忍者の活躍!おすすめの日本史忍者物語歴史小説10選「忍びの国」「火の国の城」など名作をご紹介

忍者が活躍する歴史小説は、ちょっとしたスパイスが効いた歴史の楽しみ方ですよね。その中でも特に読み応えがあるのが、直接の戦闘よりも策謀や知略を巧みに駆使する忍者たちの物語。数ある名作の中でも今回は10作品をピックアップしました。中には、戦国時代の国家の存亡を賭けた闘争を舞台にした作品もあり、一心不乱に生きる忍者たちの生き様が描かれています。また、美しい自然と人々の温かさに包まれた田舎町を舞台にした作品もおすすめです。ドラマチックな展開や個性豊かなキャラクターたちの駆け引きを楽しみながら、忍者という存在が日本史にどのような影響を与えてきたかを感じてみてくださいね。
『忍びの国』

作者 | 和田,竜 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2011年03月 |
『火の国の城 上』

風呂の客のたくましい躰には傷痕がきざまれていた。(この客どの…もとは武士や)湯女の乳房が、客のあたまの上でおもたげにゆれている。後から入ってきた客がうかべたおどろきの表情に、二人とも気づかなかったようだ。伊那忍びの丹波大介は生きていたー。関ヶ原の戦から五年、きなくさい京で、忍びの血が呼びさまされた。
作者 | 池波 正太郎 |
---|---|
価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2002年09月03日 |
『甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(1)』

家康の秘命をうけ、徳川三代将軍の座をかけて争う、甲賀・伊賀の精鋭忍者各10名。官能の極致で男を殺す忍者あり、美肉で男をからめとる吸血くの一あり。400年の禁制を解き放たれた甲賀・伊賀の忍者が死を賭し、秘術の限りを尽し、戦慄の死闘をくり展げる艶(えん)なる地獄相。恐るべし風太郎忍法、空前絶後の面白さ!
私は明らかにハマっていた。風太郎の世界に一網打尽にからめ取られた。--浅田次郎
作者 | 山田 風太郎 |
---|---|
価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1998年12月 |
『梟の城』

作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2002年11月 |
『風神の門 上巻』

作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2005年10月 |
『忍者群像』

「光秀が生きていたぞよ」。山崎の合戦で明智光秀の首を取り、甲賀から離れた小五郎に、かつて命を救った仲間の助七がささやく。驚愕と執念に翻弄される小五郎。だがその背後には幾重もの陰謀があったー。戦国から江戸へ、世情とともに移り変わる忍者たちの葛藤と悲哀を、乾いた筆致で描き出す七つの短編。
作者 | 池波 正太郎 |
---|---|
価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2009年11月10日 |
『天皇家の忍者 (新潮文庫 な 20-15)』

作者 | 南原 幹雄 |
---|---|
価格 | 71円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 |
『魔界転生 上 山田風太郎ベストコレクション』

島原の乱に敗れ、幕府へ復讐を誓う森宗意軒は忍法「魔界転生」を編み出し、名だたる剣豪らを魔人として現世に蘇らせていく。最強の魔人たちに挑むは柳生十兵衛! 手に汗握る死闘の連続。忍法帖の最大傑作。
作者 | 山田 風太郎 |
---|---|
価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2011年07月23日 |
『最後の伊賀者』

作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2007年02月 |
『猿飛佐助 真田十勇士忍術名人』

作者 | |
---|---|
価格 | 660円 + 税 |
発売元 | オフィスエム |
発売日 | 2016年06月 |
それぞれの作品に見られる忍者たちの生き様、戦い、そしてそれぞれが抱える深い信念や矛盾した心情が、読者にさまざまな感情を呼び起こすことでしょう。草薙の剣を振るい、忍びの素早さで敵を倒す忍者の姿は、まさに活き活きとしており、その臨場感は読んでいるこっちまでドキドキさせられますね。
また、忍者たちの陰で繰り広げられる人間模様や、彼らが生活する時代背景にも注目です。戦国時代の激動の中で生きる者たちの生々しさ、時代の流れの中で翻弄される様子が、どの作品でも共通しています。画一的でないそれぞれの忍者の人間性と、巧みに描かれた時代背景が見事に調和し、全く新たな読み応えを提供してくれます。
それぞれの作品には異なる人間ドラマが紡がれていますが、一貫して忍者の哲学や精神性が描かれている点も忘れてはいけません。忍者の繊細な心情描写や独特の哲学を紐解く楽しみは、職業や立場を超えて共感を呼びます。
ということで、現代人にはやや遠い存在に感じられるかもしれない忍者ですが、彼らの生き様や信念、そして人間模様を通じて、私たち自身の生き方や価値観を見つめ直すきっかけになるはずです。読み終えた後にはきっと、忍者たちの姿を忘れることができない魅力的な世界が広がっています。
以上、10冊の忍者小説をご紹介しましたが、一冊でも手に取っていただければ幸いです。それぞれの作品が、あなたにとって新たな世界への扉を開く一冊となることを願っています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。