本居宣長を知る本 おすすめ6選 江戸時代の国学者

江戸時代に活躍した国学者、本居宣長。彼の人生や思想を掘り下げた良書たちは数多く存在します。その中から厳選した6冊をご紹介しましょう。いずれの作品も宣長の哲学や文化を生涯学び続けた熱意を伝えてくれます。また、時代背景から彼の国学への取り組み方まで詳しく描かれているため、歴史好きにもおすすめです。さらに、宣長の人間性に迫る伝記的な作品や彼の思想が今日の日本にどう影響しているかを探る作品も含まれています。一冊一冊、じっくり味わいながら読み進めてみてくださいね。
『本居宣長 日本人のこころの言葉』

日本とはどういう国か──。江戸時代中期、医学修行のために伊勢松坂から京に上った本居宣長は『源氏物語』などの古典研究を通して、日本のアイデンティティを探っていく。それは「物のあわれ」論や『古事記伝』に結実する。そのような偉業を成し遂げた宣長の生き方は、世界が不思議に満ちていることに驚き、自分の目で見て考えることを丁寧に誠実に続けるというものであった。学問大成の秘密を、膨大な著作や書簡から発見する。
言葉編
1 生きる信念
II 「物のあわれを知る」
III 「心」と「事」と「言葉」
IV 「物学び」の力
生涯編
略歴譜
本居宣長の生涯
作者 | 吉田悦之 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2015年05月12日 |
『本居宣長 「もののあはれ」と「日本」の発見』

日本思想史を画す「知の巨人」。その肯定と共感の倫理学とは。中国から西洋へ、私たち日本人の価値基準は常に「西側」に影響され続けてきた。貨幣経済が浸透し、社会秩序が大きく変容した18世紀半ば、和歌と古典とを通じて「日本」の精神的古層を掘り起こした国学者・本居宣長。波乱多きその半生と思索の日々、後世の研究をひもとき、従来の「もののあはれ」論を一新する渾身の論考。
作者 | 先崎 彰容 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2024年05月22日 |
『宣長にまねぶ』

作者 | 吉田悦之 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 致知出版社 |
発売日 | 2017年02月27日 |
『本居宣長 : 文学と思想の巨人』

作者 | 田中,康二,1965- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2014年07月 |
『本居宣長「うひ山ぶみ」 : 全訳注』

作者 | 本居,宣長,1730-1801 白石,良夫,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年04月 |
『本居宣長 近世国学の成立』

儒教・仏教など漢(から)意(ごころ)を排し、日本古来の精神を追究した本居宣長。松阪の商家に生まれながら、古典研究から国学の道を歩む。『古事記伝』の成立過程を中心に、学問的営みと特徴を詳述し、思想史に与えた影響を解き明かす。
はしがき/1 本居宣長の精神形成(浄土信仰の厚い家に生まれる〈浄土信仰の家系/浄土信仰に生きる〉/今井田養子と人間形成〈今井田養子一件〉/本居復姓の精神的意義〈本居復姓の契機/本居武秀の意志〉/本居学の学問的系譜〈恩頼図の背景/学芸愛好の念/堀景山と宣長/京都遊学中の宣長/私有自楽の立場/宣長の医業の基礎/宣長の青春と母/垂加神道と宣長〉/徂徠学と宣長学〈『排蘆小船』の成立/『宣長随筆』の中より〉/伊勢松阪の町人 本居宣長〈松阪の町の姿/松阪の商人の人々〉以下細目略)/2 近世国学の成立と宣長学(契沖と宣長/真淵と宣長/国学の成立と西洋知識/『直毘霊』の成立と妙理/『古事記伝』の成立)/3 宣長とその時代(天明の「世直し状況」と本居宣長/本居宣長の国体観/寛政期の宣長/『うひ山ぶみ』-国学とは何ぞや)/年譜/『本居宣長』を読む…岡田千昭
作者 | 芳賀 登 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 吉川弘文館 |
発売日 | 2017年02月13日 |
この度は、あなたの中に眠っていた知的好奇心をくすぐることが出来たでしょうか。江戸時代の国学者、本居宣長という一人の学者にフォーカスすることで、あなたの視点が少しでも広がったなら、それは私たちの最大の喜びであります。
お紹介した書籍の中には様々な視点から本居宣長を剖析するものがありますが、それぞれの作家がどのように彼をとらえ、どのように語っているかは非常に興味深いですよね。ある一点から幅広い視野を持つことで、同時にあなた自身の知識や見識も深まることでしょう。
また、宣長の生き様や思考、彼が残した学問とそれが今の日本社会にどのように影響を与えているのか、読み進めるごとに新たな発見があるのもまた、本居宣長について学ぶ楽しみの一つです。江戸時代から現代に至るまで、彼の思想がどのように綿々と受け継がれてきたのかを感じることができるでしょう。
あなたがこれから本居宣長について深く語ることが出来る人になれば、それが最も豊かな読書体験と言えるでしょう。学問とは自分自身の世界を広げ、深くするためのもの。本居宣長の生き様を学び、自分なりの理解を深めていくことで、人生の質もまた高まることでしょう。
最後になりましたが、どの本も本居宣長について深く考えるための良い入り口となるでしょう。それが日本の文化や思想、自己の視野を拡げる手助けとなれば、これ以上の幸せはありません。ぜひ興味をお持ちいただけた方は、ページをめくることから始めてみてくださいね。新たな知識と出会う喜びを感じることができますよ。
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