カルトに洗脳されないために読む本10選

我々の心を奪い衆人の目を覚ます、「洗脳」。そんな恐ろしい現象について深く知り、避ける手段を学ぶための本を10冊、ご紹介します。一部は心理学に基づく実践的な知識、一部は小説や漫画を通じた仮想体験。当然ながら、カルト信者になることなく社会との関係性を保つための知識も盛り込んでいます。それぞれの視点から、洗脳とは何か、どう避けるべきかを学べます。洗脳される前に、ぜひこの10冊を手に取ってみてください。あなたの思考と行動に自信とゆとりをもたらすこと間違いなしですよ。
『日本の10大カルト』
| 作者 | 島田裕巳 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 |
『危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング』
近年なにかと話題になることが多い新興政党やカルト的団体。こういった組織の熱狂はどのようにして生み出されているのか。その手法のルーツを辿ると、有名企業のブランディングやマーケティングに活用されているようなテクニックがある。長年カルト集団やマルチ商法集団を研究してきた著者が、そのマーケティング手法やブランディング手法に警鐘を鳴らしつつ解説する。
| 作者 | 雨宮純 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | ぱる出版 |
| 発売日 | 2024年08月26日 |
『なぜ人はカルトに惹かれるのか 脱会支援の現場から』
「これで、迷わず生きていけると思った」
自らも学生時代に入信脱会を経験し、アレフ(オウム真理教の後継団体)脱会支援に携わる著者は、信者に共通する正しさ依存の心理に注目する。
同時に、決してカルトに限らない問題なのではないかと気づいていく。
人は皆、何らかの正しさを握りしめて生きているのではないだろうか。
カルトに入る人と、入らない人との間に、はたして違いはあるのだろうか。
どうすれば、カルトから脱会できるのだろうか。
入信から脱会までの自身の体験を糧に信者と向き合い、「脱会とは、迷いなが生きる勇気を持つこと」とエールを送る。
[目次より]
はじめに
第一章 私の入信と脱会体験
第二章 なぜ人はカルトに惹かれるのか
第三章 どうしたら脱会できるのか
あとがき
参考文献
カルト問題の相談先
はじめに
第一章 私の入信と脱会体験
一九九三年、東京ーープロローグ
人生の目的ーー教団との邂逅
受験失敗ーー孤独と喪失
シーシュポスの神話ーー人生は無意味なのか
救われないぜーー地下鉄サリン事件への衝撃
過労死ーー激しい活動と大学中退
絶対無条件服従ーー考えることの放棄
講師部員ーー激しい活動と「仲間」への依存
インターネット対策ーー虚構の教団を守る
マインド・コントロールーーなぜ私は信じたのか
パラダイム・シフトーー「思考の前提」を疑うということ
脱会の決意ーー人生をやり直す
再就職と社会復帰ーー回復へのみちのり
親鸞会を除名にーーそして脱会支援へ
コラム1 カルトに定義はあるのか
第二章 なぜ人はカルトに惹かれるのか
カルトに入る時期や入信者の傾向はあるのか
宗教にニセモノと本物の違いはあるのか
なぜ「正しさ」に依存するのか
なぜ「正しさ」は暴走するのか
きれいな心のままでも人は殺せる
「宗教的正義」と「社会的正義」の境界線
なにが教祖を誕生させるのか
なぜ彼らは神秘体験を求めたのか
本当は迷い、もがいている
コラム2 カルトの見分け方はあるのか
第三章 どうしたら脱会できるのか
どうして脱会する必要があるのか
脱会という「正解」を押し付けていないか
カルトのことを偏見の目で見ていないか
思考停止はゆらいでいる姿
カウンセラーや自助グループの役割
家族のコミュニケーションの回復
教団とその教えについて知る
脱会と回復への道筋
カルト体験も人生のかけがえのない一ページ
コラム3 どうやって勧誘されるのか
あとがき
参考文献
カルト問題の相談先
| 作者 | 瓜生 崇 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 法藏館 |
| 発売日 | 2020年05月15日 |
『現代ニッポンの大問題』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | あけび書房 |
| 発売日 | 2024年02月 |
