血沸き肉躍る、日本のおすすめ冒険小説7選

旅に出たい。未踏の世界を体験したい。そんなあなたにピッタリな冒険小説たちを集めてみました。歴史や幻想、SFから現代まで、場面は様々ですが、全ての作品に共通するのは「興奮の旅立ち」のセンス。読めば血が沸き、肉が躍るほどの冒険がここにはあります。主人公達が身を投じる未知の情景、新たに待ち受ける試練、そこから見えてくる人間の本質と成長への道。それらは決して描き換えられることのない、物語の深みと魅力を引き立てます。風味豊かな7冒険は、きっとあなたを魅了すること間違いなし。さあ、この本のページを開けば、大冒険があなたを待っていますよ。
『マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)』

作者 | 冲方 丁 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2012年08月01日 |
『火狩りの王 〈一〉春ノ火(1)』

人類最終戦争後の世界。大地は黒い森に覆われ、人類は天然の火に近づくと体が内側から燃え上がる「人体発火病原体」に冒されていた。この世界で人が唯一安全に扱える〈火〉は、黒い森に棲む獣、炎魔を狩ることによって得られるものだけだった。そんな中、炎魔を狩ることを生業とする火狩りたちの間でひそかに囁かれる噂があった。「最終戦争前に打ち上げられ、長い間虚空を彷徨っていた人工の星、千年彗星〈揺るる火〉。その星を狩った者は、火狩りの王と呼ばれるだろう」--。千年彗星〈揺るる火〉とは何なのか。「火狩りの王」の伝説に秘められた世界の真実とは? 森に囲まれた小さな村に生まれた11歳の少女・灯子と、機械工場が立ち並ぶ首都で暮らす15歳の少年・煌四。2人の人生が交差するとき、運命の歯車が動き出す。
第一部 春の送り火
〈序章〉
一 紙漉きの村
二 花嫁たち
三 雨の中の火
四 黒い森
五 世界のかけら
六 水晶の竜
第二部 けもの道
一 船祭り
二 〈蜘蛛〉
三 宴
四 明楽
五 狩る者
六 トンネル
七 湾
解説 村山早紀
作者 | 日向 理恵子/山田 章博 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年11月22日 |
『肉弾』

大学を休学中の貴美也は、父・龍一郎に反発しながらもその庇護下から抜け出せずにいた。北海道での鹿狩りに連れ出され、山深く分け入ったその時、2人は突如熊の襲撃を受ける。貴美也の眼前でなすすべなく腹を裂かれ、食われていく龍一郎。どこからか現れた野犬の群れに紛れ1人逃げのびた貴美也は、絶望の中、生きるために戦うことを決意する。
圧倒的なスケールで人間と動物の生と死を描く、第21回大藪春彦賞受賞作。
解説 平松洋子
作者 | 河崎 秋子 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年06月12日 |
『満洲コンフィデンシャル (徳間文庫)』

作者 | 新美健 |
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価格 | 884円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2023年01月12日 |
『蒼穹の昴 1』

極貧の少年に与えられた途方もない予言 そこに「希望」が生まれた
魂をうつベストセラー大作待望の文庫化!
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろうーー中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児(チュンル)は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀(ウェンシウ)に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた2人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつベストセラー大作!
もう引き返すことはできない。春児は荷台に仰向いたまま唇を噛んだ。満月に照らし上げられた夜空は明るく、星は少なかった。「昴はどこにあるのーー」誰に訊ねるともなく、春児は口ずさんだ。声はシャボンのような形になって浮き上がり、夜空に吸いこまれて行った。途方に昏(く)れ、荒野にただひとり寝転んでいるような気分だった。「あまた星々を統べる、昴の星か……さて、どこにあるものやら」老人は放心した春児を宥(なだ)めるように、静かに胡弓を弾き、細い、消え入りそうな声で唄った。--<本文より>
第一章 科挙登第
第二章 乾隆の玉
作者 | 浅田 次郎 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2004年10月 |
『旅のラゴス(新潮文庫)』

作者 | 筒井康隆 |
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価格 | 584円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年08月10日 |
『不夜城』

アジア屈指の歓楽街・新宿歌舞伎町の中国人黒社会を器用に生き抜く劉健一。だが、上海マフィアのボスの片腕を殺し逃亡していたかつての相棒・呉富春が町に戻り、事態は変わったーー。衝撃のデビュー作!!
作者 | 馳 星周 |
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価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1998年04月23日 |
以上、日本の冒険小説7選をご紹介しました。このリストには剣と魔法の世界を駆け巡る勇者たちの物語や、古の文明の遺跡を探索する研究者たちの挑戦、さらには異世界に迷い込んだ主人公たちの奮闘劇など、あらゆるスタイルの冒険が盛りだくさん。
すべての物語があなたの血を沸かせ、肉を躍らせるような冒険に満ちています。そしてそれぞれの物語は、読者にとって一見異なる冒険が織り成す精神的な旅でもあります。登場人物たちは自分自身を超越し、思いがけない困難を克服しながら、自分たちが本当に求めているもの、自分たちがどこへ進むべきかを見つけ出します。
そして私たち読者もまた、彼らと一緒に自分自身を見つめ直し、自分の生き方を再確認することができます。そう、それが冒険小説の醍醐味、ではないでしょうか。
読む者の心に、情熱的な冒険心を呼び覚ます力を持つこれらの小説は、誰しもが一度は体験してみたい壮大な冒険を描き出しています。日頃の生活の中で感じる物足りなさや息苦しさを吹き飛ばし、新たな可能性を追求する勇気を与えてくれるでしょう。
このリストを読んで、あなたが次に手にする一冊が、あなたの人生を変えるような素晴らしい冒険に繋がれば幸いです。それが、あなた自身の冒険の始まりであり、あなたが未知なる世界へと飛び出す一歩となりますように。
今回ご紹介した小説以外にも、日本にはまだまだ素晴らしい冒険小説があります。これを機にぜひその魅力を発掘してみてください。きっと、新たな冒険への扉が広がることでしょう。それでは、あなたが選ぶ冒険が、心躍る旅となりますよう願っています。
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