宗教の歴史がわかる本 おすすめ6選

宗教というと敷居が高く感じるかもしれませんが、今回おすすめする6冊は手に取りやすい一冊です。正統派から新興宗教まで多種多様な宗教の歴史を時間軸で整理した本、個々の宗教の起源や教義を深掘りした本。宗教と文化、歴史との関わりを解説した本もあります。また、イラストやマンガが豊富に使われているものもあり、楽しみながら読み進められますよ。そして何より、これらの本は読み手の信仰を問うものではなく、社会や文化の一環として宗教を知るための一助になってくれます。
『一冊でわかるイラストでわかる図解宗教史』

作者 | 塩尻,和子,1944- 津城,寛文,1956- 吉水,千鶴子,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 成美堂出版 |
発売日 | 2022年08月 |
『イラストでサクッと理解 流れが見えてくる宗教史図鑑』

世界史上の大きな出来事の背景には、常に宗教がありました。本書では、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教など世界に大きな影響を与えた宗教を中心に、その誕生から現代へとつながる歴史的な流れを、イラストを豊富に用いながら解説。世界史、そして現代社会への理解が深まる1冊です。
第1章 古代文明の宗教
第2章 仏教
第3章 ユダヤ教
第4章 キリスト教
第5章 イスラーム協
第6章 インドの宗教
第7章 国や地域の宗教史
第8章 日本の宗教の歴史
作者 | 中村 圭志/かみゆ歴史編集部 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | ナツメ社 |
発売日 | 2022年07月20日 |
『エッセンシャル版 図解世界5大宗教全史』

イラストと写真で世界の宗教まるわかり!成り立ち、教え、相互の関係がひと目でわかる。
作者 | 中村 圭志 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2016年12月 |
『ホモ・サピエンスの宗教史 : 宗教は人類になにをもたらしたのか』

目 次序 章 宗教は謎だらけだ第1章 宗教の起源――宗教はいつはじまったか第2章 アニミズムの世界――狩猟採集民の宗教第3章 儀礼の体系の成立――農耕民と牧畜民の宗教第4章 多神教の確立――国家と文明の宗教第5章 世界宗教の誕生――「枢軸の時代」第6章 宗教改革の光と影――宗教は現代世界の成立にどう関係したか 結 論 あとがき 注 図版出典 文献表
作者 | 竹沢尚一郎/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2023年10月10日 |
『若い読者のための宗教史』

作者 | Holloway,Richard,1933- 上杉,隼人,1965- 片桐,恵里 |
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価格 | 不明 |
発売元 | すばる舎 |
発売日 | 2019年04月 |
『人類の宗教の歴史 9大潮流の誕生・本質・将来』

世界三大宗教から、ヒンドゥー教、ゾロアスター教、ユダヤ教、さらには中国思想、ギリシャ哲学、現代のアニミズムまで、人間社会の信仰と儀礼の歴史を、ときに通説を覆しつつ壮大なスケールで描く、画期的な世界宗教史の誕生。
序
第1部 人類の宗教的起源
第一章 原始宗教
最初の死の儀礼/洞窟芸術/目に見えない世界/原始宗教のモデルは一つ/ヌーメン的なるものと聖性
第二章 神が女性であった時代
女神と雄牛/生け贄/暴力と聖性/祖先祭祀/祈りと過ち
第三章 都市の神々
都市国家/地上でも天上でも同様に/神殿/神に仕える者たち/占い師とお払い師/神々の科学/
第四章 世界の神々
インド・ヨーロッパ諸民族/インダス文明/アーリア系ペルシャ/ギリシャのパンテオン/皇帝出現以前の中国/マヤ族/
第五章 人類の枢軸期
世界文明の転機/個人の救済/普遍主義/神性の経験/師と弟子
第2部 救いへの主要なアプローチ
第六章 中国の叡智
老子と道教/道/不死の探求/「将軍」の位階/孔子と儒教/調和の哲学/儀礼と徳/「三教」と民間宗教/
第七章 ヒンドゥー教
開祖のない宗教/『ウパニシャッド』の基本教義/ダルマとカーストの法/神々/バクティーー親愛の道/イニシエーションと神秘主義/不二一元論/
第八章 仏教
ブッダ/四聖諦/カルマ、サムサーラ、ニルヴァーナ/サンガ/小乗と大乗/チベット仏教/仏教の神々/西洋の仏教/
第九章 ギリシャの叡智
哲学の誕生/ソクラテス派/エピクロス派とストア派/新プラトン派/神秘主義者/
第十章 ゾロアスター教
ゾロアスター、唯一神の預言者/アフラ・マズダー/善と悪/個人の救済/徳と実践/
第十一章 ユダヤ教
契約の民/預言者たち/エルサレムの神殿/ラビ・ユダヤ教/ユダヤ教の諸派/反ユダヤ主義、反セム主義、反シオニズム/
第十二章 キリスト教
イエス・キリスト/キリストの哲学/教会の誕生/両帝国の教会/僧院生活/神の名における暴力/プロテスタント改革/啓蒙主義/宣教会/今日のキリスト教
第十三章 イスラム教
預言者ムハンマド/『クルアーン』/大分裂/黄金期/スンニー派の諸派/シーア派/イスラム主義に直面するイスラム教徒/スーフィズム/
第十四章 生き続けるアニミズム
二十一世紀に生き残る伝統的アニミズム/
結論
宗教は進化するか?/枢軸期/人間の自然からの漸進的離脱/身体への回帰とネオ・シャーマニズム/「神」のイメージの変貌//一致から対立へ
謝辞
参考文献
訳者あとがき
索引
作者 | フレデリック・ルノワール/今枝 由郎 |
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価格 | 3520円 + 税 |
発売元 | トランスビュー |
発売日 | 2012年01月01日 |
以上、「宗教の歴史がわかる本 おすすめ6選」をお伝えしました。様々な宗教の歴史をひも解きながら、それぞれの宗教がどのように形成され、人々の思想や社会の中でどのように機能してきたのかを考えながら読むことができる本ばかりです。
また、一つの宗教だけでなく、複数の宗教がどのように関連し合ってきたのか、世界の流れの中で切っても切れない人と宗教の関係を感じ取ることもできることでしょう。こうした本を読むことで、人類の歴史をより深く理解することが可能となります。
さらには、いずれの作品も読みやすさにこだわって選びました。分厚い専門書を読むことなく縦横無尽に宗教の歴史を学ぶことができるでしょう。この機会に一冊でも手に取ってみてはいかがでしょうか。
宗教というテーマは、根源的な人間の価値観や世界観につながっています。それは国や文化を超えて深く根ざしたものであり、現代の社会においてもその影響を色濃く残しています。未読の方も、これまで興味が無かった方も、この6冊を通して改めて宗教の歴史に触れ、その奥深さと広がりに驚かされること間違いなしです。
この記事が皆様の新たな一冊へのきっかけになれば幸いです。ぜひ、ご自身のペースで深く読み進めてみてください。紙ページの向こうには未知の世界が広がっていますよ。
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