アラスカを知る本 おすすめ5選 アメリカの最北端にある州
アメリカ最北端の地、アラスカ。その雄大な自然や独特の文化に触れることができる本をご紹介します。初めての一冊は、ネイティブアメリカンとの交流を通じてアラスカの歴史と文化を描いた作品。次に、壮大な自然を背景に繰り広げられる人間ドラマを描く小説。三冊目は、アラスカの厳しい自然と向き合い生き抜くサバイバルストーリー。四冊目は、アラスカに生息する生物たちの生態に迫る自然文学。最後に、アラスカの大地が育んだ、強靭な女性たちの物語を描いた一冊。どれもアラスカがもつ魅力を十二分に堪能できますよ。
『アラスカ探検記 : 最後のフロンティアを歩く』
| 作者 | Adams,Mark,1967- 森,夏樹,1944- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 青土社 |
| 発売日 | 2019年09月 |
『アラスカへ行きたい』
シーカヤック／先住民文化／ブッシュパイロット／ブリューワリー巡り／アラスカン・グルメ／ゴールドラッシュ／アラスカを旅した人たち／デナリ／フィッシング／トレイルウォーク／パブリックキャビン／野生動物／スキー／お土産／鉄道／オーロラ／犬ぞり／パイプライン／ブルックス山脈／氷河／アラスカ・ファッション／写真家たち／ブックガイド。“北の大地”に魅せられた写真家と編集者がその魅力をキーワードで徹底的に読み解く刺激的アラスカン・カルチャーガイド！
| 作者 | 石塚 元太良/井出 幸亮 |
|---|---|
| 価格 | 2530円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2014年07月31日 |
『ぼくの出会ったアラスカ（小学館文庫）』
アラスカに魅せられ、20年にわたりその大自然と動物たち、その土地に生きる人々を撮り続けた写真家・星野道夫。不慮の事故による急逝後も、彼の写真と文章は見る人に変わらぬ感動を与え、新たなファンを増やし続けている。星野は、自然に身をゆだねて生きるさまざまな人々との出会いによって、アラスカという大地をより深く知り、愛するようになっていった。野生動物や風景など、壮大な四季の巡りをとらえた作品90点と、友との交流を描いた文章を編んだ“アラスカ交友録”。星野道夫の生きた〈アラスカ〉が心に響いてくる写文集。 ★文庫オリジナル
| 作者 | 星野 道夫 |
|---|---|
| 価格 | 902円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2004年06月01日 |
『Ｂ１５ 地球の歩き方 アラスカ ２０１９～２０２０』
| 作者 | 地球の歩き方編集室／編集 |
|---|---|
| 価格 | 1800円 + 税 |
| 発売元 | 地球の歩き方 |
| 発売日 | 2021年01月12日 |
『山の旅人 冬季アラスカ単独行』
「信じられるかい？ 彼はまだ生きているーー！」
氷点下50度、風速70メートル。
人間を拒絶するような酷寒と暴風雪の世界。
極限状態の雪洞でたった一人、川柳を詠み、ハーモニカを奏でる男がいたーー。
独特の「待つ登山」で北米最高峰デナリ（マッキンリー山）に挑み、史上最年少で冬季単独登頂に成功。過酷な“垂直の旅”から生還した若者は、リヤカーを引いてアラスカをゆっくりと徒歩縦断する“水平の旅”へ。厳しくも美しい大自然と人々の温かさに出会いながら、北極海を目指す。
冬のアラスカ三山（デナリ、フォレイカー、ハンター）に魅せられ、20年以上も単独行を続ける孤高の登山家が記した、冒険の記録と青春の旅。
著者は2007年に世界初のフォレイカー冬季単独登頂も達成。三山で最難関といわれるハンターへの挑戦で第15回（2010年）植村直己冒険賞を受賞。
