限りなくBLに近いブロマンスな匂い系小説10選

みなさん、こんにちは。今回ご紹介するのは、まるでBLかと思わせる程の深いブロマンスを描く、匂い系小説の数々です。作品ごとに描かれる男性同士の絆は、一緒にいる時間が長くなればなるほど深まっていき、メチャクチャに心を動かされます。いつしか2人の距離感が近くなり、共感、理解、そして何より心からの信頼感が生まれてきます。作品の中に広がる、男たちの一途な友情の物語は、読者にもたくさんの感動を与えてくれることでしょう。言葉では言えない彼らの気持ちを、ぜひこの機会に味わってみてください。あなたの新たな一面を、きっと見せてくれるはずですよ。
『孤島の鬼』

作者 | 江戸川,乱歩 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2020年12月 |
『草の花』

研ぎ澄まされた理知ゆえに、青春の途上でめぐりあった藤木忍との純粋な愛に破れ、藤木の妹千枝子との恋にも挫折した汐見茂思。彼は、そのはかなく崩れ易い青春の墓標を、二冊のノートに記したまま、純白の雪が地上をおおった冬の日に、自殺行為にも似た手術を受けて、帰らぬ人となった。まだ熟れきらぬ孤独な魂の愛と死を、透明な時間の中に昇華させた、青春の鎮魂歌である。
作者 | 福永 武彦 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1990年01月 |
『月魚』

作者 | 三浦,しをん,1976- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2004年05月 |
『三日月少年漂流記 (河出文庫 な 7-3 BUNGEI Collection)』

作者 | 長野 まゆみ |
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価格 | 100円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 |
『シメール』

画壇の若き俊才にして気鋭の美術評論家・片桐は、妻を亡くした春、満開の桜の下で精霊と見紛う少年と出会ったー。その絶対の美を手に入れたいと願う彼の心は、少年と少年の家族の運命を破滅へと導く。逃れ得ぬ陶酔の迷宮に囚われた男の悲痛な狂気が織りなす、至極のゴシック・サスペンス。
作者 | 服部 まゆみ |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2019年01月09日 |
『薔薇くい姫・枯葉の寝床』

作者 | 森,茉莉,1903-1987 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1996年07月 |
『きらきらひかる』

作者 | 江国,香織,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1994年06月 |
『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―』

作者 | 皆川 博子 |
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価格 | 891円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2013年02月28日 |
『李歐』

李歐よ君は大陸の覇者になれぼくは君の夢を見るからーー
惚れたって言えよーー。美貌の殺し屋は言った。その名は李歐。平凡なアルバイト学生だった吉田一彰は、その日、運命に出会った。ともに22歳。しかし、2人が見た大陸の夢は遠く厳しく、15年の月日が2つの魂をひきさいた。
『わが手に拳銃を』を下敷にしてあらたに書き下ろす美しく壮大な青春の物語。
とめどなく広がっていく夢想のどこかに、その夜は壮大な気分と絶望の両方が根を下ろしているのを感じながら、一彰は普段は滅多にしないのに、久々に声に出して李歐の名を呼んでみた。それは、たっぷり震えてかすれ、まるで初めて恋人の名を呼んだみたいだと、自分でも可笑しかった。--本文より
作者 | 高村 薫 |
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価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1999年02月 |
『ネバーランド』

伝統ある男子校で寮生活をおくる少年たち。年末、4人の少年が居残りすることに。人けのない寮で起こる事件を通して明らかになる「秘密」とは。奇蹟の一週間を描く青春ミステリー。(解説・吉田伸子)
作者 | 恩田 陸 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2003年05月 |
それぞれの作品にある、男性相手の深い信頼や親愛、そしてその絆を描いたストーリーは、恋愛とは少し違った視点で見ることで新たな感動をお届けするものばかりでした。今回ご紹介した作品群の中には、男性キャラクターたちの繊細な心情や、友情が恋情と混ざり合う独特の雰囲気、そんな微妙なバランスを描き出したものが多く、見方によっては“限りなくBLに近いブロマンス”と表現できます。
これらは、恋愛とは異なる絆を描く彼らの物語を立体的に感じることができるため、読者の方々にも幅広い世界を享受する機会を提供します。それが鑑賞者の視野を広げるきっかけになることを願っています。
また、今回ご紹介した作品はすべて匂い系小説ですが、これらの作品は文字だけでなく、キャラクターたちが抱く感情や風景を匂いという五感を通じて伝えてくれるところが特徴です。その匂いの表現を通じて、作品が持つ魅力や物語性がより深く伝わることでしょう。
最後に、"限りなくBLに近いブロマンスな匂い系小説"は一見するとニッチな分野に思えるかもしれませんが、その繊細な感情描写や背景の深遠な世界観はどの作品も見逃せない要素です。これらの作品を通じて、新たな視点や感動を探し、様々な世界やキャラクターと出逢う楽しみをお楽しみいただければと思います。
読者の皆さまそれぞれが、自分だけの最適な作品を見つけられること、またそれが新たな物語への扉を開くきっかけになることを願いつつ、今回の作品紹介を締めくくりたいと思います。いつもどおり、素敵な読書ライフをお過ごしくださいね。
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