インドの歴史を学べる本3選
旅行に行けなくても、本を通じて遠い国の歴史を楽しむのも一興ですよね。今回紹介するのは、豊かな文化と深い歴史を持つインドを詳しく学べる3冊。まず一冊目は、インド独立運動を描いた温かみのある小説。大人の読者も楽しめる、感動的な物語です。次に、インドの複雑な社会の事情や歴史的背景を学べる、詳細な解説書。こちらは深い知識を求める方におすすめ。最後に、インドの神々や伝説を題材にした、カラフルで魅力的な漫画。子どもから大人まで楽しむことができる一冊です。この3冊で、インドの歴史や文化に触れ、理解を深めてみてはいかがでしょうか。
『一冊でわかるインド史』
教科書よりもわかりやすい多様性が織りなすインドの歴史。
作者 | |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2021年05月27日 |
『インド史 南アジアの歴史と文化』
多様な民族、言語、宗教を広大な大地に包摂し、豊かな文化を築いてきたインド。古代インダス文明の萌芽と神話の成熟。今もインド社会を支配するカースト制度の成立。仏教の誕生、イスラーム王朝の乱立。そして西欧列強による植民地化への長い抵抗の歴史を経て、国家としての独立を勝ち獲るまで、争いに満ちた激動の時代を辿る。5000年にわたる悠久の歴史を南アジア研究の大家が描く、礎としての一冊。
写真・解説/大村次郷
1 諸民族の来住とインダス文明
2 アーリヤ民族の進出
3 仏教とマウリヤ朝
4 クシャーナ朝と南インドの発展
5 グプタ朝とヒンドゥー文化
6 ラージプート諸国家とチョーラ朝
7 イスラーム政権の出現
8 ムガル帝国の発展とヴィジャヤナガル王国
9 マラーターの台頭とムガル帝国の瓦解
10 ヨーロッパ諸勢力の進出
11 イギリス植民地支配と「インド大反乱」
12 国民会議派の出現
13 ガンディーの登場
14 分離と独立
15 新しい秩序の模索
参考文献
年表
解説 大村次郷
作者 | 辛島 昇 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年11月20日 |
『インドの歴史』
作者 | バーバラ・D.メトカーフ/河野肇 |
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価格 | 4290円 + 税 |
発売元 | 創土社 |
発売日 | 2006年06月01日 |
さて、これらの作品を通してインドの歴史の一端を学んでみてください。作品一つ一つが、インドの深遠な歴史と多様性、その中に息づく人々の生きざまを色濃く描いています。画期的な出来事が数多く生まれ、争いや和解が繰り返し起こってきた一方で、あるいはそれら抑圧や困難の中から、人々の抗議や反逆、無数の英雄が生まれてきたことを知り、そのストーリーに深く感銘を受けるでしょう。
そして、そのような歴史の一部を通じて、あるいはこれらの壮大な物語を通じて、私たちは人間の良さ、強さ、そして何よりも希望を見つけることができます。ここに紹介した作品たちは、インドの歴史に深く明るく顔を覗かせる窓ともなるでしょう。
仮にあなたがインドの歴史や文化への興味がなかったとしても、これらの作品を読むことで新たな視点を得られることでしょう。インドの歴史や文化は私たちの理解を超えて広大で、まさに世界を紡いできた一部であり、その一部に触れることで、自分たちの知識や視野を広げることができます。
インド、その土地や歴史、そして人々のエネルギーと生きざまへの理解を深める手段として、是非、これらの作品をご活用ください。読むことで得た知識や感動を、日常生活や対人関係、社会全体とリンクさせてみるのもいいですね。
一緒に旅をするような感覚で、これらの素晴らしい作品に触れてみてください。そして私たちが生きる世界がどれだけ広いのか、どれだけ様々な思想や価値観、文化が存在するのかを再認識するきっかけにしてください。それでは、あなたの読書の旅が、過去から未来へと続く壮大な歴史の中で、新たな発見と感動に満ちたものになることを祈ります。
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