西條奈加の小説 おすすめ10選 心淋し川・うさぎ玉ほろほろなど☆
西條奈加さんの作品を一度読んだら、あなたの心が深い洞突き抜けるような感覚を味わうこと間違いなしです。彼女の独特の語り口が、あなたの心の隅々まで浸透し、それが自然と涙へと繋がっていきます。特に心淋し川は、全ての人が忘れ去られたいと思う心情を複雑な情感とともに描き出しています。また、うさぎ玉ほろほろは、微細な心の動きを丁寧に表現した作品であり、気付かぬうちにあなたの心にしっかりと根を張るでしょう。西條奈加さんの作品を読むということは、自分自身の心の深淵を覗き込むような経験とも言えます。それは少し怖いかもしれませんが、あなたの感情をより豊かに、より深くするはずです。
『心淋し川』
「誰の心にも淀みはある。でも、それが人ってもんでね」
江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには「心淋し川(うらさびしがわ)」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、人生という川の流れに行き詰まり、もがいていた。
青物卸の大隅屋六兵衛は、一つの長屋に不美人な妾を四人も囲っている。その一人、一番年嵩で先行きに不安を覚えていたおりきは、六兵衛が持ち込んだ張方をながめているうち、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして……(「閨仏」)。
裏長屋で飯屋を営む与吾蔵は、仕入れ帰りに立ち寄る根津権現で、小さな唄声を聞く。かつて、荒れた日々を過ごしていた与吾蔵が手酷く捨ててしまった女がよく口にしていた、珍しい唄だった。唄声の主は小さな女の子供。思わず声をかけた与吾蔵だったがーー(「はじめましょ」)ほか全六話。
生きる喜びと生きる哀しみが織りなす、著者渾身の時代小説。
【著者略歴】
西條奈加(さいじょう・なか)
1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノべル大賞を受賞し、デビュー。2012年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、2015年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を受賞。近著に『亥子ころころ』『せき越えぬ』『わかれ縁』などがある。
| 作者 | 西條 奈加 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2020年09月04日 |
『うさぎ玉ほろほろ』
武士から菓子職人に転身した変わり種の主、治兵衛。父を助ける出戻り娘、お永。看板娘の孫、お君。
親子三代で切り盛りする江戸麹町の評判の菓子舗「南星屋」には、味と人情に惹かれやって来るお客が列をなす。
麹町を大火が襲った夜以来、姿を見せなくなった気のいい渡り中間を案ずる一家だったが、ある日、思わぬところから消息が届き……。
「誰だって、石の衣は着ているもんさ。中の黒い餡を、見せねえようにな」
ほろりとやさしく切ない甘みで包む親子の情、夫婦の機微、言うに言えない胸のうち。
諸国の銘菓と人のいとなみを味わう直木賞作家の大人気シリーズ、最新刊!
〈収録作〉
饅頭くらべ
母子草
肉桂餅
初恋饅頭
うさぎ玉ほろほろ
石衣
願い笹
饅頭くらべ
母子草
肉桂餅
初恋饅頭
うさぎ玉ほろほろ
石衣
願い笹
| 作者 | 西條 奈加 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2022年12月07日 |
『まるまるの毬』
| 作者 | 西條,奈加 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2017年06月 |
『無暁の鈴』
| 作者 | 西條,奈加 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2021年04月 |
『涅槃の雪 (光文社文庫)』
| 作者 | 西條 奈加 |
|---|---|
| 価格 | 715円 + 税 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2014年11月28日 |
『亥子ころころ (講談社文庫)』
| 作者 | 西條奈加 |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2022年06月15日 |
『ごんたくれ』
安永四年、京都。当代一の絵師を目指す豊蔵と彦太郎は、ひょんなことで奇跡の出会いを果たす。喧嘩しながら才能を認め合い、切磋琢磨し腕を磨く若きふたり。鼻つまみ者の「ごんたくれ」と呼ばれた彼らは、求めた道の先に何を見たか?京画壇の華やかなりし時代、実在した二人の奇想の絵師をモデルに、芸術を探求する人間の性と運命を描き出した、傑作時代長編。
| 作者 | 西條奈加 |
|---|---|
| 価格 | 858円 + 税 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2018年01月11日 |
『隠居すごろく 「隠居」シリーズ (角川文庫)』
| 作者 | 西條 奈加 |
|---|---|
| 価格 | 819円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2022年02月22日 |
『六花落々(ふるふる)』
| 作者 | 西條,奈加 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2017年10月 |
『金春屋ゴメス』
なぜおれだけが生き延びたのだろうーー。近未来の日本に鎖国状態の「江戸国」が出現した。競争率三百倍の難関を潜り抜け入国を許可された大学二年生の辰次郎。その請け人は身の丈六尺六寸、目方四十六貫、極悪非道で鳴らし大盗賊も思わずビビる「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守だった! ゴメスに致死率百パーセントの流行病「鬼赤痢」の正体を突き止めるよう命じられた辰次郎はーー。日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
| 作者 | 西條 奈加 |
|---|---|
| 価格 | 737円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2022年06月27日 |
さて、このように西條奈加さんの作品を10作品ご紹介させていただきました。彼女の作品は、どれも言葉一つ一つがとても重みを持ちつつ、繊細な感情描写で読者を包み込んでくれます。西條さんの作品を読むと、日常の中で見落としてしまうような小さな美しさや人間の心の動きに気づかされます。そしてその深く豊かな感性が、細部あふれる描写を通じて、読者の心に響き、心の琴線を揺さぶってくれるのです。
さらに西條さんの魅力は、ただ純粋に読むだけではなく、一度読んだ後もその余韻を感じさせてくれること。物語が終わった後も、登場人物たちの生き様が頭に残り、何かを考えさせられる。それはまるで、一つ一つの作品が私たちの中に小さな世界を造り、それが私たちの人生という大きな世界と交差しながら深みを増していく感じなんです。
この10作品はほんの一部ですが、西條さんの作品はまだまだたくさんあります。どの作品も心に深く響くものばかりですので、ぜひ機会があれば手に取ってみてください、きっと西條さんの世界に引き込まれることでしょう。そして、自分自身と向き合いながら、様々な感情とともに読むことで、新たな視点や考え方を発見するきっかけになるはずです。要は西條さんの作品に触れることで、人生が豊かになるんです。それでは、西條奈加さんの素敵な作品が皆さんの素敵な日々に寄り添いますように。
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