後味最悪なミステリー小説10選

愉快な振りをした登場人物たちが、表と裏の顔を使い分けながら渦巻く状況を切り抜けようとします。すべてがうまく収まったかと思えば、意外な結末が待っています。それはまるで闇夜に突如落ちて来る一筋の稲妻のよう。ゾクゾクする緊張感と、救いようのない結末が重なり合い、思わず息を飲ませるでしょう。繊細な心理描写と巧妙なプロットが盛り上げる独特の世界観は、一読しただけで後味の悪さを思い知らされます。我々が普段目を背けがちな社会の闇を、作者がずばりと切り取って見せる勇気には、思わず敬意を表します。潔白な者が結果的に罪を犯す、その悲劇性をうまく描いた作品もあります。興味深くて読まずにはいられない、そんな後味最悪なミステリー小説たちです。
『向日葵の咲かない夏(新潮文庫)』
| 作者 | 道尾秀介 |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2012年07月01日 |
『方舟 (講談社文庫)』
| 作者 | 夕木春央 |
|---|---|
| 価格 | 913円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2024年08月09日 |
『告白』
| 作者 | 湊,かなえ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2010年04月 |
『殺人鬼フジコの衝動』
一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして新たな人生を歩み始めた十一歳の少女。だが彼女の人生はいつしか狂い始めた。「人生は、薔薇色のお菓子のよう」。呟きながら、またひとり彼女は殺す。何がいたいけな少女を伝説の殺人鬼にしてしまったのか?精緻に織り上げられた謎のタペストリ。最後の一行を読んだ時、あなたは著者が仕掛けたたくらみに戦慄し、その哀しみに慟哭する…。
| 作者 | 真梨幸子 |
|---|---|
| 価格 | 814円 + 税 |
| 発売元 | 徳間書店 |
| 発売日 | 2011年05月 |
『ユリゴコロ (双葉文庫)』
| 作者 | 沼田まほかる |
|---|---|
| 価格 | 556円 + 税 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2014年06月18日 |
『ボトルネック』
亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。
| 作者 | 米澤 穂信 |
|---|---|
| 価格 | 693円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2009年10月 |
『愚行録』
格差社会の醜さを描いた、ゆるぎない傑作!
ええ、はい。あの事件のことでしょ?--幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。深夜、家に忍び込んだ何者かによって、一家4人が惨殺された。隣人、友人らが語る数多のエピソードを通して浮かび上がる、「事件」と「被害者」。理想の家族に見えた彼らは、一体なぜ殺されたのか。確かな筆致と構成で描かれた傑作。『慟哭』『プリズム』に続く、貫井徳郎第3の衝撃! 解説=大矢博子
| 作者 | 貫井徳郎 |
|---|---|
| 価格 | 770円 + 税 |
| 発売元 | 東京創元社 |
| 発売日 | 2009年04月 |
『イノセント・デイズ』
田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪により、彼女は死刑を宣告された。凶行の背景に何があったのか。産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人など彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がるマスコミ報道の虚妄、そしてあまりにも哀しい真実。幼なじみの弁護士は再審を求めて奔走するが、彼女は……筆舌に尽くせぬ孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。
| 作者 | 早見 和真 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2017年03月01日 |
『殺める女神の島』
| 作者 | 秋吉,理香子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2024年03月 |
『連続殺人鬼カエル男 (宝島社文庫)』
| 作者 | 中山七里 |
|---|---|
| 価格 | 647円 + 税 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2020年01月10日 |
今日紹介したのは、「後味最悪なミステリー小説10選」です。こんなタイトルを見て怒ったり、引いたりしなかったこと、エンディングまで読んでくれたこと、僕はそんな読者の心意気を嬉しく思います。
なんでだろう、後味が最悪なのに、そんな作品が頭から離れない。解答が明かされたとき、ショックを受けるだろうし、信じられないと思うだろう。また、感じる惨めさや無力感も十分なのに、物語のどこかで魅了されてしまうのです。
僕たちがミステリーに求めるのは「解明」だけでは無いんです。ミステリーというジャンルが与えてくれるのは、感情の揺れ動き、驚きと共に、時には衝撃と、絶望さえも。その酸いも甘いも噛み分けた経験が、新たな視点を生み出し、さらなる作品への興奮を誘うのです。
どこかで、最低な結末になど期待していない。幸せな結末を夢見て、なお、現実を直視することになる。これが後味最悪の名作の醍醐味で、それが他のどんなジャンルの作品にも見られない特別な価値なのです。
あなたがまた手に取るその瞬間、先が読めず、結末に苦しみ、それでも読み進める勇気。こんな後味最悪の作品ばかりを紹介してしまった僕を、きっと許してくれるはずです。だって、あなたもきっと、物語の最後まで、これまでとは違う刺激を期待しているから。
一つひとつ、物語の渦中に入ってみてください。そこには、読者であるあなた自身の新たな一面が見つかるかもしれません。後味最悪なミステリー小説というのは、読む人によって、その価値が分かれるものです。そして、あなたがその価値を見つけた時、それが最高の読書体験へと繋がるのです。
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