統合失調症がわかる本 おすすめ8選 改善方法は?
統合失調症のリアルな世界を描いた作品を8冊、ピックアップしました。体験者の視点から描かれるゆえの説得力、症状の理解、治療の描写に至るまで、その詳細さは圧巻です。また、医師や専門家による解説もある作品など、信頼できる情報の提供もあります。改善方法も描かれている作品もあり、読み進めることで具体的なイメージが湧き、理解を深められます。作品を通して、統合失調症に対する理解と対応方法を学べると共に、人間とは何か、社会とは何か、考えるきっかけを提供してくれますよ。
『読めば気持ちがす~っと軽くなる本人・家族に優しい統合失調症のお話』
作者 | 功刀,浩,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 翔泳社 |
発売日 | 2018年01月 |
『患者のための最新医学 統合失調症 正しい理解とケア 改訂版』
最新ガイドライン対応の改訂版。
慢性期の患者さんの問題点と支援のあり方などについて新たに頁を設け、
統合失調症に関する疑問や悩みに答えるQ&Aも掲載しました。
はじめに
第1章 統合失調症の症状について知る
第2章 統合失調症とはどのような病気か?
第3章 治療をはじめる前に知っておきたいこと
第4章 統合失調症の治療1 薬物療法
第5章 統合失調症の治療2 リハビリテーション
第6章 入院による治療
第7章 再発予防と自宅療養のポイント
第8章 患者さんを支える社会制度と福祉サービス
◆統合失調症をさらによく知るためのQ&A
索引
作者 | 白石 弘巳 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 高橋書店 |
発売日 | 2022年01月24日 |
『新版 統合失調症 病気の理解と治療法』
【どうして起こる? この先どうなる? 】
統合失調症について、きちんと理解されていないことは、まだまだたくさんあります。
なかには、患者さん本人や家族が誤解していることもあります。
統合失調症で起こる特徴的な症状には、対応に悩む人もいるでしょう。
本人にどう接すればよいか、いつになったら状況が変わるのか、
はたして回復するのかと、家族や周囲の人は悲観的になりがちです。
けれども幻覚、妄想などの症状が現れる時期は急性期のときだけ。
やがて精神的に落ち込み、身体的な活動性もグッと少なくなります。
そして病気の状態は少しずつ変わっていきます。
ほとんどのケースでは、ゆっくりと、波をうちながら確実に改善に向かっていきます。
また、近年、統合失調症に関する治療法が、だいぶ変わってきました。
なにより大きな変化は、患者さんを入院させるのではなく、
地域の中で暮らしていけるようにすることです。
そのための支援や福祉サービスが整理され、
社会とのつながりを保ったまま治療を進められるようになりました。
薬物療法や精神療法が進歩し、訪問診療も受けられるようになっています。
本書は、統合失調症の理解に役立つように図解でわかりやすく、
患者さんの回復を支える一助となる一冊です。
*本書は2005年発行の『統合失調症 正しい理解と治療法』に最新の情報を加えた新版です。
【本書の内容構成】
第1章 こんなときどうする? 症状とその対処法
第2章 どうして起こる? 病気のしくみを理解する
第3章 どうやって治療する? 薬の使い方を知る
第4章 これからどうする? 社会復帰に向けて
第5章 この先どうなる? 地域で暮らすために
作者 | 伊藤 順一郎 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年03月30日 |
『統合失調症 その新たなる真実』
百人に一人がかかる身近な疾患であるにもかかわらず、多くの人にとって縁遠く不可解な統合失調症ーーそのメカニズムが現在かなりのところまで解明され、治療法は大きく様変わりしつつある。時間はかかるが統合失調症は克服できる病になろうとしているのだ。▼本書ではこの疾患の背景やメカニズム、治療技術や回復過程について、最先端の知識をわかりやすく伝える。そして、この病を理解して克服するためには、正しい知識とともに人間として共感する姿勢が大切だと説く。▼○はじめに 克服できる病気に、○第一章 統合失調症とは、どんな病気か、○第二章 闇に閉ざされた歴史から希望の光へ、○第三章 統合失調症の症状と診断、○第四章 統合失調症と認知機能障害、○第五章 統合失調症の神経メカニズムと原因、○第六章 統合失調症と社会、○第七章 統合失調症の治療と回復、○おわりに 統合失調症と上手につき合う
