理を一緒に味わうように、画家たちの生活の一端を垣間見ることができるのです。それはただの飲食ではなく、その時代の生活様式や価値観、文化背景を知る旅になります。美味しさはもちろん、美術の知識も得られる一石二鳥の内容ですよ!後味も良く、実に豊かな時間を過ごすことができるでしょう。
『クレーの食卓』

食いしん坊画家クレーの創作レシピを公開! 描くこと、食べることが一体となった、生活者クレーのパワーの源泉を食卓に探る。絵画作品と共に、日記に残されたレシピから13点を再現し、新たなクレー像を!
作者 | 新藤 信(日本パウル・クレー協会)/林 綾野(日本パウル・クレー協会) |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年03月05日 |
『モネ庭とレシピ』

作者 | 林,綾野 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2011年01月 |
『ゴッホ旅とレシピ』

作者 | 林,綾野 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2010年09月 |
この作品を読むと、それまでの絵画観が一変すること間違いなしです。たとえば、あの有名な絵画が実はこういう背景があって、あの作品が生まれたのだと知ったとき、それはまるで新たな発見のような喜びがありますよ。
そしてそれと同時に、私たちが日々食べている普通の食事が、実は画家たちにとって大きな創作の源泉になっていたなんて、その事実にも驚かされます。普段何気なく食べている食事が、画家たちの創造力を刺激して新しい作品を生み出していたなんて、本当に興味深いですね。
また、この作品は食事のなかに隠されたエピソードを描くことで、画家たちの人間性にも迫っています。彼らが何を考え、何を感じていたのか。それを知ることで、絵画そのものが更に深みを増して見えてきます。
さらにこの作品は、画家たちを通し、その背後にある歴史や文化、社会をも解き明かしていきます。それこそが、この作品が「ただのアートガイド」ではなく、「食とアートの交錯」をテーマにした一冊になっている理由です。画家たちの暮らしやその時代背景を知ることで、絵画がただの「美しいもの」ではなく、それぞれのかけがえのない「ストーリー」を持っていることを改めて実感できるでしょう。
絵画というのは、一見するとハードルが高いように感じるかもしれませんが、実際には誰もが楽しむことのできるもの。この一冊を手にとって、そんな絵画の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見と出会いが待っていますよ。
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