フランス映画について学べる本4選

フランス映画への理解をより深めたい方におすすめの本をご紹介します。映画史を辿りながら、フランス映画がどのように発展してきたかを解説した1冊目。2冊目は名監督の作品解説と彼の芸術性に迫ります。3冊目はフランス映画特有の"味わい"に重きを置いた作品ガイド。それぞれの映画がなぜ魅力的なのか、背景にある社会状況や制作者の意図を丁寧に解き明かします。最後の1冊は現代フランス映画の流れをつかむのに最適。これらを通じて、フランス映画の本質的な魅力を十分に味わっていただけるはず。たっぷりの映画愛を感じてくださいね。
『教養としてのフランス映画220選』

作者 | 中条,省平,1954- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2023年02月 |
『フランス映画史の誘惑』

1895年フランスでの映画の誕生から、ルノワール、トリュフォー、フィルム・ノワール、ヌーベル・ヴァーグ、そして近年の大ヒット『アメリ』まで、コンパクトなこの一冊でフランス映画の全てがわかる。
作者 | 中条 省平 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2003年01月17日 |
『映画で見つめる子どもの心 フランス映画を中心として』

映画は1 3 0年前にフランスで誕生しました。
リヨンの写真家であったリュミエール兄弟(ルイ&オーギュスト)が、1 8 9 5年に撮影と映写の機能をあわせもつシネマトグラフという装置を発明し、この装置を使って家族や工場、風景などを撮影して、1 8 9 5年末のパリで一般公開したのです。公開上映された作品の主要な篇のうち『水をかけられた水撒き人』と『赤ん坊の食事』の2篇は子どもを主人公とした作品で、映画の黎明期にすでに子どもにカメラが向けられていることに私たちは興味を引かれました。
世界中で数多くの子ども映画が作られてきました。そこには社会の変容と共に子ども像、子ども観がどのように変わってきたか、また大人との関係がどのように変化してきたか描かれています。これからもどんどん変わっていくことでしょう。世界中のほとんどの地域で少子高齢化を憂える声が聞かれますが、ちょっと立ち止まって世界の子ども映画史を概観し、子どもの心を見つめてみることで、大人にとっても社会の新しい展望が開けるかもしれないと考えています。
本書ではフランス映画を中心に、フランス以外の国の作品も取り上げつつご紹介していきます。映画元年の1 8 9 5年に制作された、フランスのリュミエール兄弟の作品から、2 0 2 3年制作のスペイン映画『ミツバチと私』まで、「子どもが出てくる映画」をフランスから
30点、イラン、アメリカ、スペインなどその他の国から25点選びました。選りすぐりの作品ばかりです。残念ながら配給会社の権利が切れて配信されていない作品もありますが、ほとんどの映画はサブスクリプションやレンタルで見られますので、興味のある方はぜひご覧ください。
ミニシアターが次々に姿を消していく現状の中で、優れた映画を1人でも多くの方たちに知っていただき、観ていただきたいという私たちの願いを込めて本書を書きました。気軽に手に取っていただければ幸いです。
独自の〈世界子ども映画史年表〉も作成し、巻末に示しました。
Part1 大人はみんな子どもだった
フランス編/その他の国編(Part1〜5まで同構成)
世界映画史のはじまり、世界子ども映画史のはじまり!
Part2 子どもにとって家族とは
Part3 子どもから大人へ
Part4 戦争を生きる子どもたち
〈コラム〉『赤い風船』をめぐって
Part5 学校って
Part6 現代社会を生きる子どもたち
1 子どもの置き去り
2 取り違え
3 子どもと性
4 両親の離婚
5 移民問題と子どもたち
世界子ども映画史年表
作者 | 饗庭千代子/高岡厚子 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | クリエイツかもがわ |
発売日 | 2025年08月01日 |
『映画に学ぶフランス語』

名作映画のセリフから外国語を学ぶ『映画に学ぶ』シリーズ,待望のフランス語版!
初級者から上級者まで,フランス語で映画を楽しみたい人に役立つ!
初期のトーキー映画にはじまり、フランス映画の“良き伝統”と呼ばれる作品群、その監督たちと世代交代するように登場し映画界に革命をもたらした「ヌーヴェル・ヴァーグ」。
そして現代へ。
作品を編年的に並べ、そこで使われているセリフを解説。
リアルなフランス語が学べます。
また、作品ごとに製作背景や俳優のエピソードなどを紹介。
映画に描かれた多様な世界を読み解くことで、フランス映画の本質に迫っていく。
映画発祥の地であり、映画史的に重要なフランス。
映画を楽しみながら、リアルなフランス語を身につけよう!
「巴里祭」「外人部隊」「アタラント号」「大いなる幻影」「望郷」「美女と野獣」「現金に手をだすな」「死刑台のエレベーター」「大人は判ってくれない」「勝手にしやがれ」「アデュー・フィリピーヌ」「マルチニックの少年」「女はみんな生きている」「8人の女たち」「ある子供」......
作者 | 川口裕司 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 教育評論社 |
発売日 | 2024年05月27日 |
これらの4冊の書籍を読むことで、フランス映画の奥深さとその魅力、そしてフランス映画が持つ独自の視点や表現力を学ぶことができるでしょう。また、歴史的な背景から現代映画まで、幅広くフランス映画について理解することができます。
このような書籍を通して読み進めることで、あなた自身が新たな視野を持つことができます。フランス映画の特徴やその歴史、さらにはフランス映画の名監督たちのスタイルや技術など、これまで知らなかった新たな知識を得ることができるでしょう。これは自分自身の映画観賞のスキルを磨くだけでなく、自分の感性も広げ、深化させる機会となります。
また、これらの本は、フランス映画だけでなく、映画全般についての理解を深めるのにも役立つでしょう。映画の製作現場の舞台裏から、その歴史、そして映画批評まで、映画について真剣に学びたい人にとって、とても有益な読み物となるはずです。新たな見方や考え方を知ることで、これまで見過ごしていた映画の面白さを再発見するかもしれませんよ。
これらの本を通して、フランス映画の多様性と豊かさを感じ取り、あなた自身の視野を広げていただければ幸いです。この機会にぜひ、フランス映画という新たな世界に触れてみてください。そして、自分だけのお気に入りのフランス映画を見つけてみてくださいね。
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