食の安全を考える!おすすめ食育絵本10選「いのちをいただく」「たべもののたび」など話題作をご紹介

食物の健康的な面だけでなく、食事を通じて地域や環境の問題についても考えることができる絵本をピックアップしました。田んぼの風景から豚肉がスーパーの棚までたどり着くまでの流れを描いた作品や、上質な料理には生産者の努力と愛情が詰まっていることを教えてくれる作品など、子供たちに食の大切さを教えてくれます。素敵なイラストに囲まれたストーリーは、子供だけでなく大人も楽しむことができますよ。これらの絵本を共有することで、子供たちの食に対する意識が高まるでしょう。
『いのちをいただく』

作者 | 内田 美智子/諸江 和美/佐藤 剛史 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 西日本新聞社 |
発売日 |
『たべもののたび』

黄色い栄養のカバンを持って旅に出た食べ物たちが、ももいろのトンネルをとおって、いぶくろこうえんを通り、しょうちょうのジェットコースターに乗ってすすみます。
たべものが口から入って身体の中で消化され、栄養となって、排泄されるまでのプロセスを、「たべもののたび」として、わかりやすく楽しく描いたロングセラー絵本。絵本を通じて、正しい知識と、食べることの大切さを子どもたちに伝えます。
作者 | かこ さとし |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 1982年10月 |
『はらぺこさん』

作者 | 柳生,弦一郎,1943- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 福音館書店 |
発売日 | 2011年01月 |
『もったいないばあさんの いただきます』

食べものをのこすなんて、もったいない!
「いただきます」は、命をいただくということ。自然の恵み、いただく命、大切に作られた食べもの、ありがとうって残さないように食べようね。
第20回「けんぶち絵本の里大賞・びばからす賞」
第5回「ようちえん絵本大賞」受賞作品
作者 | 真珠 まりこ |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年06月 |
『ヘルシーせんたい ダイズレンジャー』

本作の舞台は、江戸時代を思わせる「いそふらのくに」。ここでは、先代の御殿様が広めた大豆を農民たちが育てて、生計を立てていた。ところが、その御殿様が亡くなると、突然大豆作りを禁止した「大豆禁止令」というおふれがお城から出されたのだ。もう生活できないと嘆く農民を助けようと立ち上がったのは、今まさに収穫時期を迎えた大豆たち。畑を飛び出し、このおかしなおふれをやめさせようとお城に向かうのだが!?
本作の主人公は、タイトル通り「大豆」。江戸時代を思わせる、「いそふらのくに」が舞台です。「いそふらのくに」では、ずっと昔から、人々が大豆を育てて生計を立てていました。ところが、先代のおとのさまが亡くなり、新しいおとのさまにかわると、状況は一変。なんと、大豆を作ることも食べることも禁止した「大豆禁止令」が、突然お城から出されたのです。この大ピンチに立ちあがったのは、なんと、今まさに収穫時期を迎えた大豆たち。次々に畑を飛び出し、このおかしなおふれをやめさせようとお城に向かうのですが……!?
やぎたみこ氏らしい、緻密なタッチで描かれた本作は、これでもか! というくらいめまぐるしく展開が変わっていき、スピード感も満載。大豆のすばらしさもしっかりと描かれ、食育にもぴったり。読み聞かせで盛り上がること間違いなしの1冊です。
作者 | やぎ たみこ |
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価格 | 1595円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年11月12日 |
『いただきまーす!』

食べるものがそのままの形だったらどうする?ニワトリは虫を,虫や牛は草を,草は土の中の栄養を食べる。食に関わる人びとに焦点をあて食べることに迫る,類例なき食育絵本!。3 歳〜。
作者 | 二宮 由紀子/荒井 良二 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 解放出版社 |
発売日 | 2003年12月 |
『おにぎり』

作者 | 平山,英三,1933- 平山,和子,1934- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 福音館書店 |
発売日 | 1992年09月 |
『やさいのがっこう : とまとちゃんのたびだち』

作者 | 中屋,美和,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 白泉社 |
発売日 | 2016年06月 |
『ちゃんとたべなさい』

作者 | Gray,Kes,1960- Sharratt,Nick,1962- 吉上,恭太,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小峰書店 |
発売日 | 2002年05月 |
『しんでくれた』

作者 | 谷川,俊太郎,1931-2024 塚本,やすし,1965- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 佼成出版社 |
発売日 | 2014年04月 |
どうだったでしょうか、今回ご紹介した絵本たちは、ただ食べ物を美味しく食べるだけではなく、その食べ物がどのようなプロセスを経て我々の手元に届くのか、また、その食べ物が生命に与える影響について子どもたちに教えてくれる素晴らしい作品ばかりです。それぞれの作品を通じて、食は単に口に入れるものだけでなく、生きるためのエネルギーを提供し、その過程で様々な人々と繋がっていることを学びます。
私たち大人も日々忙しく過ごし、食事をどこから来たのか、何でできているのかといったことを深く考える機会が少ないかもしれません。しかし、これらの絵本を通じて、少し立ち止まって考えてみるきっかけを得られたら嬉しいですね。食物を通して考えるというのは、私たちが人間として生きる上で非常に大切な学びだと思います。
このような食育絵本を手に取ることで、子どもたちは自然と食に対する興味を持ち、食の大切さや感謝の気持ちを育むことが可能になるでしょう。それは、食事をすることが日々の生活の一部であると同時に、地球上の大きな循環の一部であるという意識を育むことにもつながります。
いくつかの作品は、豊かな表現や鮮やかな絵で子どもたちを引き込みます。また、一部の作品では、季節によって提供される食べ物が変わることを描き出し、その過程で自然の大切さも伝えています。
全ての絵本に共通して言えることは、食べること、そしてそれを支える自然や人々への感謝の心を伝えてくれることです。大人の読者の皆さまも、ぜひこれらの絵本を通じて、食べ物について新たな視点を得てみてください。そして、その学びを子どもたちと共有し、次世代が食の大切さを理解し、それを守っていく力を育んでいけたら素晴らしいですね。毎日の食卓が、もっと豊かで意味深なものになることを願っています。
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