クラシック音楽の歴史の本 おすすめ6選

音楽愛好家、特にクラシックがお好きな方へ、クラシック音楽の歴史を巡るおすすめの本を6作品ご紹介します。バロック時代からロマン派、近現代までを網羅的に描いた本、名曲の誕生秘話を辿る本、音楽家の生涯を通して音楽史を理解する本など多種多様。ソロからオーケストラまで、さまざまなスタイルのクラシック音楽が形成される過程を追えます。歴史的背景とともに音楽自体の魅力を再発見し、より一層音楽鑑賞に深みを持たせるためのガイドブックです。ともに音楽の旅を楽しみましょう。
『クラシック音楽の歴史』

この本は、クラシック音楽の歴史を数時間で読めるものを作ろうという、かなり無謀な試みであるーー(「はじめに」より)。対象はルネサンス時代から、ごく最近の音楽まで、広義のクラシック音楽を扱う。音楽家たちはどのような社会・経済構造のなかで、音楽を生み出したのか。本のページの進行と大きな時間の流れとをほぼ一致させ、人物や事件、あるいは概念・専門用語といった99のトピックごとの一話完結スタイルで綴る。
第1章 古代〜ルネサンス
人類最古の音楽、最古の「クラシック音楽」、楽譜、ルネサンス音楽
第2章 バロック
バロック音楽、オペラ、モンテヴェルディ、リュリ、ヴィヴァルディ、<四季>、ストラディヴァリ、最初のオペラハウス、最初のコンサート、「パッヘルベルのカノン」と「アルビノーニのアダージョ」、テレマン、ヘンデル、バッハ、交響曲、ソナタ、史上最初の交響曲
第3章 古典派
古典派音楽、音楽の都ウィーン、ハイドン、交響曲のタイトルの謎、モーツァルト、モーツァルトの死の謎、未完成の曲、ベートーヴェン、<英雄><運命><田園>、献呈、オーケストラと指揮者、シューベルト、<未完成交響曲>、ロッシーニ
第4章 前期ロマン派
ロマン派、ピアノ、標題音楽と絶対音楽、<四季><革命><悲愴>、パガニーニ、フランス音楽、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、シューマン、クララ・シューマン、ショパン、「練習曲」
第5章 後期ロマン派
後期ロマン派、リスト、交響詩、ロマン派のオペラ、ワーグナー、<ニーベルングの指環>、指揮者の誕生、音楽祭、ビゼー、ヴェルディ、プッチーニ、文学作品の音楽化、国民学派、グリーグ、シベリウス、スメタナ、ドヴォルザーク、ロシア五人組、ムソルグスキー、チャイコフスキー、<悲愴>、ブラームス、ブルックナー、マーラー、曲名、音楽の印象派、ドビュッシー、ラヴェル、サティ
第6章 二十世紀
二十世紀音楽、リイャルト・シュトラウス、シェーンベルク、ラフマニノフ、バルトーク、プロコフィエフ、ストラヴィンスキー、ポピュラー音楽、ガーシュウィン、エルガー、レコード、ソ連の音楽、ショスタコーヴィチ、ブリテン、メシアン、ピアソラ、現代音楽、ケージ、マリア・カラス、グールド、カラヤン、古楽、バーンスタイン、ミュージカル、映画音楽
作者 | 中川 右介 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年09月23日 |
『読んでわかる!きいてわかる!クラシック音楽の歴史 大人の音楽史入門 【CD付】』

簡潔にまとめられた各時代の概説とおもな作曲家の紹介から成り、付録のCDによって、文中で紹介するおもな音楽作品も実際に聴くことができます。世界史・日本史のおもなできごとと対照できる簡略な年表も添え、より多角的に歴史をとらえる助けとしました。
作者 | 長沼 由美/二藤 宏美 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス |
発売日 | 2007年04月13日 |
『西洋音楽史 : 「クラシック」の黄昏』

作者 | 岡田,暁生,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2005年10月 |
『クラシック音楽全史 ビジネスに効く世界の教養』

音楽家の人生と名曲の背景から、歴史がわかる!会話が弾む!
作者 | 松田 亜有子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2018年10月12日 |
『クラシック音楽の歴史 : 88の人と事件と言葉』

作者 | 中川,右介,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 七つ森書館 |
発売日 | 2013年07月 |
『楽譜でわかる クラシック音楽の歴史』

音楽史の教科書が多く存在する中、本書は、主に一般大学の学部生など初学者を対象とする。ある程度の分量を有する譜例を掲載、作曲家が得意とした音楽様式上の特徴を実際の作品から具体的に学ぶことを目的とする。譜例を数多く掲載した音楽史の本は類例がなく、大学の一般教養科目のテキストとして最適。
作者 | 広瀬大介/著 |
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価格 | 2500円 + 税 |
発売元 | 音楽之友社 |
発売日 | 2014年06月25日 |
今回、クラシック音楽の歴史を紐解く素晴らしい6冊を皆さんにご紹介させていただきました。どの本もその見事な描写、膨大な情報、そして愛される音楽達の生み出された背景を丁寧かつ鮮やかに織りなす作品となっています。
これらの本を読むと、ただ音楽を聴くという行為だけでなく、その音楽が生まれ、育まれ、形成されるまでの過程を垣間見ることができます。それを知ることで、音楽に対する理解が深まり、それぞれの音楽が放つ魅力や想いをより強く感じることができ、おそらく今まで以上に音楽を楽しむことができるでしょう。
時代と共に変化し進化してきたクラシック音楽を知ることは、我々が暮らす文化や社会、そして人間性そのものを理解する上でも非常に重要なことだと思います。それらを深く知ることで、音楽を超えた広がりやつながりを見つけることができ、私たちの日常に新たな洞察をもたらせます。
今回ご紹介した6冊は、音楽愛好家はもちろん、音楽に対して特別な知識や経験がない人でも、楽しみながら読むことができる作品ばかりです。一歩踏み込んでクラシック音楐の世界を探求したいという方には、これ以上ないお供となること間違いなしです。
最後になりましたが、音楽とともに生きる我々にとって、その歴史を知ること、そしてそれを深く理解し愛することの価値を改めて認識する機会になればと願っています。皆さんの音楽ライフが、これらの書籍を通じてさらに豊かで楽しくなることを心から祈っています。何卒、お手元にてぜひお楽しみくださいませ。
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