タイトルに虹が入った本10選

虹が作品名に冠された作品は、彩りある物語を予感させ、期待感を煽ってくれますよね。華やかな恋愛物語から、心に残る人間ドラマ、幻想的なファンタジーまで、バラエティ豊かな作品を選びました。虹は空から地上をつなぐ架け橋、幸せへの道しるべともされますので、明るく希望に満ちた作品から、泣けてしまうような深淵まで色添えしてくれるでしょう。また、著者の個々の"虹"への解釈というのも読む楽しみの一つです。虹が架かる瞬間の喜び、虹色に染まる世界の美しさ、それらを存分に享受してみてください。虹に込められたメッセージの数々が、きっと読者さまの心を彩ります。
『虹の橋からきた犬』

作者 | 新堂,冬樹,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年04月 |
『虹の谷の五月(上)』

トシオ・マナハン、13歳。フィリピン、セブ島のガルソボンガ地区に祖父と住み、闘鶏用の軍鶏を育てる日々だった。奥地の「虹の谷」には元新人民軍のゲリラ、ホセ・マンガハスがひとり住みついて闘い続けている。そこへ行く道はトシオしか知らない。日本から戻ってきたクイーンを谷に案内したことから、トシオはゲリラたちの内紛に巻きこまれていく。直木賞受賞の壮大な少年の成長物語。
作者 | 船戸与一 |
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価格 | 817円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2003年05月25日 |
『あした虹がでなくても』

作者 | きはら,記子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2021年12月 |
『虹の翼のミライ』

作者 | 旺季,志ずか |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年10月 |
『給水塔から見た虹は』

あなたと私は違う。だから、一緒にいようーー。
『ふがいない僕は空を見た』『夜に星を放つ』の著者が、今を生きる人々に贈る感動作。
【各界からの反響続々!】
なんて誠実な小説なのだろう。今、この時代に、この本と出会えてよかった。--武田綾乃 (作家)
白か黒かでしか断じない、この時代に絶対に有効な“あわい”の物語。--早見和真 (作家)
何度も胸が潰されそうに痛かった。彼らの日々に、どうか幾重にも虹がかかりますように。--町田そのこ (作家)
その人の涙のわけを知らない。分からない。けど私たちは何かを思うことが出来るから見つめながら目を逸らさずに、あなたの話を聞きたい。--山本奈衣瑠 (俳優)
【あらすじ】
中学2年生の桐乃は、団地での暮らしに憂いていた。
郊外にある古い団地群には、様々な国にルーツを持つ人が生活している。そのせいか桐乃のクラスは衝突が絶えず、ベトナム人のクラスメイト・ヒュウがいじめの標的になっていたのだ。
家に帰っても、母の里穂は団地に住む人々を国籍問わず日夜助けており、「娘の私より、他人を優先するんだ」という思いがどうしても消えない。この場所で生活することに対する桐乃の嫌悪感は、日々強まっていく。
そんな中、中学校で起きたとある出来事をきっかけに、桐乃はヒュウと話すようになる。ヒュウは、理由は違えども、桐乃と全く同じことを望んでいた。
「この団地から出て、遠くに行きたい」と。
はじめてできた友達、母とのすれ違いーー。
桐乃・ヒュウ・里穂のそれぞれの視点から、社会に蔓延る様々な分断に翻弄される2人の“こども”が少しずつ“おとな”になるひと夏を描いた、ほろ苦くも大きな感動を呼ぶ、ある青春の逃避行。
【著者略歴】
窪 美澄 (くぼ・みすみ)
1965年東京都生まれ。2009年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』が、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれる。また同年、同書で山本周五郎賞を受賞。12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞、19年『トリニティ』で織田作之助賞、22年『夜に星を放つ』で直木三十五賞を受賞。他の著書に『夏日狂想』『タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース』『夜空に浮かぶ欠けた月たち』『ルミネッセンス』『ぼくは青くて透明で』などがある。
作者 | 窪 美澄 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2025年07月04日 |
『虹は私たちの間に : 性と生の正義に向けて』

作者 | 山口,里子,1945- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新教出版社 |
発売日 | 2008年06月 |
『五色の虹よ』

作者 | 箕浦ヒナ子 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 文芸社 |
発売日 | 2010年04月 |
『虹へのルート』

作者 | 紡心音 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 文芸社 |
発売日 | 2011年06月 |
『〈図説〉虹の文化史 = A Picture History of the Rainbow』

作者 | 杉山,久仁彦 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2013年12月 |
『虹のひとさら ( 1)』

寿司漫画の金字塔「江戸前の旬」スピンオフ最新作の舞台は、回転寿司店!!美味しく、安く、そして楽しいのが回転寿司。そう信じる回転寿司チェーンの開発担当・篠崎沙羅が、お客さんが虹を見たときのようなときめきや幸福感を味わえる「虹のひとさら」を作るべく、日々奮闘する!!
第1皿 ようこそ、地獄の一丁目へ!!
第2皿 コハダとサバ
第3皿 お母さんのポテトサラダ
第4皿 クリスマス
第5皿 妻恋いなり
第6皿 出張回転寿司
作者 | 九十九 森/さとう 輝 |
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価格 | 631円 + 税 |
発売元 | 日本文芸社 |
発売日 | 2017年05月29日 |
今回は誰しもが一度は見たことがある、虹という美しい自然現象を題材にした作品たちをご紹介させて頂きました。虹というと、見るたびに心がうきうきと跳ねて、微笑ましい気持ちになりますよね。その虹をテーマにした作品達も、その色とりどりの鮮やかさ、その一瞬しか存在しないはかなさ、その後の晴れやかさを見事に表現していたのではないでしょうか。
1冊1冊に込められたメッセージに触れたり、色んな感情を共有できたり、それが読書の素晴らしいところです。また、虹には多くの象徴性があり、希望、奇跡、絆、恋、そして夢など、作者の解釈や、作り出す世界観によって千差万別です。その多様性が楽しめるこのテーマは、一人ひとりが感じとる虹の意味も異なるでしょう。
これらの作品を通じて、虹という共通のモチーフを持つ物語達を読み、虹に対する視点、感じ方が少しでも変わったとしたら、それは一冊の本から得られる最高の贈り物と言えますね。
窓の外を見て頑張れと励ますように架かる虹だったり、夢の象徴として描かれる虹だったり、そこに込められた思いに触れて少しでも感動できたら嬉しいです。新たに発見があったり、勇気をもらえたり、あるいはそっと寄り添ってくれるような作品と出会えたなら、これ以上の幸せはありませんよね。
これからも、虹のように色鮮やかで、心にしみわたるような作品がどんどん生まれてくることを信じています。新たに手に取る一冊が、あなたの心に虹のように彩りを加え、小さな幸せを運んでくれることを願っています。それでは皆さま、次回のお話しもお楽しみに。それぞれの虹を見つけに、読書の旅を思う存分、お楽しみください。
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