美しい水彩画が描ける本4選
水彩画に魅了されましたか？そんな皆様のために、美しい水彩画が描ける本を4冊選んでみました。さまざまな色彩の中に溶け込むように、筆先から生まれる特有の柔らかさや空気感を表現する力が身に付きますよ。初心者から中級者まで、一冊目から四冊目まで順番に手に取れば高度なテクニックも楽しみながらマスターできます。また、各本には様々なテーマを設けることで、味わい深く魅力的な水彩画が完成します。水彩画の世界に触れてみたい人、上達させたい人、もっと深く学びたい人、どんな人にもおすすめの一冊があります。水彩画の魅力をより深く味わえるでしょう。
『1日でこんなに美しく描ける 風景の水彩レッスン』
チャンネル登録者数11万人超！
欧米にもファンの多い大人気水彩画家、春崎幹太さんによる水彩技法書。
作品のポイントは動画でチェックできます。
春崎さんならではのプロのワザも、動画で見ればさらにわかりやすくなるはず。
すべてのモチーフの画像と下絵もダウンロードできます。
1日で描ける秘密は、たった5つのテクニック。
やってみると、とにかく楽しい！
春崎さん曰く、ねらいどおりにいってもいかなくても
「そのときの偶然を楽しむ」ことが大事だそう。
じょうずに描かなくてはとか、お手本どおりにしなくてはといった
気持ちから解き放たれましょう。
ほかにも、トライしやすくする工夫がたくさん
絵の具はなんと基本7本！
水張りなどの下準備はなし！
下描きもシンプル！
専門的&高価な道具は不要！
描きかたも、上から順番に塗っていくからわかりやすい！
しかも、最初は1時間から描ける作品でスタートできます。
とりあげているテーマも充実。
旅先や、毎日の散歩で撮った写真を絵にしたいもの。
本書では夜景、雪景色、山の風景、桜、波濤の海、光の差し込む空……
さらには難しい寺社仏閣や、船などの建造物も
春崎さんのテクニックで、1日を目標に描くことができますよ。
テクニックと、偶然を楽しむ
動画の視聴方法・データのダウンロード方法
Part1 1時間で描く
Part2 1日で描く
| 作者 | 春崎 幹太 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 日本文芸社 |
| 発売日 | 2024年10月22日 |
『絵本作家えがしらみちこのはじめての小さな水彩イラスト』
本書は人気絵本作家、えがしらみちこによる小さな水彩イラストの描き方解説書です。水彩画というと、本格的で難しいもの…そう思っていませんか？本書は、はじめて水彩絵の具を手にする初心者の方でもかわいい作品が描けるよう、さまざまな工夫をした１冊です。まずはきほんの水彩テクニック。いろいろなモチーフを楽しく描きながら技法をマスターできます。小さなイラスト作品は、紙面での解説のほか、動画を見られるＱＲコード付き。また難しく感じる人物や動物は、下絵をご用意しました。データはダウンロードも可能。さらに巻末には下絵を印刷した水彩紙が付いています。切り取って水彩ぬりえ感覚でお楽しみください。みなさんもぜひ、絵本の世界のようなかわいい水彩イラストに挑戦してみてくださいね。
| 作者 | えがしら みちこ/ホルベイン画材 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 翔泳社 |
| 発売日 | 2025年03月19日 |
『増補改訂 今日から描けるはじめての水彩画』
| 作者 | 野村重存 |
|---|---|
| 価格 | 1782円 + 税 |
| 発売元 | 日本文芸社 |
| 発売日 | 2018年10月19日 |
『新装版 水彩 自然を描く 光と水と風の表現技法』
透明感のある風景を描くことで有名な作家、あべとしゆきの水彩画テクニックを解説。
重色グラデーションや独自のマスキング、自然を描くのに適するグリザイユ画法など、
絵を鑑賞する人も描く人も知りたかった水彩の技術と魅力を伝える新装版。
巻頭作品／はじめに／目次
1画材…主な画材、マスキングインクの種類と使い方の基本、使用している色とパレット
2 空…青空と浮かんだ雲と垂れ込めた雲、オックスゴールを使って雲を描く、夕焼け雲
3 木立…グリザイユ画法で木立を描く、木立のカラーサンプル、葉の重なりとマスキング
4 作品 空と木立を中心に
5 寒暖 木漏れ日 雪…葉陰・木漏れ日の描き方（1）（2）、グリザイユ画法で雪を描く
6 霞…霞のかかった風景を描く、山のラインをスッキリ描く方法
7 清流…（制作記録）水の流れをグリザイユ画法で描く、水を描く
8 作品 自然をめぐる時間そして音
| 作者 | あべとしゆき |
|---|---|
| 価格 | 2200円 + 税 |
| 発売元 | グラフィック社 |
| 発売日 | 2025年03月10日 |
今回は水彩画を描きたい皆さんに、個々の特色を大切にしながらも、基本的なテクニックから真っ向から学べる、4つの素晴らしい本を紹介しました。いかがでしたでしょうか。
それぞれの本は、描画指導の経験を持つ著者たちによって書かれており、初心者であっても安心して読むことができます。緻密な描写とともに、一歩踏み出す勇気を与えてくれるような丁寧な解説が魅力ですよね。
また、これらの本は単に技術的なことだけでなく、その本質、すなわち「自己表現」という壁に立ち向かう勇気も教えてくれます。それは、無限に広がる色彩の世界を追求するだけでなく、自分自身の内面を見つめ直すきっかけにもなります。
水彩画はその表現豊かな色合いと透明感が魅力で、様々な表現が可能です。でも、それだけでなく、誰もが自分の感じる景色や感情を映し出すことができるのが、何よりの魅力だと思います。
これらの本を手に取ってみてください。初めて筆を握る方には、水彩画の基本を教えてくれますし、経験者の方には新たな視点を提供してくれることでしょう。また、読み進める中で「自分だけの色」を見つける一助になれば幸いです。
言葉だけでは伝えきれない感情、風景…それらを自分の手で形にしてみませんか。その一歩を踏み出すための指南役として、ぜひこれらの本を活用していただければと思います。まずは一冊、手に取ってみてくださいね。自分だけの色彩世界が待っていますよ。
それでは皆さん、心地よい画筆の振る舞いと、新たな発見に満ちた素敵な絵画ライフをお楽しみください。
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