『カルト脱出記 : エホバの証人元信者が語る25年間のすべて』
| 作者 | 佐藤,典雅 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2017年01月 |
『カルト宗教』
| 作者 | 紀藤,正樹,1960- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | アスコム |
| 発売日 | 2022年12月 |
『徹底討論 ! 問われる宗教と“カルト”』
「旧統一教会問題」が露わにしたもの
安倍元首相銃撃事件を機に急浮上した旧統一教会問題。宗教のあり方が問い直された。本来は人を救うはずの宗教と“カルト”との境界はどこにあるのか。政治と宗教の関わり方にどのような“歪み”があったのか。これから私たちは、どのように宗教と向き合うべきなのか。現場の第一線にいる研究者・宗教者6人が集まり、宗教と社会・政治・人間の「これから」を徹底的に討論する。YouTube 版動画が10 万回以上再生されたNHK E テレ「こころの時代 宗教・人生 問われる宗教と“カルト”」に、出演者の書下ろし論考を収載して緊急出版化。
| 作者 | 島薗 進/釈 徹宗/若松 英輔/櫻井 義秀/川島 堅二/小原 克博 |
|---|---|
| 価格 | 913円 + 税 |
| 発売元 | NHK出版 |
| 発売日 | 2023年01月10日 |
『カルト宗教やめました。』
幼いころに母親がエホバの証人に入信したため、2世として25年間エホバの証人の教えを信じてきたたもさん。
ひとり息子の病をきっかけに、エホバの証人を脱会することとなったのですが、もちろん一筋縄ではいかず…。
母との確執、一般の人との距離感、慣れない一般の人たちのルール…実際に信仰を捨てたら、こんなことが起きました!
『カルト宗教信じてました。』待望の第2弾!!
| 作者 | たもさん/著 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 彩図社 |
| 発売日 | 2020年01月28日 |
『カルトの子』
私たちの親が信じたのは、オウム真理教、エホバの証人、統一教会、ヤマギシ会だった……。ごく普通の家庭にカルト宗教が入り込んだとき、子どもはどんな影響を受けるのか。教団のなかで、家庭で、何が起きているのか。カルトの子どもたちによる壮絶な証言の記録。
| 作者 | 米本和広/著 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 論創社 |
| 発売日 | 2021年03月01日 |
『カルトのことば なぜ人は魅了され、狂信してしまうのか』
| 作者 | アマンダ・モンテル/青木音 |
|---|---|
| 価格 | 2587円 + 税 |
| 発売元 | 白揚社 |
| 発売日 | 2024年12月02日 |
これらの作品を通じて、皆さんがカルトから身を守る知識を得られ、自己を保つ大切さを実感いただけたら幸いです。また、カルトを描いた各作品では、少なからず社会の闇や人間の弱さだろうとする部分が見え隠れしますが、そこからも多くの警鐘を鳴らされるはずです。
いずれの作品も、作中人物がたくさんの試練に見舞われる中で成長を遂げる姿が描かれています。それらの姿は、私たちが直面するかもしれないシチュエーションや自身の心の動きをより深く理解する機会になりますよね。「カルトに洗脳されそう……」と感じた時、何かを知らなければ、何かを理解しなければと焦る必要はありません。全ての答えを見つけるのではなく、一歩一歩進んでいくこと、自分自身を大切にしていくことこそが大切です。
読書は、無数の物語が織り成す多角的な視点から、世界や自らを見つめる貴重な機会を提供してくれます。「自分が洗脳されていないか?」というセルフチェックも大事ですが、「他人が洗脳されていないか?」という視点からも物事を考察することで、深い洞察力を養うことができるでしょう。
最後に、カルトの危険性が語られる一方で、これらの作品は私たちが抱える不安や恐怖を解消する指南書ではなく、現実を直視し、自分自身を見つめるための一助です。それぞれの作品を読む際には、その思考を通じて、自己の在り方を見つめ直すきっかけにしていただければ、と思います。
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