メソポタミア文明がわかる本 おすすめ5選
古代文明に思いを馳せたいなら、まずはメソポタミア文明を学びましょう。俗に「文明の発祥地」と称されるこの地域の趣きを描いた作品が5つあります。神々、王城、川辺の町々、柔らかな泥板に刻まれる文字たち。戦争と平和、支配と抵抗、神々と人々との間柄・・・始まりの地で繰り広げられたドラマを五感で感じとれる一冊があります。また、技術革新と社会変動の様子に迫った詳細な解説も覗いてみてください。もう一つは、最古の法典ハンムラビ法典について深堀することで、現代の法制度との連続を考えさせてくれます。最後に、この地に生きた女性たちのとらえられざる生活描写に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。世界最古の文明への扉、それがメソポタミアです。
『メソポタミア文明入門 (岩波ジュニア新書)』
作者 | 中田 一郎 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2019年05月16日 |
『図説メソポタミア文明』
紀元前3500年頃、ティグリス、ユーフラテス川流域に発祥した文明。文字(楔形)をもち、大麦を栽培し、神の命のもとで王が戦うーメソポタミア都市国家・帝国像を読み解く。
作者 | 前川和也 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2011年12月 |
『古代メソポタミア全史 シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで』
人類初の文明は今から5000年前のメソポタミアに生まれた。灌漑農業、都市、文字など、現代の私たちにも必須な文明の要素は、すべてこのときにシュメル人が発明したものである。その後、「目には目を」で名高いハンムラビ王のバビロン第一王朝、初の世界帝国となった新アッシリアなど、数々の王朝が興亡を繰り広げる。本書は文明の起源からイスラームの登場まで、古代メソポタミア文明4000年の歴史を描く。
作者 | 小林 登志子 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2020年10月21日 |
『ビジュアル図解 メソポタミア文明事典』
作者 | エンリコ・アスカローネ/渡井 葉子 |
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価格 | 16500円 + 税 |
発売元 | 柊風舎 |
発売日 | 2021年01月08日 |
『四大文明メソポタミア NHKスペシャル』
作者 | 松本健(考古学)/日本放送協会 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2000年07月 |
さて、ここまで紹介した5冊の本はどれもがメソポタミア文明について語り尽くしています。しかし、この時代を学ぶ上で重要なのは、ただ情報を頭に詰め込むだけではなく、そこに息づく人々の生活や文化、そして思想を理解し、それが現代にどのように繋がっているのかを考えることです。
古代メソポタミアは、文字を発明し、法律を制定し、科学や数学を発展させた世界で最も古い文明の一つです。彼らが築き上げた文化や知識は、今日私たちが生活する社会の基礎ともなっています。ですから、この地域について学ぶことは、我々自身の根源を探求することとも言えるでしょう。
これらの本は、そのような視点を持って読むことで、この地域や時代が抱えていた課題や営みへの理解が深まるはずです。そして、それは決して過去だけの話ではなく、現代社会にも通じる知恵で溢れています。何冊かは少し難易度が高いかもしれませんが、読むことで得られる充実感や発見は計り知れません。
歴史や文化に興味がある方はもちろんのこと、何か新しい視点や知識を得たい方にも、ぜひ手に取ってみていただきたいです。特にこの時期については、学校の教科書ではあまり扱われないことも多いので、新たな発見があるかもしれません。
一冊一冊が、あなたの頭の中に新たな世界を広げ、視野を広げる手助けをしてくれるでしょう。メソポタミア文明について学ぶことで、現代社会のルーツを探求し、より深い理解と視野を得ることができます。
今回紹介した5冊は、皆さんの知識の旅の第一歩になれば幸いです。さあ、古代の世界へ一緒に旅立ちましょう!きっと、新たな発見と感動が待っていますよ。
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