現代版お伽話!おとぎ話ミステリーおすすめ小説10選「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」など話題作をご紹介
何も知らされずに森へと赴いた赤ずきんが旅の途中で遭遇したのは、予想もしなかった現実世界の犯罪現場。純粋さと冷酷さが入り交じる不思議な世界に、読んでいる方も思わず引き込まれますよ。
また、どこかで聞いたことのある魔法使いが、完全犯罪の夢を見るという一見妖艶な設定も、緻密なプロットと鮮やかな描写で見事に現代のミステリーへと昇華させています。
ちょっと得体のしれないキャラクターたちが思いがけない冒険を繰り広げる様子に、きっと笑いと驚きが止まらないはずです。
現代版お伽話として、文字通りお伽話に魅了される大人たちが増えてきています。伝説や神話にルーツを持つ同シリーズは、きっとあなたの心をくすぐることでしょう。ぜひ、このワクワク感をご堪能あれ!
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』
作者 | 青柳,碧人 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2022年08月 |
『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』
作者 | 東川,篤哉,1968- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2012年09月 |
『絵本作家・百灯瀬七姫のおとぎ事件ノート』
クラス委員である園川智三は、5月に入っても不登校を続ける級友・百灯瀬七姫の家を訪れる。彼を迎えたのは、どこか浮き世離れした雰囲気の小柄な少女だった。彼女が「何者」なのか言い当てられれば、学校に出てきてくれると言うのだが…。絵本作家で童話マニアの不思議少女と、彼女に振り回されるおせっかいな少年が織りなす、メルヘンとメンヘルがいっぱい詰まった青春ミステリー!
作者 | 喜多南 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2015年09月 |
『むかしむかしあるところに、死体がありました。』
作者 | 青柳,碧人 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2021年09月 |
『スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ』
“魔法”と“探偵”が出逢うとき、完全犯罪の幕が上がる。「なんでも教えてくれる不思議な鏡」を使ってちいさな探偵事務所を営む女子中学生・襟音ママエ。自分の頭ではまったく推理をせず鏡の力に頼りっきりのママエだったが、とある事件がきっかけで、ずる賢い天才探偵・三途川理に命を狙われることになってしまいー!?奇想の新鋭が放つ、知恵と勇気の探偵小説。
作者 | 森川智喜 |
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価格 | 1738円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年02月 |
『ラプラスの魔女 = Laplace's Witch』
作者 | 東野,圭吾,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年05月 |
『死神の精度』
作者 | 伊坂,幸太郎,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2008年02月 |
『魔女たちの長い眠り』
作者 | 赤川,次郎,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 1987年03月 |
『八月は冷たい城』
夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦(てるひこ)。毎年子どもたちが城に行かされる理由を知ってはいたが、「大人は真実を隠しているのではないか」という疑惑を拭えずにいた。ともに城を訪れたのは、二年ぶりに再会した幼馴染みの卓也(たくや)、大柄でおっとりと話す耕介(こうすけ)、唯一、かつて城を訪れたことがある勝ち気な幸正(ゆきまさ)だ。到着した彼らを迎えたのは、カウンターに並んだ、首から折られた四つのひまわりの花だった。少年たちの人数と同じ数ーー不穏な空気が漂うなか、三回鐘が鳴るのを聞きお地蔵様のもとへ向かった光彦は、茂みの奥に鎌を持って立つ誰かの影を目撃する。閉ざされた城で、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き……? 彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。短くせつない「夏」が終わる。
作者 | 恩田 陸/酒井 駒子 |
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価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年12月20日 |
『虹色の童話』
民生委員の千加子は、「レインボーハイツ」をたびたび訪れる。その名が虚しく響く、くすんだ灰色のマンション。そこに住む、なかば育児放棄された5歳児・瑠衣を世話するためだ。他の住人たちも生活に倦み疲れ、暗い陰をまとっていたが、やがて必然のように不幸が打ち続く。その裏にちらつく小さな影は一体……日常にじわりと滲み出す闇を生々しく描く、長編ホラーミステリー。解説:千街晶之
作者 | 宇佐美まこと |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年08月25日 |
では、以上で今回のおとぎ話を基にしたミステリー作品の紹介を終えさせていただきます。読んでいただいた方々が今回ご紹介した10作品の中から、少なくとも1冊でも気になる作品を見つけていただければ幸いです。
私たちが子どもの頃、眠る前の読み聞かせや、寒い冬の夜に暖かい毛布に包まれて読んだおとぎ話は、それぞれの物語の中に潜むメッセージや教訓を伝え、私たちの想像力を育ててくれました。そのおとぎ話が、大人になった今、新たな形で現代の作家たちの手によって生まれ変わり、私たちを惹きつける謎解きの世界へと誘ってくれるのです。
それぞれの現代版おとぎ話には、従来のおとぎ話にはない要素や新鮮な魅力が加えられ、新たな物語が紡がれています。クラシックなストーリーの中に浮かび上がるミステリー要素は、読者を刺激し、ストーリーの核心に迫る楽しさを与えてくれます。
あのおなじみのキャラクターたちが、未知の事件に巻き込まれ、真実を解き明かす過程を通して、読者は彼らの新たな一面を見ることができるのです。それうえで、物語が進行するにつれて明らかになる謎、そしてそれを解き明かす過程は、読者自身が物語の一部となったかのような感覚を味わわせてくれます。
長く愛され続けてきたおとぎ話に現代の要素とミステリーのスパイスを加えたこの10作品をぜひ、お楽しみください。それぞれの物語が、あなたにとって新しい発見や感動を与えてくれるでしょう。それでは、素敵な読書ライフをお過ごしください。私たちとともに、新たな物語の世界を旅する楽しみに乞うご期待です!
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