図書館が登場する絵本4選
ここでは、図書館が出てくる魅力的な絵本を4冊、紹介します。1つ目は、書籍を通じて異世界に冒険するお話です。図書館が秘密の扉となり、奇想天外な世界が広がります。2つ目は、図書館で静かに読書を楽しむ男性が主人公。その穏やかな日常の中にも微妙な人間ドラマを感じられます。3つ目は、図書館で働く猫の一日を描いた、ユーモラスな作品。図書館の楽しさを伝える、親子で読みたい1冊です。最後は、図書館が舞台のミステリー作品。文字通り、本と一緒に謎解きが進行します。いかがでしょうか。図書館の魅力を再発見できる絵本ばかりですよ。
『図書館を心から愛した男 アンドリュー・カーネギー物語』
アメリカの鉄鋼王として巨万の財産をきずいたアンドリュー・カーネギーは、かつて、スコットランドから移民の子としてアメリカへわたった少年でした。少年時代から一生懸命にはたらき、学校に行けなかったアンドリューの成功には図書館が大きな役割をはたします。はたらく少年たちに個人図書館を開放してくれた人物がいたのです。こうしてアンドリューは、本から多くのことを、どんどん学んでいきました。
作者 | アンドリュー・ラーセン/カティ・マレー |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 六耀社 |
発売日 | 2017年10月 |
『としょかんライオン』
としょかんは、まちのひとたちが、ほんをよんだり、かりたりするところ。としょかんには、だれでもはいれます。ライオンでも?あるひ、まちのとしょかんに、おおきなライオンがやってきました。
作者 | ミシェル・ヌードセン/ケビン・ホークス |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 岩崎書店 |
発売日 | 2007年04月 |
『おばけとしょかん』
ある夜、ボーがまじょのお話を読んでいると、とつぜんあかりが消え、あやしいかげが!…本といっしょに空にとびだし、ついたところは、おばけとしょかん。いったいここは、なんなの。
作者 | デビット・メリング/山口文生 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 評論社 |
発売日 | 2005年09月 |
『バスラの図書館員 イラクで本当にあった話』
イラク最大の港町バスラ。ここの図書館は、本を愛するイラクの人々が集まってくる場所です。2003年、イラクへの侵攻が町に達したとき、一人の女性図書館員のアリアさんは蔵書を守ろうと決意し、3万冊の本を自宅に運びます。アリアさんは今も図書館再建への望みを胸に自宅の戸棚、床、冷蔵庫の中まで本に埋もれながら蔵書を守り続けています。
やまねこ翻訳大賞絵本部門受賞。厚生労働省児童福祉文化財選定図書。
◇全国学校図書館協議会選定図書
作者 | ジャネット・ウィンター/長田 弘 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 晶文社 |
発売日 | 2006年04月 |
それぞれの図々しさで絵本に色を添える、魅力満載のキャラクターたち。そして物語の舞台となる図書館。図書館という場所は、知識が集約され、物語が重なり合う特別な空間と言えるでしょう。そこに足を踏み入れる都度、何か新しい発見がある、というのも図書館ならではの魅力ですね。
温かみのある描写は子どもたちだけでなく、大人にも読みごたえがあります。まるで自分が主人公となったかのように、図書館での新たな発見や冒険を楽しむことができます。それぞれの作品がもつ、図書館や本への敬意と愛情は、読者の心を確実に掴んで離しません。
推介した4つの作品はどれも、読む人の心に残る素晴らしさを備えています。それぞれ異なるアプローチで図書館を描いていますが、どれを読んでも図書館の魅力を再認識できることでしょう。
本を愛するすべての人にとって、図書館は特別な場所であり、まさに冒険の舞台です。その舞台を満喫することができるこの4つの作品を、ぜひ一度手に取ってみてください。
あなたの心を温め、一冊の本や図書館への愛情を再燃させてくれることでしょう。これらの絵本が、読書時間をより一層豊かなものに変えてくれることを心から願っています。そして何より、これらの作品が新たな冒険への一歩となりますように。どんな物語があなたを待っているのか、楽しみにしてくださいね。
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