作者 | 岡田尊司 |
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価格 | 1034円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2010年10月19日 |
『手記 私はいかにして統合失調症から回復したのか 統合失調症の人とその周辺の人々へ』
28歳で統合失調症を発症した著者自身による手記。
回復までのプロセスをつぶさに観察、分析。
また専門書などを通した研究によって、《7つのステップ+1》のステップにまとめた。
統合失調症は、取り返しのつかない病気ではない。
統合失調症を持っている人も、他の病や困難を抱えた人と同じように、
問題に真っ当に直面している正常な大人である。
統合失調症への間違った認識、イメージを正したいと著者は願う。
そして統合失調症に苦しむすべての人々に
「諦めなければ必ず治る病気なのだ」と実体験から語りかける。
不安定なメンタルを何とかしたいと思っている人に向けて、
著者が自らの病気について不安定な学ぶ中で見つけた
「ちょっとブルーになったときに効くTips」も掲載。
序章 統合失調症からの回復のステップ
第1章 病気に気がつかない・・・ステップ1
第2章 病気に気がつく・知らされる・・・ステップ2
第3章 病気に絶望・拒否する・・・ステップ3
第4章 病気に観念する・・・ステップ4
第5章 病気を受容する・・・ステップ5
第6章 病気と折り合いをつけることを知る・・・ステップ6
第7章 できることをすればよいことを知る・・・ステップ7
第8章 希望を持って生きることにする・・・+1(プラスワン)
作者 | 児玉朋己 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | みらいパブリッシング |
発売日 | 2022年10月19日 |
『ウルトラ図解統合失調症 : 理解を深めて病気とともに歩む』
作者 | 糸川,昌成,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 法研 |
発売日 | 2017年12月 |
『「統合失調症」からの回復を早める本 早期治療・早期回復のための最新情報』
統合失調症の多彩な症状をわかりやすく解説。回復を早める早期介入について説明。入院・自宅療養等の治療過程、家族の関わり方を詳説。社会復帰をサポートする社会福祉・支援制度について解説。統合失調症の今後の医療・治療について言及。
作者 | 糸川昌成 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 法研 |
発売日 | 2013年02月18日 |
『発達障害かと思ったら統合失調症の一部でした』
作者 | 遠藤一同 |
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価格 | 1089円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2023年09月20日 |
それぞれの作品を通じて、統合失調症の様々な側面やそれに対する理解、そして改善方法について学ぶことができたことと思います。統合失調症というのは、一言で言ってしまえば“精神疾患”の一つですが、実際にはその症状や原因、影響は非常に多岐に渡ります。これらの本を読むことで、その多様性を感じ取ることができ、統合失調症の理解に役立つことでしょう。
また、統合失調症を理解することの最大の意義は、差別や偏見を無くすことにあります。決して他人事ではなく、私たちの身近に起こり得る現象です。生まれ持った体質や環境の影響、ストレスなどが絡み合って発症し、その後の社会生活に大きな影響を及ぼすこの疾患への理解が、より良い社会を作る第一歩となります。
そして最後に、統合失調症は治すための方法があるということを忘れないでいただきたいです。ただし、それは一朝一夕にできるものではなく、時間を必要とするプロセスです。治療や支援を通じて、自分らしい生活を送ることが可能であることを強く認識していただきたいです。
今回紹介した作品は、統合失調症について深く学び、理解する手助けとなることを願っています。無理がない範囲で自分のペースで一冊ずつ手に取っていただければ幸いです。そしてこれらの作品が、心からの理解と支援、そして社会全体の差別意識の克服へと繋がっていくことを期待しています。
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