トルコの歴史を学ぶ本 おすすめ7選
トルコの歴史に興味があるあなたへ!このリストはあなたにぴったりです。ビザンチン帝国の栄光からオスマン帝国の絶頂、現代トルコ共和国の形成まで幅広く扱った本が揃っています。初心者にも分かりやすい本から、詳細な学術書まで、レベル別に7冊をご紹介。ローマンが詰まったトルコの歴史を体感しながら、新たな発見を楽しんでください。地政学や文化、宗教の観点からも学べ、トルコについて深く理解するための一助となるでしょう。旅行前の予習や更なる知識を求める方にもおすすめですよ!
『一冊でわかるトルコ史』
教科書よりもわかりやすい広大な領土を誇ったトルコの歴史。
作者 | |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2021年08月27日 |
『トルコ : 建国一〇〇年の自画像』
作者 | 内藤,正典,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2023年08月 |
『トルコ史』
多民族・多宗教・多文化の共生を実現させた大帝国が繁栄した歴史をもつトルコー東洋と西洋にまたがる「親日の国」は、多様性と分断の時代に何をもたらすのだろうか。現代に至るまでの歴史を通観する。
作者 | 永田 雄三 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 山川出版社 |
発売日 | 2023年08月16日 |
『トルコ100年の歴史を歩く : 首都アンカラでたどる近代国家への道 1038;1038』
《目次》第1章 西洋化とイスラームのはざまで首都の構成と人口の変遷、圧倒的な人気を誇るムスタファ・ケマル、西洋化に基づく国家建設の理想と現実、クルド・ナショナリズムなど第2章 郊外都市への変貌都市化と住宅問題、トルコの中でも地震が少ない、都市化と飲食業、車の普及と充実したバス網など第3章 つわものどもが夢の跡政治家たちの足跡を追って、第二代大統領イスメト・イノニュと「ピンク邸宅」など第4章 デモ・クーデター・テロの記憶行政の中心地=政変の中心、アンカラの中心地、クズライでのデモなど第5章 外交と政策決定の中心地トルコの地政学的特徴、地政学的特徴に即した外交、外交機関としての外務省と移民局など《概要》2023年10月、トルコ共和国は建国100年を迎える。世界中の国々を見渡してみれば、まだ若い国ではある。しかし、その地理的な位置や宗教的立場から近年の国際政治・経済の場面でその存在感を高めつつある。そのトルコの首都は「アンカラ」だ。観光地と知られ、華やかなイスタンブールとは違い、アンカラにはトルコ大国民議会や大統領府や省庁などの政治関連の建物や難関大学などが建ち並び、どちらかといえば地味でお堅いイメージだ。しかし建国の父ケマル・アタトゥルクが眠る廟やケマルの銅像は、トルコの人々の精神的な拠りどころとして大切にされている。また近年、大型ショッピングモールや流行りのカフェやレストラン、欧米資本のホテルなどが数多く建てられ、トルコの経済発展を垣間見ることもできる。一方で、クーデターやデモ、テロが起きた公園や通り、標的となった大学があり、そこには犠牲者を悼む碑などを目にする。つまり、アンカラはトルコの首都であるとともに、トルコの100年の歩みそのものなのである。本書はアンカラ市内の政府関連施設や博物館、モスクや大学、そして主要交通機関を紹介しながらトルコ共和国100年の歴史を多数の写真とともに読み解くもの。現代のトルコ情勢を長きにわたり調査を行ってきた現地在住の気鋭の研究者ならではの視点満載の1冊。
作者 | 今井宏平/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2023年09月19日 |
『トルコ共和国 国民の創成とその変容』
第一次世界大戦の敗北によって多民族・多宗教国家であるオスマン帝国が崩壊したのち、建国の父アタテュルク(1880/1~1938年)を指導者とする独立運動を経て、1923年にトルコ共和国は誕生した。トルコ民族主義と世俗主義を国是として出発したこの国は、まもなく建国100周年を迎えようとしている。国父アタテュルクによって、新しく生まれたこの国の「かたち」は、いかに形作られたのか。そして、親イスラム政策をとる現大統領エルドアンによって、それはどのように変わろうとしているのか。
本書は、国民史や言語改革を通じた国民の創成プロセス、上からの国民形成に対するトルコの民衆の抵抗やネゴシエーション、国民国家を形作る国境の成り立ちとその揺らぎなどに焦点を当て、トルコ共和国が歩んできた一世紀を実証的に描き出す試みである。歴史的背景から最新のトルコ情勢まで視野に入れた、気鋭の若手研究者による論集。
作者 | 小笠原弘幸/編集 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 九州大学出版会 |
発売日 | 2019年03月20日 |
『トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで』
1923年に建国したトルコ共和国。革命を主導し、建国の父となったムスタファ・ケマルは、共和主義・民族主義・人民主義・国家資本主義・世俗主義・革命主義という6原則を掲げ国家運営の舵を取った。それから約1世紀、数度のクーデタ、オザル首相の政治改革を経たトルコでは、エルドアンが政敵を排除しながら躍進を続けている。ケマルが掲げた6原則を通して、トルコの百年の足跡を振り返る。
作者 | 今井宏平 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2017年01月 |
『史跡・都市を巡るトルコの歴史』
トルコ各地の史跡・旧跡・古都・博物館などを巡り、その見聞を語りながらトルコの歴史を描いていきます。トルコは古代より文明が重層する地であり、キリスト教とイスラム教の二大帝国が存在した要衝です。本書では、そのトルコ各地の魅力を語り、そこから立ち上る古代から20世紀前葉までの歴史をだどりながら解説します。また、トルコの通史を理解する鍵を、アジア・イスラムという一般的なイメージのなかで、実はローマ史であるという点においていることもポイントです。トルコ史の一般教養書としても旅行ガイドとしても楽しめる内容となっています。
作者 | 野中恵子/著 |
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価格 | 1900円 + 税 |
発売元 | ベレ出版 |
発売日 | 2015年01月22日 |
さて、今回はトルコの歴史を学べる本を7冊、それぞれの特色や魅力をお伝えしてきました。それぞれ異なる視点からトルコの歴史を描いており、まるでタイムスリップしたような体験が味わえますよ。
まず辿るのは遥か昔、古代のトルコから。複雑に入り組んだ王朝の歴史や、その後のイスラム世界への移行の様子に、読者の興味を引きつけられるでしょう。次に探訪するのは、中世から近代へと移るトルコ。多様な文化が絶え間なく交錯し、唯一無二の世界を創り上げています。最後に到達するのは近代から現代のトルコ。混沌とした時代を経て得られた現在が、どのように形作られてきたのかを理解することで、トルコの人々の暮らしや思考に対する理解が深まるでしょう。
複数の本を通してトルコの歴史を学び終えた頃、きっとあなたはトルコの豊かな文化と歴史の魅力に惹かれることでしょう。そしてそれは、ただ知識を得るだけでなく、新たな視点を持つきっかけにもなるはずです。
それぞれ不器用ながらに歴史を刻んできた人々の生き様は、現代の私たちにも多くの学びを与えてくれます。自身のルーツを探す旅でもあるかもしれませんね。旅は本の中だけでなく、現地を訪れることでさらに深まるでしょう。さあ、これらの本を片手に、知的な冒険の旅に出かけてみませんか?
それぞれの本が、あなたにとって新たな発見や思考のきっかけになることを心から願っています。またの紹介でお会いしましょう。
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