カルトに洗脳されないために読む本10選

我々の心を奪い衆人の目を覚ます、「洗脳」。そんな恐ろしい現象について深く知り、避ける手段を学ぶための本を10冊、ご紹介します。一部は心理学に基づく実践的な知識、一部は小説や漫画を通じた仮想体験。当然ながら、カルト信者になることなく社会との関係性を保つための知識も盛り込んでいます。それぞれの視点から、洗脳とは何か、どう避けるべきかを学べます。洗脳される前に、ぜひこの10冊を手に取ってみてください。あなたの思考と行動に自信とゆとりをもたらすこと間違いなしですよ。
『日本の10大カルト』

次は、どこだ?
なぜ人は眉を顰められながらも、カルトにひかれるのか? 2022年7月8日に起こった安倍晋三元首相の狙撃殺害事件以来、改めて旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をはじめとするカルト宗教に注目が集まっている。そもそもカルトとは「狂信的な崇拝」「少数者による熱狂的支持」のことである。よって、それがカルトなのか単なる新宗教なのかの線引きは難しい。またカルト教団が、そのままオウム真理教のように反社会的行為に及ぶ危険集団であるわけでもない。本書では、日本社会でカルトとして扱われてきた団体を10選し、創設の経緯、特徴、現在の信者数、今後予想される展開などを概説した。
作者 | 島田裕巳 |
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価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2024年04月24日 |
『危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング』

作者 | 雨宮純 |
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価格 | 不明 |
発売元 | ぱる出版 |
発売日 |
『なぜ人はカルトに惹かれるのか : 脱会支援の現場から』

作者 | 瓜生,崇,1974- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 法藏館 |
発売日 | 2020年05月 |
『現代ニッポンの大問題 メディア、カルト、人権、経済』

いま、ここで我々市民が覚醒し、自ら情報を集め、自ら考え、世の中を良くしていく方向に行動を起こさなければ、「ニッポン」はさらに深みにはまり、悲惨な状況になっていく…
テレビメディア、統一教会と政界との癒着、入管法の人権問題、経済政策といったニッポンの大問題に詳しい著者が皆さんに問います。
第1章 テレビメディアが危ない 市民のためのジャーナリズムを求めて(永田 浩三)
第2章 カルトの政界工作 メディアの責任を問う(鈴木 エイト)
第3章 人権の不在 出入国管理の闇(阿部 浩己)
第4章 羅針盤なき経済政策(東郷 賢)
作者 | 阿部浩己、鈴木エイト、東郷賢、永田浩三 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | あけび書房 |
発売日 | 2024年02月09日 |
『カルト脱出記 エホバの証人元信者が語る25年間のすべて』

生涯を通じて信者の友だちしかいなかったー九歳の時に母親が入信。しかも親族全員が信者という、まさに「カルトの子ども」として育った著者。ある日、彼は一家脱会を決意するのだが…教団への不信、洗脳からの脱出、そして、難航する家族の説得。二十五年間にわたり「世界のすべて」であった場所を捨て、ついに「日常」を取り戻した男による、驚愕の手記!単行本の後日談「文庫版あとがき」を収録した決定版。
作者 | 佐藤 典雅 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2017年01月10日 |
『カルト宗教』

