野球×ミステリー──球場を舞台にした推理小説セレクション

皆さんは、野球とミステリーの組み合わせが好きですか?ここでは、球場を舞台にした推理小説をピックアップしました。試合中の緊迫した雰囲気と夜の球場の静寂が、独特のスリル感を生み出します。物語は、選手やコーチ、観客たちが巻き込まれ、思わぬ事件に対処していく様子を描いています。それぞれの個性的なキャラクターと、鮮やかな推理遣いが魅力。野球の知識がなくても楽しめる作品ばかりなので、ミステリーファンはもちろん、スポーツ好きにもおすすめですよ。これからの季節、自宅で読むもよし、球場で読むもよし。ぜひ一度、手にとってみてくださいね。
『魔球』

9回裏2死満塁、春の選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる“魔球”を投げた!すべてはこの1球に込められていた……捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の純情を描いた青春推理。
作者 | 東野 圭吾 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1991年06月 |
『スクイズ・プレー』

私立探偵マックスが受けた依頼は、元大リーガー、チャップマンからのものだった。キャリアの絶頂時に交通事故で片脚を失い、今は議員候補となった彼に脅迫状が送られてきたのだ。殺意を匂わせる文面から、かつての事故にまで疑いを抱いたマックスは、いつしか底知れぬ人間関係の深淵へ足を踏み入れることになる……。ポール・オースター幻のデビュー作にして正統派ハードボイルド小説の逸品。
作者 | ポール・ベンジャミン/田口 俊樹 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2022年08月29日 |
『ボールパークでの殺人:ネロウルフミステリー(ネロウルフミステリー)』

作者 | Goldsborough, Robert |
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価格 | 19354円 + 税 |
発売元 | Blackstone Publishing |
発売日 |
『台北野球倶楽部の殺人』

時刻表を駆使したアリバイ崩しと台湾現代史に刻まれた悲劇をめぐる人間ドラマが松本清張を彷彿とさせる傑作ミステリー。
第6回金車・島田荘司推理小説賞受賞作。
昭和十三年、日本統治下の台湾・台北市。台北駅からほど近い喫茶店「グランドスラム」では野球愛好家の集まり「球見会」の定例会が開かれていた。
日本でプロ野球が発足してまだ三年目。当時もっとも注目されていたのは東京六大学野球で、この夜も話題の中心は早慶戦ともう一つ、台湾の高雄商業学校のエース兼四番バッター大下弘だった。球見会には六大学のOBが参加していて、彼らは大下を自分たちの出身大学にスカウトすべく鍔迫り合いを演じていた。
そんな折、球見会の会員二人が別々の列車内で不審な死を遂げた。この会の唯一の本島人(台湾人)会員・陳水金は台北の北鉄新店線萬華駅で、慶應OBの藤島慶三郎は高雄駅で台北から乗車した寝台列車の中で発見された。
台北南署の刑事・李山海とその相棒の北澤英隆は高雄署とも協力し事件の謎を追う。果たして二人の死には、「明日の球界を背負う逸材」大下弘のスカウト合戦が関係しているのか、それとも……?
作者 | 唐 嘉邦/玉田 誠 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2022年08月25日 |
『野球蝉 「アングラ・プロ野球」ミステリー』

甲子園、日本シリーズ、ドラフト、選手の個人情報保護…。アンダーグラウンドに隠された真相とは。
作者 | 大村秀正 |
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価格 | 1047円 + 税 |
発売元 | パレード |
発売日 | 2005年09月 |
『アストロ球団(7(ビクトリー戦前代未聞の殺人)』

作者 | 中島徳博 |
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価格 | 314円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2003年08月 |
この度は、普段は異なる世界にいそうな「野球」と「ミステリー」という二つのジャンルが見事に融合した、独特なスリルと興奮を秘めた推理小説たちをご紹介させていただきました。緊張感あふれる野球のワンシーンや、それぞれのチームが抱える秘密、困難に立ち向かう選手たちの心情描写とともに繰り広げられる謎解きの展開は、思わず夜更かししてしまうほどの面白さがありますよ。
思いがけない展開と、それを見事に解き明かしていく推理力に、心からの驚きと感動を覚えることでしょう。ベースボールの恩着せがたい魅力と、ミステリー小説の刺激的なエッセンスが絶妙に混ざり合って、一つの作品として表現される様子は、まさに芸術と言っても過言ではないでしょう。
筆者たちの想像力は豊かで、それぞれのストーリーテラインが、読み手の心を鷲掴みにします。心を込めて生み出されたキャラクターや、深く魅力的なバックストーリーも、圧巻の一言です。読むたびに、その世界観にどっぷりと浸かって想像する喜びも得られるでしょう。
でも、そんな瑞々しい描写の中にも、筆者たちは深い人間理解を示し、物語性だけでなく、キャラクターの心情描写や、チームの絆の重要性など、感じ取れるメッセージが豊かに詰まっています。それによって、ただのエンターテインメント作品で終わらない、読み甲斐のある小説選となりました。
これらの作品が、あなたにとって新たな読書の世界を広げてくれることを願います。野球好きはもちろん、野球をあまり知らない方でも楽しめる、そんな作品ばかりです。是非、一冊ずつ手にとり、その魅力を堪能してみてくださいね。
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