妖怪と人間の交流を描いた作品10選

妖怪と人間の交流を描いた作品は、日本の伝統を感じることができて楽しいですよね。恐怖だけでなく、ユーモラスなシーンや感動的なエピソードも満載です。日常生活を転がす少女と毎晩のお供を務める妖怪の友情物語、世を忍ぶ孤独な妖怪と少年の出会い、そこから生まれる絆の物語もあります。また、幼い頃に妖怪に助けられた少女が、大人になった今、妖怪とともに人間社会の問題を解決する。日本古来の伝説を基にした絵本的な作風、洒落た大人のための切ない恋の物語もピックアップ。さらには、妖怪達と一緒に暮らす町を描いた作品にも注目です。人間と妖怪、二つの世界が交錯する10作品を是非ご覧ください。
『あやかし怪医処』
| 作者 | 奇烏 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | イースト・プレス |
| 発売日 |
『あやかしトライアングル 1』
人に害をなす妖を祓うことを生業とする祓忍の風巻祭里は、幼なじみで妖から好かれやすい花奏すずを陰ながら守っていた。そんなすずに目を付けたのは見た目はネコだが、妖の頂点に君臨し続けるシロガネという妖で…!?
| 作者 | 矢吹 健太朗 |
|---|---|
| 価格 | 484円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2020年10月02日 |
『京都あやかし消防士と災いの巫女』
「うち、もう、どこにも、逃げ場がない……」
邪神との婚姻か、
死ぬまで悪夢に苛まれるか──。
京都消防局本部の特殊部隊、あやかしの起こす火霊火災専門の消防士・瀧本雪也は、民家の火災で巫女姿の女性を救助する。彼
女は京都の名家の養女・鳳美凪。
風戸神社の祭神・烈風へ嫁ぐ日が迫っていた。
邪神の許嫁として、あやかしたちの間で「災いの巫女」と虐げられ、孤独と絶望の日々を送ってきた美凪。
雪也は前世から繋がる彼女との縁を信じ、歪んだ神との誓約に立ち向かう。
| 作者 | 天花寺 さやか |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2025年03月14日 |
『妖怪学校の生徒会長 1』
人間の少年が妖怪界で暗躍する敵に立ち向かう、お色気あり、バトルありの学園コメディ!
生まれつき変わった【左目】を持つ、高校1年生の生天目しのぶ。
それが原因でトラブルに巻き込まれ、
理不尽にも学校を退学させられてしまう。
辛い過去を背負いながらも、
唯一肉親の母に背中を押され『燈幻学園』へ編入するのだが、
そこは荒れ果てた校舎に妖怪だらけ!!
生徒会のメンバーであるかりん、飛縁魔(ヒノ)、清姫(キヨ)に拉致され、
生徒会長としてこの学校を統治してほしいとお願いされる。
なぜ妖力がない人間のしのぶに、生徒会長として妖怪学校を統治してほしいのか。
それには、しのぶに隠されたある【過去】と【左目】が関係していて……!?
| 作者 | 戦上 まい子 |
|---|---|
| 価格 | 737円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2022年07月27日 |
『妖怪学校の先生はじめました! コミック 1-19巻セット (スクウェア・エニックス)』
| 作者 | 田中まい |
|---|---|
| 価格 | 14630円 + 税 |
| 発売元 | スクウェア・エニックス |
| 発売日 |
『佐橋くんのあやかし日和』
| 作者 | 三卜,二三 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | イースト・プレス |
| 発売日 | 2024年06月 |
『あやし あやかし 彼誰妖奇譚(上)』
圧倒的筆力で描かれる、久能千明完全書き下ろし最新作! 龍と巫女を巡る、壮大な運命の物語ーー。大人気・蓮川愛とのコラボ作!
神を信じていない現実主義者の大学院生・青江冬哉は、滝守村に古くから伝わる「五頭竜山の伝説」の現地調査を任され、禁足の山とされる村に踏み入った。山中の罠で重傷を負ってしまうが、山に住むという美しい少年・スイによって救われる。孤児だというスイは、五頭竜山の護主に拾われ、存在しない者として隠し育てられ、他の人間と一切関わることなく山の中で生きてきたという。
冬哉は、自分の怪我を甲斐甲斐しく手当をしてくれるスイと日々を過ごすうちに、美しく儚い見目に反して感情豊かで無垢なこの少年が、村の歪すぎる信仰の中で囚われて生きていることに嫌悪感を抱き、スイに自由を与えたいと考えるようになるがーー?
| 作者 | 久能千明/蓮川 愛 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 幻冬舎コミックス |
| 発売日 | 2024年04月01日 |
『あやかし屋敷のまやかし夫婦. [2]』
| 作者 | 住本,優,1985- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | マイクロマガジン社 |
| 発売日 | 2024年03月 |
『あやかしの葬儀屋. 1』
| 作者 | あおた,ゆきこ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2024年03月 |
『氷室教授のあやかし講義は月夜にて』
| 作者 | 古河,樹 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2021年01月 |
以上、妖怪と人間の交流を描いた作品10選、いかがでしたでしょうか。我々人間にとって、妖怪は常に仄暗い夜道を歩く時の背筋が凍る恐怖、未知なる存在として描かれがちです。しかし私が今日ご紹介した作品たちに登場する妖怪たちは、そんな一面だけではなく、人間とは違った視点や思考を持つ、興味深い存在です。彼らと人間が織りなす語らいは、笑いあり、涙あり、とどまることを知らぬ情感が溢れています。
その交流を通じて、我々は新しい視点を持つことができるのです。それは我々が自分だけでは気づかないような世界の見方を教えてくれたり、自分自身が抱える問題や悩みを照らし出してくれたりする。そんな不思議な魅力が、妖怪達にはあります。
また、これらの作品に出会うことで、自分が妖怪と出会ったとしたらどんなふうに対話をするだろう、と考えるきっかけにもなるでしょう。私たちが普段接することのできない彼らとの交流を通して、私たちは自分自身を見つめ直す機会を得ることができます。
さて、今回ご紹介した10作品は、妖怪たちと人間のユニークな交流を描いたものばかり。その中にはやさしさや温かさ、時には厳しさも感じられるでしょう。全ての作品が、あなたにとって新たな世界の扉を開くキーとなることを願っています。
最後になりましたが、今回の記事が皆さんの読書の一助となり、また新たな視野を開くきっかけになれば幸いです。そしていつか妖怪と出会った時は、挨拶から始めてみてください。語らいのチャンスが広がるかもしれませんよ。
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