トランスジェンダーが主人公の小説 おすすめ8選
性別を押し付けられることのない自由な世界を探求したいあなたに、トランスジェンダーが主人公の小説を8冊ご紹介します。色々なジャンルが混在していて、悲劇だったり、ヒューマンドラマだったり、ロマンティックな作品もあります。各作者が、主人公の人生を繊細かつ力強く描いています。世界の理解が及ばない部分を、主人公たちはどう乗り越え、どう生き抜くのか。そんな彼らの葛藤と成長が描かれています。各作品の中には、トランスジェンダーが抱える苦悩だけでなく、彼らが巻き起こす小さな革命も描かれています。読むことで、あなた自身の視野が広がるかもしれません。
『Blue』
【第170回 芥川賞候補作】
割りあてられた「男」という性別から解放され、高校の演劇部で人魚姫役を演じきった。
そんな真砂(まさご)が「女の子として生きようとすること」をやめざるをえなかったのはーー。
『人魚姫』を翻案したオリジナル脚本『姫と人魚姫』を高校の文化祭で上演することになり、人魚姫を演じることになった真砂は、個性豊かな演劇部のメンバーと議論を交わし劇をつくりあげていく。しかし数年後、大学生になった当時の部員たちに再演の話が舞い込むも、真砂は「主演は他をあたって」と固辞してしまい……。
自分で選んだはずの生き方、しかし選択肢なんてなかった生き方。
社会規範によって揺さぶられる若きたましいを痛切に映しだす、いま最も読みたいトランスジェンダーの物語。
【著者略歴】
川野芽生(かわの・めぐみ)
小説家・歌人・文学研究者。1991年神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科在籍中。2018年に連作「Lilith」で第29回歌壇賞、21年に歌集『Lilith』で第65回現代歌人協会賞受賞。他の著書に、短編小説集『無垢なる花たちのためのユートピア』、掌編小説集『月面文字翻刻一例』、長編小説『奇病庭園』、エッセイ集『かわいいピンクの竜になる』がある。
| 作者 | 川野 芽生 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2024年01月17日 |
『ミッドナイトスワン』
| 作者 | 内田,英治 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2020年07月 |
『ヒゲとナプキン』
大反響のnote連載、待望の書籍化!
女として育てられ、現在は男として生きるイツキ、28歳。勤務先の旅行会社には「過去」は告げていない。2歳上のパートナー女性、サトカはイツキを愛しつつも、出産への思いを募らせていく。職場、恋人、両親…。社会や家族と生身で向き合った先に、イツキは光を見出せるか。
600万部ベストセラー『五体不満足』で世間の「ふつう」を問い直した著者が、いま一番伝えたいLGBTQの物語。男とは、女とは、そして家族とはなんだろう…。読者の価値観を根底から揺るがすnote連載、待望の書籍化!
「僕たちは何を怖がり、何を守り生きているのかーー改めて考えてほしいです」
りゅうちぇる絶賛!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「ヒゲとナプキン」は著者の乙武洋匡氏が、古くからの知人であり、現在はLGBTQムーブメントの旗振り役でもある杉山文野氏(NPO法人「東京レインボープライド」共同代表理事)の協力を得て、ともに作り上げた小説です。
著者は、あとがきで杉山氏についてこう綴ります。
<長い時間をかけて、何度も話を聞かせてもらった。友人として知っていたつもりでいたことが、決してすべてではなかったことを思い知らされた。彼の苦悩は、友人にもそう簡単には吐露できないほど複雑で、深いものだった。だからこそ、この苦悩と、社会の仕組みの理不尽さを世間に伝えなければとの思いがより強くなった>
杉山氏から託された思いを筆に宿した本作品は、すべての方々に読んでもらいたいと切に願います。
| 作者 | 乙武 洋匡/杉山 文野 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2020年10月28日 |
『フィリックス エヴァー アフター (マグノリアブックス)』
| 作者 | ケイセン・カレンダー/武居ちひろ |
|---|---|
| 価格 | 1348円 + 税 |
| 発売元 | オークラ出版 |
| 発売日 | 2023年05月23日 |
『女子的生活(新潮文庫)』
| 作者 | 坂木司 |
|---|---|
| 価格 | 624円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2019年04月12日 |
『ジョージと秘密のメリッサ』
| 作者 | アレックス・ジーノ/島村浩子 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 偕成社 |
| 発売日 |
『ハーフムーン街の殺人』
CWAヒストリカル・ダガー賞最終候補作!
舞台は19世紀末ロンドン。シャーロック・ホームズが活躍した時代ーー。
ウェストミンスター病院の解剖医助手レオ・スタンホープは、真面目に職務に励み、週に一度、娼婦・マリアの元へ通うことを楽しみにしながら、日々を送っていた。
レオは牧師の娘として生まれたが、15歳で家を出てからは男として生きてきたトランスジェンダーだった。トランスジェンダーは、露見すれば刑務所か精神病院送りと決まっていた。
そんなレオにマリアは普通に接してくれ、いつしかマリアと恋人になることをレオは夢見ていた。
ところが、やっとの思いで観劇デートを取りつけた約束の晩にマリアは現れず、翌日遺体で発見される。レオは警察に連行され、刑事からマリア殺しを白状するよう迫られる。否認したレオは留置場に入れられた。
突然、レオは釈放される。刑事によれば上からの命令だという。
マリアの葬儀に出向いたレオは、そこで産婆のマダム・モローと出会う。
モローはマリアが軍の将校の男とつき合っていたようだと話す。レオの真犯人探索が始まる。
2019年CWA(英国推理作家協会賞)ヒストリカル・ダガー賞、最終候補作。
ヴィクトリア朝ロンドンを流れる黒く濁ったテムズの悪臭さえ立ちのぼってくるような、ほの暗い歴史スリラー!
| 作者 | アレックス・リーヴ/満園 真木 |
|---|---|
| 価格 | 1045円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2020年03月06日 |
『ロマンシエ = Romancier』
| 作者 | 原田,マハ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2015年11月 |
それでは、以上でトランスジェンダーが主人公となる小説のおすすめ8選をご紹介しました。これらの作品群は、多様な性同一性について学ぶための一助となることでしょう。彼らが抱える問題や苦悩、喜びなどに触れることで、現代社会でもまだ理解されづらいトランスジェンダーという存在について深く理解するきっかけになれば幸いです。
このリストで紹介した作品たちは、彼らの生き方や考え方、そこから派生する葛藤や悩みを、リアルで真摯に描いています。その中には、一部に人間ドラマが描かれ、読むことで心が揺さぶられる物語も含まれています。それぞれの作品は独特の世界観に溢れており、登場人物たちもしっかりと個性を放っていますから、読む方によって感じること、思うことは無数にあるでしょう。
また、こうした小説を通して、我々が普段見過ごしやすい社会の一面を垣間見ることもできます。もちろん、すべてのトランスジェンダーが同じような経験をしているわけではなく、個々の体験や感情はさまざまです。しかし、彼らの声を聴き、存在を理解することは私たちがよりオープンで多様な社会を作るために重要です。
多様性のある現代社会の一員として、トランスジェンダーが主人公のこれらの作品を通じて、同じ人間としての喜び、悩み、葛藤と向き合い、深く考えてみてはいかがでしょうか。ぜひ、これらの作品の中からどれか一つでも手に取って、彼らのストーリーに触れてみてください。
読書は人の視野を広げる魔法のような存在です。その魔法の力を信じて、新たな視点で物事を考えるきっかけになることを期待します。これらの作品があなたの心に新たな風を吹き込み、多様な性同一性を理解するための橋渡しになれば幸いです。
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