◎マインド・コントロールなどの勧誘の手口や活動内容
◎収奪や虐待など人権蹂躙の実態
◎カルト宗教と政治(家)との関係
◎家族や知人を脱会させる方法と脱会後について
◎国や私たちがこれからすべきこと
本書では、みなさんにぜひとも
知っていただきたいことを
あますことなく紹介しました。
カルト宗教やカルト的な団体に関する
深い知識を身につけていただきたいからです。
なぜなら、彼らからあなた自身の身を守るために、
そして家族や知人が被害に遭わないために、
そして、被害に遭ってしまった人たちを救うために、
とても必要なことだからです。
一時的にカルト的な団体は息を潜めました。
しかし、社会の関心もほどなく薄れていきました。
カルトに対する社会的規制を
恒常的に敷き続けるためには、
多くの人々にカルトの実態を
把握していただくことが必要です。
これが被害者をなくすための、
まさに第一歩となるのです。
カルト的な団体を野放しにしては
いけないということを、
みなさんになにがなんでも
知っていただきたいのです。
第1章 そもそもカルト宗教とはいったいなにか
カルト宗教で問題となる「破壊的カルト」
宗教団体に限らないカルト的な存在
カルト現象に見られる楽観主義(Optimism)
ブラック企業や自己啓発セミナー、マルチ商法との共通点
第2章 カルトはなにをやっているのか
伝道や布教にとどまらない多岐にわたる活動形態
信者になにを求め、なにを強要するのか
お布施とカルト宗教における献金の違い
家族破壊に至る典型的なパターン
宗教二世たちが抱える悩みとは
カルトに対応できない児童虐待防止法の現実
なぜ政治家はカルト的宗教団体と関係を持ってしまうのか1
国際的にも問題視されるカルト的宗教団体の政治介入
カルト宗教と政治の関係は、政教分離に反するのか
会合への参加、メッセージの提供など、政治家の行為によって招かれる問題
カルト的宗教団体の収入源は? 税金はどうなっているのか
第3章 マインド・コントロールの手口と実態
第4章 私たちは彼らとどう付き合うのか
作者 | 紀藤正樹 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | アスコム |
発売日 | 2022年12月16日 |
『徹底討論!問われる宗教と"カルト"』

作者 | 島薗,進,1948- 釈,徹宗,1961- 若松,英輔,1968- 櫻井,義秀,1961- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2023年01月 |
『カルト宗教やめました。』

幼いころに母親がエホバの証人に入信したため、2世として25年間エホバの証人の教えを信じてきたたもさん。
ひとり息子の病をきっかけに、エホバの証人を脱会することとなったのですが、もちろん一筋縄ではいかず…。
母との確執、一般の人との距離感、慣れない一般の人たちのルール…実際に信仰を捨てたら、こんなことが起きました!
『カルト宗教信じてました。』待望の第2弾!!
作者 | たもさん/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 彩図社 |
発売日 | 2020年01月28日 |
『カルトの子』

私たちの親が信じたのは、オウム真理教、エホバの証人、統一教会、ヤマギシ会だった……。ごく普通の家庭にカルト宗教が入り込んだとき、子どもはどんな影響を受けるのか。教団のなかで、家庭で、何が起きているのか。カルトの子どもたちによる壮絶な証言の記録。
作者 | 米本和広/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 論創社 |
発売日 | 2021年03月01日 |
『カルトのことば なぜ人は魅了され、狂信してしまうのか』

作者 | アマンダ・モンテル/青木音 |
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価格 | 2587円 + 税 |
発売元 | 白揚社 |
発売日 | 2024年12月02日 |
これらの作品を通じて、皆さんがカルトから身を守る知識を得られ、自己を保つ大切さを実感いただけたら幸いです。また、カルトを描いた各作品では、少なからず社会の闇や人間の弱さだろうとする部分が見え隠れしますが、そこからも多くの警鐘を鳴らされるはずです。
いずれの作品も、作中人物がたくさんの試練に見舞われる中で成長を遂げる姿が描かれています。それらの姿は、私たちが直面するかもしれないシチュエーションや自身の心の動きをより深く理解する機会になりますよね。「カルトに洗脳されそう……」と感じた時、何かを知らなければ、何かを理解しなければと焦る必要はありません。全ての答えを見つけるのではなく、一歩一歩進んでいくこと、自分自身を大切にしていくことこそが大切です。
読書は、無数の物語が織り成す多角的な視点から、世界や自らを見つめる貴重な機会を提供してくれます。「自分が洗脳されていないか?」というセルフチェックも大事ですが、「他人が洗脳されていないか?」という視点からも物事を考察することで、深い洞察力を養うことができるでしょう。
最後に、カルトの危険性が語られる一方で、これらの作品は私たちが抱える不安や恐怖を解消する指南書ではなく、現実を直視し、自分自身を見つめるための一助です。それぞれの作品を読む際には、その思考を通じて、自己の在り方を見つめ直すきっかけにしていただければ、と思います。
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