春に読みたくなる作品10選

新たな季節の息吹を感じながら、心地よい日差しと共に楽しみたいという方へ、厳選した10作品をお届けします。心温まる人間ドラマから、切ない恋愛物語、スリリングなファンタジーまで、春にぴったりの作品ばかりです。移ろう季節の中で成長するキャラクターたちの姿に共感し、時には胸を締め付けられる感情も、新しい季節の訪れと共に赴かせてみてはいかがでしょうか。物語が進むにつれて花開くような感動が、あなたを春の世界へと誘います。どの作品も、独特な世界観と深みあるストーリーが魅力。一冊一冊、ゆっくりと味わっていただければと思います。
『春や春』
| 作者 | 森谷,明子,1961- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2017年05月 |
『春期限定いちごタルト事件 小市民シリーズ (創元推理文庫)』
| 作者 | 米澤 穂信 |
|---|---|
| 価格 | 594円 + 税 |
| 発売元 | 東京創元社 |
| 発売日 | 2013年10月18日 |
『春、戻る (集英社文庫)』
| 作者 | 瀬尾まいこ |
|---|---|
| 価格 | 473円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2017年04月07日 |
『四月になれば彼女は』
胸をえぐられる、切なさが溢れだすーー
『世界から猫が消えたなら』『億男』『百花』の著者が描く、究極の恋愛小説。
大反響のベストセラーがついに文庫化!
音もなく空気が抜けるように、気づけば「恋」が人生から消えている。
そんな時僕らはどうすべきか?夢中でページをめくった。
ーー新海誠(アニメーション監督)
こんな物騒で厄介な小説を手放しで褒めていいのか、
わたしは身を震わせる。
ーーあさのあつこ(作家)
4月、精神科医の藤代のもとに、初めての恋人・ハルから手紙が届いた。
“天空の鏡”ウユニ塩湖からの手紙には、瑞々しい恋の記憶が書かれていた。
だが藤代は1年後に結婚を決めていた。愛しているのかわからない恋人・弥生と。
失った恋に翻弄される12か月がはじまるーー
なぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去ってしまうのか。
川村元気が挑む、恋愛なき時代における異形の恋愛小説。
“あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。
それが、永遠に続くものだと信じていた。”
“私たちは愛することをさぼった。面倒くさがった。”
“わたしは愛したときに、はじめて愛された。
それはまるで、日食のようでした。”
解説「失うことの深さ」あさのあつこ
| 作者 | 川村 元気 |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2019年07月10日 |
『春、バーニーズで 文春文庫』
| 作者 | 吉田 修一 |
|---|---|
| 価格 | 540円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2012年09月20日 |
『春のオルガン』
きのう小学校を卒業した。今日から春休み。でもなんだか私の頭はもやもや。隣の家との争いが原因で、家のなかもぎくしゃく。ひょろひょろ頼りないやつだけど、私の仲間は弟のテツだけだ。私たちはいっしょに家の外を歩きはじめた。小さな沼。広い空の下の川原。ガラクタ置場でのら猫にえさをやる不思議なおばさん。そしてある日、私たちはもう家に帰らないで、捨てられた古いバスのなかで暮らそう、と決めた…。十二歳の気持ちと感覚をあざやかにていねいに描き出した、心に残る物語。小学校中・高学年から。
| 作者 | 湯本香樹実 |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 徳間書店 |
| 発売日 | 1995年02月 |
『君の膵臓をたべたい』
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていてー。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!
| 作者 | 住野よる |
|---|---|
| 価格 | 733円 + 税 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2017年04月27日 |
『花の下にて春死なむ 香菜里屋シリーズ1〈新装版〉』
人生に必要なのは、
とびっきりの料理とビール、
それから、ひとつまみの謎。
三軒茶屋の路地裏にたたずむ、ビアバー「香菜里屋」。
この店には今夜も、大切な思いを胸に秘めた人々が訪れるーー。
優しく、ほろ苦い。
短編の名手が紡ぐ、不朽の名作ミステリー!
第52回日本推理作家協会賞 短編および連作短編集部門受賞作
解説 瀧井朝世
春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。
俳句仲間でフリーライターの飯島七緒は、孤独な老人の秘密を解き明かすべく、
彼の故郷を訪れーー(表題作)。
バー「香菜里屋」のマスター工藤が、客が持ち込む謎を解く連作短編ミステリー。
| 作者 | 北森 鴻 |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2021年02月16日 |
『いつもと同じ春』
一族の宿命を背負い、経営者として熾烈な競争世界を疾駆し続ける“私”は、一方で曖昧な「根無し草」としての自身を問い続ける。内奥に抱えた矛盾と葛藤を静かな筆致で描く自伝的小説。平林たい子文学賞受賞。
| 作者 | 辻井喬 |
|---|---|
| 価格 | 817円 + 税 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2009年10月 |
『きのうの春で、君を待つ (ガガガ文庫)』
| 作者 | 八目迷/くっか |
|---|---|
| 価格 | 858円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2020年04月17日 |
以上、春にぴったりの10作品をご紹介しました。どの作品も新たな季節の訪れを感じさせるような、爽やかさや暖かさを持っています。また、登場人物たちが抱える情緒や葛藤は、ゆっくりと花開く春のように、読者の心にじわじわと響き、心の中に深く根付きます。
多くの作品がそうであるように、これらの作品もまた、単に物語を楽しむためだけではなく、自分自身と向き合い、考えるキッカケを提供してくれます。深い思索を促す価値観の違いや、人間関係の葛藤、また、喜びや悲しみ、成功や失敗など、さまざまなテーマが描かれています。それらを通じて、私たちは自分自身をより深く理解することができ、新たな視点を得ることができます。
季節外れの寒さがまだ残る日もありますし、まだ着込む日もあるかもしれません。でも、こうした作品とともに、自宅でゆっくりと過ごしながら暖かい春の到来を待つのも、悪くないと思います。あなたがどの作品を選ぶかは、あなた自身の気分や、その時々の心情によるでしょう。お気に入りの作品を見つけ、春の訪れとともに新たなページを開き、静かに楽しむ時間が持てることを願っています。
まさに春は新生活の始まり、新たなスタートの季節です。これらの作品が、あなたが新しい一歩を踏み出す助けになれば、それに勝る喜びはありません。さまざまな物語とその中に描かれる人々の生き方、考え方から、新たな視点や知識、感動を得られることでしょう。
この記事で紹介した作品の中から、あなたの新たな一冊が見つかることを心から願っています。それでは、心地良い春の日差しと共に、素敵な読書時間をお過ごしください。
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