限りなくBLに近いブロマンスな匂い系小説10選

みなさん、こんにちは。今回ご紹介するのは、まるでBLかと思わせる程の深いブロマンスを描く、匂い系小説の数々です。作品ごとに描かれる男性同士の絆は、一緒にいる時間が長くなればなるほど深まっていき、メチャクチャに心を動かされます。いつしか2人の距離感が近くなり、共感、理解、そして何より心からの信頼感が生まれてきます。作品の中に広がる、男たちの一途な友情の物語は、読者にもたくさんの感動を与えてくれることでしょう。言葉では言えない彼らの気持ちを、ぜひこの機会に味わってみてください。あなたの新たな一面を、きっと見せてくれるはずですよ。
『孤島の鬼』

蓑浦金之助は会社の同僚木崎初代と熱烈な恋に陥った。彼女は捨てられた子で、先祖の系図帳を持っていたが、先祖がどこの誰ともわからない。ある夜、初代は完全に戸締まりをした自宅で、何者かに心臓を刺されて殺された。恋人を奪われた蓑浦は、探偵趣味の友人、深山木幸吉に調査を依頼するが……! 乱歩の長編代表作。挿絵=竹中英太郎
作者 | 江戸川乱歩 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 1987年06月01日 |
『草の花』

研ぎ澄まされた理知ゆえに、青春の途上でめぐりあった藤木忍との純粋な愛に破れ、藤木の妹千枝子との恋にも挫折した汐見茂思。彼は、そのはかなく崩れ易い青春の墓標を、二冊のノートに記したまま、純白の雪が地上をおおった冬の日に、自殺行為にも似た手術を受けて、帰らぬ人となった。まだ熟れきらぬ孤独な魂の愛と死を、透明な時間の中に昇華させた、青春の鎮魂歌である。
作者 | 福永 武彦 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1990年01月 |
『月魚』

作者 | 三浦,しをん,1976- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2004年05月 |
『三日月少年漂流記 (河出文庫 な 7-3 BUNGEI Collection)』

作者 | 長野 まゆみ |
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価格 | 39円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 |
『シメール』

画壇の若き俊才にして気鋭の美術評論家・片桐は、妻を亡くした春、満開の桜の下で精霊と見紛う少年と出会ったー。その絶対の美を手に入れたいと願う彼の心は、少年と少年の家族の運命を破滅へと導く。逃れ得ぬ陶酔の迷宮に囚われた男の悲痛な狂気が織りなす、至極のゴシック・サスペンス。
作者 | 服部 まゆみ |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2019年01月09日 |
『薔薇くい姫・枯葉の寝床』

自分のことにしか興味が持てない著者が、現実との感覚のずれに逆上して《怒りの薔薇くい姫》と化し、渾然一体となった虚構と現実が奇妙な味わいを醸し出す「薔薇くい姫」、男同士の禁断の愛を純粋な官能美の世界にまで昇華させた「枯葉の寝床」「日曜日には僕は行かない」の3篇を収録。
作者 | 森 茉莉/小島 千加子 |
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価格 | 1034円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1996年07月10日 |
『きらきらひかる』

私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいであるー。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは?傷つき傷つけられながらも、愛することを止められない全ての人々に贈る、純度100%の恋愛小説。
作者 | 江國 香織 |
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価格 | 605円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1994年06月 |
『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―』

作者 | 皆川 博子 |
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価格 | 572円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2013年02月28日 |
『李歐』

作者 | 高村,薫,1953- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1999年02月 |
『ネバーランド』

作者 | 恩田,陸,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2003年05月 |
それぞれの作品にある、男性相手の深い信頼や親愛、そしてその絆を描いたストーリーは、恋愛とは少し違った視点で見ることで新たな感動をお届けするものばかりでした。今回ご紹介した作品群の中には、男性キャラクターたちの繊細な心情や、友情が恋情と混ざり合う独特の雰囲気、そんな微妙なバランスを描き出したものが多く、見方によっては“限りなくBLに近いブロマンス”と表現できます。
これらは、恋愛とは異なる絆を描く彼らの物語を立体的に感じることができるため、読者の方々にも幅広い世界を享受する機会を提供します。それが鑑賞者の視野を広げるきっかけになることを願っています。
また、今回ご紹介した作品はすべて匂い系小説ですが、これらの作品は文字だけでなく、キャラクターたちが抱く感情や風景を匂いという五感を通じて伝えてくれるところが特徴です。その匂いの表現を通じて、作品が持つ魅力や物語性がより深く伝わることでしょう。
最後に、"限りなくBLに近いブロマンスな匂い系小説"は一見するとニッチな分野に思えるかもしれませんが、その繊細な感情描写や背景の深遠な世界観はどの作品も見逃せない要素です。これらの作品を通じて、新たな視点や感動を探し、様々な世界やキャラクターと出逢う楽しみをお楽しみいただければと思います。
読者の皆さまそれぞれが、自分だけの最適な作品を見つけられること、またそれが新たな物語への扉を開くきっかけになることを願いつつ、今回の作品紹介を締めくくりたいと思います。いつもどおり、素敵な読書ライフをお過ごしくださいね。
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