女は結婚するまで処女でいるべきかーーなんて議論は過去のもの。だが処女の価値には、その時代の女性の地位やモラルの変遷が現れていた。性に開放的だった古代〜平安、儒教の貞操観念が浸透した封建社会。純潔が尊ばれた大正から、出産を国に推奨された戦時下。未経験が恥だった80年代を経て、性交渉しない自由を得た令和へ。古今の文献から日本の性意識をあぶり出す画期的な性のクロニクル。

一途幼なじみ×高嶺の花 美人秘書（処女）

幼なじみで処女卒!?

「セックスの練習に付き合って!!」

会社では誰もが憧れる美人秘書として有名な宇野恭子は実は古くてボロい定食屋の一人娘。

社長御曹司とお付き合い中で玉の輿も目前!?

しかし、そんな彼女にはもっと大きなヒミツがあった…それは"処女"だということ。

カレにも周りにも、未経験だなんて口が裂けても言えないっ!!

大ピンチの恭子は、何でも言い合える幼なじみの司馬耕平に脱処女・兼セックスの練習に付き合ってほしいと頼み込み………。

「ピーピー泣いても知らないからな」

言葉とは裏腹に体をまさぐる彼の手は優しくて、初めから気持ちよくなっちゃってーーー!?

獣人国の王弟に乱暴され昏睡したままの姉の仇を討つために、獣人国の国王ヴォルフガングに嫁いだ隣国の第二王女アシュレイ。故国を出るときに兄王から渡された毒をヴォルフガングに飲ませようとするが、見破られ処女を奪われてしまう。自分の命を狙ったアシュレイを“俺だけの番”と溺愛するヴォルフガングに心を許しはじめたアシュレイだったが、兄王が獣人国を訪問することになり…。第２回ムーンドロップスコンテスト優秀賞＆読者賞受賞作。