心理系学部を目指す高校生にオススメの本4選
まず第一に、絶妙な人間描写で評価されているある国内作家の作品をピックアップ。登場人物の微妙な心理描写が巧妙に織り交ぜられていて、心理学的視点から読むととても面白いですよ。次にオススメなのが、脳科学と心理学をテーマにした海外ミステリー。現代科学の最先端を取り入れた記述が光ります。第三は、描かれるキャラクターの心理が鮮やかに色づけされたある漫画作品。ストーリーテリングと深い心理描写は、あなたを引きこませます。最後に、名作心理小説の名著を一冊。人間の心の闇を深く掘り下げています。これらを参考に、心理学への理解を深めてみてはいかがでしょうか。
『村上春樹、河合隼雄に会いにいく(新潮文庫)』
作者 | 河合 隼雄/村上 春樹 |
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価格 | 485円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2016年12月23日 |
『私とは何かーー「個人」から「分人」へ』
嫌いな自分を肯定するには? 自分らしさはどう生まれるのか? 他者との距離をいかに取るか? 恋愛・職場・家族……人間関係に悩むすべての人へ。小説と格闘する中で生まれた、目からウロコの人間観!
第1章 「本当の自分」はどこにあるか
第2章 分人とは何か
第3章 自分と他者を見つめ直す
第4章 愛すること・死ぬこと
第5章 分断を超えて
作者 | 平野 啓一郎 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2012年09月14日 |
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』
本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょうー。
作者 | 岸見一郎/古賀史健 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2013年12月13日 |
『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え2』
人は幸せになるために生きているのに、なぜ「幸福な人間」は少ないのか?アドラー心理学の新しい古典『嫌われる勇気』の続編である本書のテーマは、ほんとうの「自立」とほんとうの「愛」。そして、どうすれば人は幸せになれるか。あなたの生き方を変える劇薬の哲学問答が、ふたたび幕を開ける!!
作者 | 岸見一郎/古賀史健 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2016年02月26日 |
これらの作品は、心理学に興味がある高校生にとって、非常に参考になると思います。それぞれの作品が異なるユニークな視点から人間の心の動きを描き出しています。心理学は絶えず研究と進化を続けている分野であり、それぞれの作品が表現するように、様々な側面を持っています。この4つの作品を通して理解を深めることで、より興味を持ちやすいのではないでしょうか。
ただし、これらはあくまでフィクションであり、心理学の実際の知識とは異なる部分も存在します。でも心理学を学ぶ上で、フィクションからでも学べることはたくさんあります。人間の心の深層に迫る物語には、心理学の本質を理解するヒントがたくさん散りばめられています。
また、心理学という言葉が持つイメージは"難しい"、"深淵"といったものでしょうが、これらの作品を読んでみると、身近で面白いものであることが伝わると思います。誰もが持っている感情やコミュニケーション、困難な状況に立たされた時の人間の反応など、我々の日常生活の中に溶け込んでいる心理学について、より深く理解するきっかけになるでしょう。
最後に、これらの作品はあくまで入門的な存在です。より深く、科学的に心理学を学びたいと思ったら、テキストブックや理論書を読むことをおすすめします。でも少なくとも、これらの作品を通して心理学への関心が湧いたら、それは素晴らしい一歩と言えるでしょう。
そして何より、それぞれの作品が持つ物語の面白さ、企画された世界観を楽しみつつ、心理学への興味を育てていければ、それが一番だと思います。心理学への道は、これらの作品から歩み始めることで、思いもよらない発見や理解が待っているかもしれません。どんなに厳しい勉強が待っていようと、一歩を踏み出すのはそれほど難しいことではありません。さあ、一緒に学び、発見の道を進んでみませんか。次にどんなストーリーや発見が待っているか、楽しみにしてくださいね。
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