新選組に関する歴史小説10作品

日本の歴史を学ぶと、必ずと言っていいほど出てくるのが新選組。その中でも特に有名な若き日の土方歳三を中心に描かれた歴史小説を紹介します。幕末の動乱時代を生き抜くことを強いられた新選組隊士たちの姿が圧倒的な迫力で描かれており、戦闘シーンは見逃せない。また人物描写も緻密で、彼らが抱える葛藤や人間性、愛憎などにも迫ります。また、各作品ごとに描かれる視点が異なるので、読み進めることでより深く新選組の世界観に浸れます。歴史小説好きなら必見であり、新選組に興味のある方には特におすすめです。
『燃えよ剣』

司馬遼太郎による国民的ベストセラー、映像化に合わせて待望の新装版刊行。
俺は今日から武士になるーー。
佐幕派と倒幕派が対立する幕末の激動期。
武州多摩のバラガキだった土方歳三は、近藤勇、沖田総司らとともに、
幕府徴募の浪士組にまじって、京へ向かう。
京都守護職御預の名のもと、「新選組」を結成。
副長・土方は厳しい局中法度を定め、類のない苛烈な軍事集団を創り上げ、
池田屋事件などで、世にその名を轟かせていくーー。
しかし、薩長同盟成立で、時流は一気に倒幕へ。
土方は最後まで激しく抵抗、夢と信念を貫き、江戸、会津、箱館へ向かう。
稀代の男の生涯を巧みな物語展開で描いた、傑作長編。
〈名著が一冊で読める、大変お得な決定版!〉
司馬さんによる「あとがき」、原田眞人監督による特別寄稿「そびえ立つ歴史的遺産『燃えよ剣』を映画化して」を収録。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020年04月06日 |
『総司の夢』

俺はね、夢を見たことがないんです。新選組一番隊組長・沖田総司。江戸の一道場の塾頭だった若者は、時代の急流の中で京に上り、幕末随一の剣士となっていく。仲間と語らい、笑い、涙し、人を斬る。なぜ俺は人斬りなのか。自らに問いながら、沖田は最強の男ーー鬼の正体を探す。著者渾身の、沖田一代記。
俺はね、夢を見たことがないんです。
新選組一番隊組長・沖田総司。江戸の一道場の塾頭だった若者は、時代の急流の中で京に上り、幕末随一の剣士となっていく。仲間と語らい、笑い、涙し、人を斬る。なぜ俺は人斬りなのか。自らに問いながら、沖田は最強の男ーー鬼の正体を探す。著者渾身の、沖田一代記。
作者 | 小松 エメル |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年02月15日 |
『近藤勇白書』

池田屋事件をはじめ、油小路の死闘、鳥羽伏見の戦いなど、「誠」の旗の下に結集した幕末新選組の活躍の跡を克明にたどりながら、局長近藤勇の熱血と豊かな人間味を描く痛快小説。
作者 | 池波 正太郎/蓬田 やすひろ |
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価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2006年04月25日 |
『至誠の残滓』

作者 | 矢野,隆,1976- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2019年08月 |
『新撰組顚末記』

作者 | 永倉,新八,1839-1915 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年11月 |
『壬生義士伝 上』

小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、
満身創痍(そうい)の侍がたどり着いたーー。
貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪(みぶろ)と呼ばれた
新選組に入隊した吉村貫一郎であった。
“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、
飢えた者には握り飯を施す、庶民の心と優しさを失わなかった男。
元新選組隊士や教え子が語る、非業の隊士の生涯。
全日本人の心を揺さぶる浅田文学の金字塔。
第十三回柴田錬三郎賞受賞。
作者 | 浅田 次郎 |
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価格 | 869円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2002年09月03日 |
『新選組の料理人』

作者 | 門井,慶喜 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2021年02月 |
『闘鬼斎藤一』

作者 | 吉川,永青 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2021年04月 |
『月華の神剣 壬生狼慕情(1)』

時は幕末。祝井信吾は、神官の家に生まれながらも、修行を疎かにしていた。だがある日、父親が代々伝わる神剣を巡り殺されてしまう。その神剣をしかるべき人物に託せという父の遺言を胸に、京へ向かう。
作者 | 牧 秀彦 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年05月25日 |
新選組に関する歴史小説10作品をご紹介しましたが、果たしてどの作品が一番おすすめなのでしょうか。それは、ひとそれぞれの好みや興味によって異なってくると思います。ですが、どの作品にも共通して言えることは、新選組という維新の時代に生きた人たちの、切実で命がけの戦いや愛情が描かれているということです。歴史の教科書では学べない偉大な志士たちの生き様や、彼らが抱えた苦悩や思いを知ることができる、それが新選組の魅力なのかもしれません。
もう一つの魅力は、作品によって描かれ方やスタンスが異なることです。戦闘シーンを描いたアクション重視のものや、恋愛要素を強く取り入れたもの、リアリティに則ったもの、フィクションにもとづいたもの、それぞれに面白さがあります。あなた自身がどのような物語を読みたいのか、どんな視点から新選組を見たいのかで、どの作品を選ぶかが決まると思います。
とは言え、どのような作品を選んでも、新選組に関する歴史小説には興味深いエピソードや人物、時代背景など、学びや感動がたくさん詰まっています。ぜひ、一度手に取ってみて、熱き志士たちの生き様に思いを馳せてください。
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