ネットの問題発言で炎上した作家の本8選

ネットは時に、作家達の問題発言の舞台となります。その一方で、彼らの作品は極上の素晴らしさ。言動に揺れてその本質を見過ごすなんて、もったいない!そこで今回は、ネットで炎上した8人の作家の作品をあつめてみました。各々が個性的な世界観を展開し、読む者を一気に引き込みます。きっと、作家の物語の魅力に触れることで、批判の向こうにある彼らの独自の視点や思想に新しく気づくはず。読み手の視野を広げ、想像力を刺激する彼らの作品は、まさに宝石のよう。一度、その輝きに触れてみてください。
『海賊とよばれた男. 上』

作者 | 百田,尚樹 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年07月 |
『天久鷹央の推理カルテ』

作者 | 知念,実希人,1978- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2023年10月 |
『ヤシキガミ団地調査録』

やしきがみーだんち【ヤシキガミ団地】[名]実在する場所を指すものではなく、怪奇現象を引き起こす物件を総称する暗号。
幼いころにオカルト雑誌のライターだった父親が失踪したことをきっかけに、安定した職業である公務員を志す青年・守屋亨(もりやとおる)。念願叶って新宿区役所職員としての初日を迎えるも、配属された先はオカルトを扱う非公式の部署だった。
子供が失踪するマンション、火の気のない屋上で焼死体が相次いで発見されるアパート、孤独死ゼロを謳う奇妙なタワマン……
守屋は“ヤシキガミ団地”と呼ばれる曰く付き物件の調査をすすめるなかで、土地を鎮める“地免師”を名乗る男・納戸(なんど)に出会う。事実解明に奔走する2人だが、架空の建築会社がヤシキガミ団地の着工に携わっていることが分かり…。
『領怪神犯』木古おうみが贈る、バディホラーシリーズ開幕!
装画:灸場メロ
調査file1:繋がれる公園
調査file2:飢える焼却炉
調査file3:還るエレベーター
調査file4:寿ぐ家
作者 | 木古 おうみ |
---|---|
価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 産業編集センター |
発売日 | 2025年04月15日 |
『ミノタウロス』

作者 | 佐藤,亜紀,1962- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2010年05月 |
『地獄堂霊界通信 1』

作者 | 香月,日輪,1963-2014 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年09月 |
『祓い屋・木津恵信の荒ぶる性欲』

下心ダダ漏れの祓い屋×ガチムチのベテラン刑事
「刑事さんと一発ヤりてえ……っすみません!」
“最高に気まずい”共同捜査開始!
卑猥な言葉が口をついて出てしまうーーそれが木津恵信にかけられた呪いだ。
呪術の専門家として捜査一課厭魅係に協力をすることになった木津は、
ある日、電車内で痴漢を目撃する。
被害者の少女のために証言しようとするものの、
呪いのせいでうまくいかず、逆に疑われる始末。
そこへ、騒ぎを聞きつけた刑事・盛田が現れた。
厚い胸板、引き締まった逞しい腰、そして泣き黒子。
彼のすべてに魅了され、恋に落ちた木津。しかしーー。
「……っ刑事さんのおっぱいすごい……っ」
呪いによって、瞬時に失恋。
もう会うことはないだろうと思っていた矢先、
ある事件で使用された呪具を調べてほしいと、盛田が訪ねてきた。
なんと彼は厭魅係の捜査員だったのだ。
屈強なベテラン刑事と、彼に恋する若き祓い屋。
二人の“最高に気まずい”共同捜査が始まった!
作者 | 七川琴/虎 |
---|---|
価格 | 792円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2019年09月18日 |
『世界でいちばん透きとおった物語』

作者 | 杉井,光 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年05月 |
『ピュア』

作者 | 小野,美由紀,1985- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2023年11月 |
それでは、今回紹介した8作品は如何だったでしょうか。いずれも一部で問題発言をしてしまった作者の作品たち。なんだかんだで炎上を引き起こしてしまった彼らですが、それにもかかわらず一度は手に取ってみる価値のある作品ばかりです。なぜなら、彼らが問題発言をした背後には、時に社会を問う鋭い視点、時に読者を揺さぶる情緒があるからです。
彼らの発言が私たちに衝撃を与えたのも、その作品が培った視野からくるもの。たしかにネットに上がった言葉が思い切り過ぎた面があるのは認めますが、その衝撃性が故に私たちは引き込まれてしまうのです。禁断の果実のようなものでしょうか。また、問題発言した作者だからこそ描ける独自の世界観もあるのです。
作品の中には作者の人格が色濃く反映されるものです。彼らの考え方や視点を知ることで、作品がより深く理解できるかもしれません。それは"問題作家"というレッテルをはがすためではなく、作品そのものをより深く理解するためです。だからこそ、心地良い読書時間を過ごすためにも彼らの作品を手に取り、心に響いた部分や気になる部分があればその部分を再度確かめることをおすすめします。
長くなりましたが、ここで一つ大切なことをお伝えします。良著にはたくさんのメッセージが詰まっています。それらを自分勝手に解釈するも良し、作者の意図を探るのも良し。問題発言をした作者の作品を読むことは、その過程で得られる自己啓発の一環でもあると私は考えています。
この8作品をきっかけに、ネットでバズっている炎上作家の本も警戒しながら読んでみてください。言葉の暴力からくるダメージを忍びつつ、炎上をまねく作家たちの可能性を探る旅に出てみませんか?決して彼らの言葉を肯定するものではありませんが、作品と向き合う姿勢はまるで一種の冒険です。本好きならば、それなりに楽しんでいただけるのではないでしょうか。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。