新選組に関する歴史小説10作品

日本の歴史を学ぶと、必ずと言っていいほど出てくるのが新選組。その中でも特に有名な若き日の土方歳三を中心に描かれた歴史小説を紹介します。幕末の動乱時代を生き抜くことを強いられた新選組隊士たちの姿が圧倒的な迫力で描かれており、戦闘シーンは見逃せない。また人物描写も緻密で、彼らが抱える葛藤や人間性、愛憎などにも迫ります。また、各作品ごとに描かれる視点が異なるので、読み進めることでより深く新選組の世界観に浸れます。歴史小説好きなら必見であり、新選組に興味のある方には特におすすめです。
『燃えよ剣』

作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020年04月 |
『総司の夢』

俺はね、夢を見たことがないんです。新選組一番隊組長・沖田総司。江戸の一道場の塾頭だった若者は、時代の急流の中で京に上り、幕末随一の剣士となっていく。仲間と語らい、笑い、涙し、人を斬る。なぜ俺は人斬りなのか。自らに問いながら、沖田は最強の男ーー鬼の正体を探す。著者渾身の、沖田一代記。
俺はね、夢を見たことがないんです。
新選組一番隊組長・沖田総司。江戸の一道場の塾頭だった若者は、時代の急流の中で京に上り、幕末随一の剣士となっていく。仲間と語らい、笑い、涙し、人を斬る。なぜ俺は人斬りなのか。自らに問いながら、沖田は最強の男ーー鬼の正体を探す。著者渾身の、沖田一代記。
作者 | 小松 エメル |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年02月15日 |
『近藤勇白書』

池田屋事件をはじめ、油小路の死闘、鳥羽伏見の戦いなど、「誠」の旗の下に結集した幕末新選組の活躍の跡を克明にたどりながら、局長近藤勇の熱血と豊かな人間味を描く痛快小説。
作者 | 池波 正太郎/蓬田 やすひろ |
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価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2006年04月25日 |
『至誠の残滓』

上野戦争で散ったはずの男
元新選組十番組組長
原田左之助は生きていた。
「今の俺たちに誠はあるのか」
明治の世にひそむ新撰組の残党を描いた、渾身の時代小説!
明治十一年。東京の片隅にある古物屋、“詮偽堂"の主人・松山勝。彼の正体は、幕末、彰義隊とともに上野で戦死したはずの元新撰組十番組組長・原田左之助だった。松山のもとに集まるのは、幕末の動乱をともに潜りぬけた猛者たち。新聞錦絵の記者で高波梓と名乗る男は、諸士調役兼監察を務めた山崎烝。そして過去に三番組の組長でありながら、いまでは新政府の犬と揶揄される警官・藤田五郎。またの名を斎藤一。
斎藤からの情報で、原田と山崎は人買いを生業にしている元長州藩の士族や、窃盗団と対峙する。三人はやがて、新政府を操る、ある人物に行きつく。
【著者略歴】
矢野隆(やの・たかし)
1976年福岡県久留米市生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。著書に『斗棋』『慶長風雲録』『乱』『我が名は秀秋』『凜と咲きて』『鬼神』『山よ奔れ』『朝嵐』など。
作者 | 矢野 隆 |
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価格 | 1925円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2019年08月26日 |
『新撰組顚末記』

作者 | 永倉,新八,1839-1915 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年11月 |
『壬生義士伝 上』

小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、
満身創痍(そうい)の侍がたどり着いたーー。
貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪(みぶろ)と呼ばれた
新選組に入隊した吉村貫一郎であった。
“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、
飢えた者には握り飯を施す、庶民の心と優しさを失わなかった男。
元新選組隊士や教え子が語る、非業の隊士の生涯。
全日本人の心を揺さぶる浅田文学の金字塔。
第十三回柴田錬三郎賞受賞。
作者 | 浅田 次郎 |
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価格 | 869円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2002年09月03日 |
『新選組の料理人』

作者 | 門井,慶喜 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2021年02月 |
『闘鬼 斎藤一』

新選組組長として激動の幕末を生き抜いた、最強の剣客・斎藤一の生涯を描く! 注目の時代小説家による、渾身の長編。
作者 | 吉川 永青 |
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価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2021年04月20日 |
『月華の神剣 : 壬生狼慕情』

作者 | 牧,秀彦,1969- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年05月 |
新選組に関する歴史小説10作品をご紹介しましたが、果たしてどの作品が一番おすすめなのでしょうか。それは、ひとそれぞれの好みや興味によって異なってくると思います。ですが、どの作品にも共通して言えることは、新選組という維新の時代に生きた人たちの、切実で命がけの戦いや愛情が描かれているということです。歴史の教科書では学べない偉大な志士たちの生き様や、彼らが抱えた苦悩や思いを知ることができる、それが新選組の魅力なのかもしれません。
もう一つの魅力は、作品によって描かれ方やスタンスが異なることです。戦闘シーンを描いたアクション重視のものや、恋愛要素を強く取り入れたもの、リアリティに則ったもの、フィクションにもとづいたもの、それぞれに面白さがあります。あなた自身がどのような物語を読みたいのか、どんな視点から新選組を見たいのかで、どの作品を選ぶかが決まると思います。
とは言え、どのような作品を選んでも、新選組に関する歴史小説には興味深いエピソードや人物、時代背景など、学びや感動がたくさん詰まっています。ぜひ、一度手に取ってみて、熱き志士たちの生き様に思いを馳せてください。
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