オーストリアの歴史を学べる本3選
まず初めに、オーストリア帝国の華やかな宮廷を描いた本がおすすめです!絢爛たる宮廷生活はもちろん、裏では王族たちの権力争いや壮大な愛が織り交ぜられ、リアルな歴史と壮麗なドラマを味わえますよ。次に進めたいのが、美術好きが喜ぶウィーン分派の歴史を描いた本。19世紀におけるウィーンの芸術と社会情勢について詳しく描かれており、歴史に詳しくない方でも楽しめます。そして最後に、二次大戦時のオーストリアを描いた戦争小説。戦争の恐怖とともに、当時の人々の生活や思いを垣間見て、リアルな歴史を学べます。以上、オーストリアの歴史を感じられる3冊をご紹介しました!
『増補改訂版 図説 オーストリアの歴史』
神聖ローマ帝国、ハプスブルク家、芸術と音楽、ナチの支配ーこの国は、ヨーロッパの宿命を体現する。時に戦乱の地、時に文化の坩堝として、常にヨーロッパ史の表舞台を歩んできたオーストリアの歴史を、1000年にわたって描き出した決定版!
作者 | 増谷 英樹/古田 善文 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2023年11月27日 |
『ハプスブルク帝国1809-1918 オーストリア帝国とオーストリア=ハンガリーの歴史』
中欧・東欧の広大なエリアに跨り、近代ヨーロッパ最大の覇権を握っていたハプスブルク帝国。本書は神聖ローマ帝国時代の終わりから、オーストリア=ハンガリー二重帝国への転換を経て、1918年に帝国解体するまでを跡付ける。そこで浮き上がるのは、超民族的国家が抱えることになった民族原理の軋轢、近隣諸国との外交問題、それが閾値を超えたところで生じたカタストロフだ。イギリス屈指の歴史家が、歴史を動かす要因として個々人の動静よりも外交史的力学を重視しつつ、世界大戦への導入までを生き生きとした筆致で迫る。
作者 | A.J.P.テイラー/倉田 稔 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2021年08月12日 |
『図説ハプスブルク帝国』
作者 | 加藤,雅彦,1927-2015 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2018年05月 |
それでは、この度は「オーストリアの歴史を学べる本3選」を皆様へご紹介しました。文化や歴史の深い国オーストリア。美しい自然や建築物だけでなく、音楽や芸術、科学の分野でも大いに影響を与えてきた国です。その国の魅力を知る一方で、歴史を学ぶことは、その国の人々がどのように生き、感じ、考えてきたのかを理解する大きな手がかりになります。
今回の3作品は、オーストリアの大きな流れや重要な出来事を詳しく学びながら、個々のエピソードも描かれていて、オーストリアの人々の日常や感情にも触れることができます。たとえば、どのような思いで音楽を創り出し、それが後世へ継がれてきたのか。大戦を経験し、その後どう生きようと決断したのか。それぞれの業績を通じて、彼らの生きざま、視点、哲学に触れることができます。
これらの作品を読んで、オーストリアの素晴らしい歴史を感じ取るだけでなく、現代のオーストリアがどういう背景を持って成り立っているのかを感じ取ることができれば、旅行や教養にも役立つはずです。そして、もちろん、それがさらなる興味や好奇心へとつながっていくことでしょう。
私たちは、本を通じて行ったり来たり、さまざまな旅をします。本に描かれた世界へと身を投じてみたり、逆に現実世界の理解を深めたり。それが本の持つ力でもあり、魅力でもありますよね。オーストリアの歴史が描かれたこれらの作品も、読者の皆さんを新たな旅へと誘ってくれることでしょう。ぜひ、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
それでは、次回も興味深い本の世界を紹介できることを楽しみにしています。みなさまが素敵な読書体験ができますように。
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