2000年刊『アラスカ 垂直と水平の旅』（山と溪谷社）に、著者のその後の偉業・記録と冒険物語を増補して改題した新版。
《目次》
垂直の旅ーー冬季デナリ単独登山
アンカレッジで入山準備／タルキートナに移動／いざ、アラスカ山脈へ／すべては一本の映画から始まった／部員数が一挙に二倍に！／失った指先／初めてのデナリ／二つのデナリ／単独、ハンターとフォレイカーへ／運命的な出会い／ネパール・ヒマラヤでのトレーニング／アルバイトの日々／両親への手紙／初めて知る冬のデナリ／身体づくりと資金づくり／冷凍庫での耐寒訓練／一九九八年冬季デナリの装備／一九九七年冬季デナリの気象／冬のデナリへ、ふたたび／山を旅すること／山の食事／オーロラを夢見て／ブリザードの猛威／四日ぶりの行動／“当たり前”に思うこと／核心部ウエスト・バットレスへ／最終キャンプ／たった1分の逢瀬／二六日ぶりの交信／星の瞬く夜に／デナリとの別れ
水平の旅ーーアラスカ徒歩縦断1400キロ
のんびり歩こう！ リヤカー引いて／わずか三週間の休養と準備／「水平の旅」へ出発！／三日目にして停滞／「水平の旅」の心得とは／サイン攻めの日／リヤカーの郵便屋さん／カリブー、初めての講演／臨時授業で引っぱりだこに／わな猟師としての生き方／春に追い抜かれる／内陸部の都市フェアバンクス／巨大ポンプ・ステーションを見学／マッシャー一家が住むマンレイ温泉へ／釣り三昧の日々／ついに北極圏に入る／北極圏の村コールド・フット／大自然とともに生きるアラスカン／ブルックス山脈の峠を越えて／虫歯に行く手をはばまれる／レイク・トラウトとの格闘／人生最大の釣果／まっすぐで単調なノース・スロープを進む／「水平の旅」の終着点
増補ーーそれからの旅
〈二〇〇七年の旅〉世界初のフォレイカー冬季単独登頂
〈二〇一六年の旅〉ハンターでの葛藤ーー人生初の救助（文・柏 澄子）
新版あとがき アラスカ二十五年の旅
| 作者 | 栗秋 正寿 |
|---|---|
| 価格 | 2640円 + 税 |
| 発売元 | 閑人堂 |
| 発売日 | 2020年10月12日 |
さあ、これで「アラスカを知る本 おすすめ5選」の紹介を終えますが、いかがでしたでしょうか。アメリカの最北端に位置するアラスカは、ひとことで表すのが難しい魅力に溢れた場所です。その広大で壮大な自然、厳しい寒さとそれに立ち向かう人々の生活、深く豊かな歴史と文化…。それらを描いたこれらの作品を通じて、アラスカの魅力を少しでも身近に感じていただければと思います。
全5作品とも、それぞれがアラスカという地を独自の視点から捉えており、ノンフィクションからフィクションまでバラエティ豊かな内容となっています。それぞれの作品に描かれている風景や人々の生活は、まるで自分がそこにいるかのように体感できるほどリアルです。そして、その中にはアラスカという地をより深く理解するための重要な要素がふんだんに盛り込まれています。
例えば、ある作品では、アラスカの厳しい自然と孤独と向き合う男の姿が描かれており、アラスカでの生活へのリアルな洞察を得ることができます。また、ある作品ではアラスカ先住民族の文化や歴史が詳細に描写されており、アラスカを知る上で欠かすことのできない視点を提供してくれます。
実際に足を運んでみることが難しい方でも、これらの作品を読むことでアラスカの見えない魅力を少しずつでも感じていただければ幸いです。そして、もしこの記事を読んで「アラスカについてもっと知りたい」と思った方は、是非とも手に入れてその魅力を詳しく探求してみてください。アラスカを旅するような読書の時間をお過ごしいただけたらと思います。
さて、次回のおすすめ本紹介もお楽しみに。また次の機会にお会いしましょう。
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