メンタルヘルスを考える!現代心理小説おすすめ10選「イン・ザ・プール」「日向丘中学校カウンセラー室」など話題作をご紹介
現代社会において、メンタルヘルスは非常に重要なテーマです。そのような中、心理小説が注目されています。そこで、今回はメンタルヘルスを考えるためにおすすめの小説をピックアップしました!心理カウンセリングや学校カウンセラーを描いた作品から、精神疾患の克服を試みる人々の物語まで、幅広く紹介します。登場人物たちが抱える心の傷や問題に向き合い、それを克服していく姿勢は、読者の励みにもなります。心に優しさをもたらす作品をお探しの方は、ぜひおすすめの小説を手にとってみてください!
『イン・ザ・プール』
「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。
作者 | 奥田 英朗 |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2006年03月10日 |
『日向丘中学校 カウンセラー室』
友達のつくりかた、教えてください!日向丘中学校、カウンセラー室。綾さんのもとにやってくるのは、ちょっと変わった相談で…?心あたたまる連作短編。
作者 | まはら三桃/著/めばち/装画 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | アリス館 |
発売日 | 2020年11月30日 |
『臨界シンドローム 不条心理カウンセラー・雪丸十門診療奇談』
月刊怪奇ジャーナル編集部の黒川怜司は「不条心理」を研究する医師・雪丸十門の連載を担当することに。「不条心理」とは“既存のどんな症状の定義からも逸脱した、稀有な心理症例”のこと。クライエントは、左目の視覚がストーカー男に乗っ取られたという女や、自分ではないだれかの人格を自らに完璧に宿してしまう女!?エキセントリックな研究者と彼に振り回される編集者が、特殊な異常心理をめぐる3つの症例を解明する!
作者 | 堀井 拓馬 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年09月23日 |
『白い衝動』
強い殺人願望を抱く高校生。かつて残虐な連続強姦事件を起こした鬼畜。二人が至近の距離に住むことを知ったスクールカウンセラーの千早は、不吉な胸騒ぎを覚える。その動揺は奇妙な連鎖を生み、千早は混沌の渦中へ。得体の知れない他人と共に生きるとは。緊迫の会話劇と展開に目を見張る。第二十回大藪賞受賞作。
作者 | 呉 勝浩 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年08月09日 |
『僕たちの正義』
作者 | 平沼,正樹,1974- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 産業編集センター |
発売日 | 2021年04月 |
『アフター・サイレンス』
警察専門のカウンセラー・高階唯子の仕事は、事件被害者やその家族のケアをすることだ。夫を殺されたのに自分こそ罰を受けるべきだという妻。誘拐犯をかばい嘘の証言をする少女。心の傷から快復したはずなのに、姉を殺した加害者に復讐した少年…多くを語らないクライエントが抱える痛みと謎を解決するため、唯子は奔走する。絶望の淵で、人は誰を想い、何を願うのか。そして長い沈黙の後に訪れる、小さいけれど確かな希望ー。深く胸に響く物語。
作者 | 本多 孝好 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2021年09月03日 |
『余生と厭世』
一九四八年、フランス。五ヵ月後の七十二歳の誕生日で引退することを決めた精神科医のもとに、最後の新患がやってくる。希死念慮や自傷の衝動に苦しむ彼女の名前は、アガッツ。カウンセリングを重ね、彼女に問いかけるなかで、精神科医は、患者の苦しみから目をそらし他者とのかかわりを避けてきたみずからの人生と、近づいてくる老いや死に対する恐怖を見つめなおす。デンマーク人臨床心理士による、孤独な魂の交流を描いた小説。
作者 | アネ・カトリーネ・ボーマン/木村 由利子 |
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価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2020年06月18日 |
『カケラ』
美容外科医の橘久乃は幼馴染みの志保から「痩せたい」という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。少女の死をめぐり、食い違う人びとの証言と、見え隠れする自己正当化の声。有羽を追いつめたものは果たしていったいー。周囲の目と自意識によって作られる評価の恐ろしさを描くミステリー長編。
作者 | 湊 かなえ |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年01月20日 |
『死にたい、ですか』
作者 | 村上,しいこ,1969- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2021年07月 |
『閉鎖病棟』
とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった…。彼を犯行へと駆り立てたものは何か?その理由を知る者たちはー。現役精神科医の作者が、病院の内部を患者の視点から描く。淡々としつつ優しさに溢れる語り口、感涙を誘う結末が絶賛を浴びた。山本周五郎賞受賞作。
作者 | 帚木蓬生 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1997年04月25日 |
以上の作品は、心の健康に悩む人々が直面する問題について、深く考えさせられる作品です。まさに現代に生きる私たちにとって欠かせないと言えるでしょう。これらの作品を読んで、我々自身が抱えるメンタルヘルスについて考え、また周囲の人々への理解を深めることができるはずです。是非、ぜひ手に取って読んでみてください!
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