原爆の悲惨伝える広島が舞台の絵本・児童書6選
原爆の悲惨を描きつつも、未来への希望を忘れない、広島を舞台にした絵本・児童書を6作ピックアップしました。日常生活から一変した悲惨な状況、心からの平和願う人々の姿が描かれています。現代に生きる私たちには想像もつかないほどの平和を願う想いを感じていただければと思います。
幼いこどもから大人まで、全ての世代が読んでほしい作品ばかりです。心揺さぶられるストーリーや、絵本ならではの美しいイラストが描き出す広島の風景に、きっと心が引き寄せられるでしょう。平和とは何か、心から考えてみてくださいね。次の世代へ繋げていくための大切な一冊を探してみてください。
『さがしています』
作者 | Binard,Arthur,1967- 岡倉,禎志,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 2012年07月 |
『ヒロシマ 消えたかぞく』
作者 | 指田 和/鈴木 六郎 |
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価格 | 1815円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2019年07月05日 |
『ひろしまのピカ』
作者 | 丸木俊 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 小峰書店 |
発売日 | 1980年06月 |
『光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島』
中学1年生の希未は、昨年の灯篭流しの夜に、見知らぬ老婦人から年齢を問われる。仏壇の前で涙を流す母。同じ風景ばかりを描く美術教師。ひとりぼっちになってしまった女性。そして、思いを寄せた相手を失った人ー。希未は、同級生の友だちとともに、よく知らなかった“あの日”のことを、周りの大人たちから聞かせてもらうことに…。
作者 | 朽木 祥 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年10月12日 |
『ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ』
ぼくの経験した八月六日は、決してぼくだけの特別な経験ではなくて、多くの無名の市民が絵に描いたり、文章に書いたりしていることがわかりました。それがまた、ぼくの見た光景と変わらないのです。共通する悲しさや苦しさがたくさんあるのです。生き残ったぼくは、あの日、広島で体験したことを語り続けなければならない、そして、本にして残しておき、これから先も多くの人に読んでもらいたいと思ったのです。(「あとがき」より)
作者 | 米澤 鐡志/由井 りょう子 |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2013年07月12日 |
『かずさんの手』
ある夏の日。かずさんが、みかに、むかしの話をしてくれました。それは、一九四五年の八月九日。長崎に原爆がおとされた日のことでした。「もう、二どと、あんなことがおこらないような、よのなかにしなくちゃね」世代をこえて受け継いでゆく、約束の物語。
作者 | 佐和みずえ/かわいちひろ |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 小峰書店 |
発売日 | 2021年07月20日 |
それでは、今回は広島が舞台となる絵本や児童書6冊を紹介してまいりました。それぞれが、原爆の悲惨さを子どもたちに伝える一助となっていることでしょう。個々の作品はそれぞれ異なる視点から、原爆という歴史的な出来事を描き出しています。しかし、全てに共通する深いメッセージは、戦争の悲劇を二度と繰り返さないためにも、私たち一人一人が歴史を学び、理解しようとすることの大切さでしょう。
特に子どもたちにとっては、過去の出来事を具体的にイメージするのは難しいかもしれません。だからこそ、彼らが理解しやすい形で情報を提供することが重要となります。そんな時、絵本や児童書は彼らの想像力を引き立て、理解を深める一助となるでしょう。実際、絵や文字を通じて教えられることは多々ありますし、その中には大切な教訓や共感、そして自己の高め方も含まれています。
ただし、読むだけでなく、自分自身が考え、感じ、学ぶことが最も重要であることを忘れてはいけません。一人でも多くの子どもたちが、こうした作品を通じて平和への思いを抱き、未来を創造する力を育んでいくことを心から願っています。
読者のみなさんも、ぜひ一度手にとってご覧になってみてください。そして、心が動かされ、何かを感じたら、その感情を大切にしてください。きっと、それがこれからの一歩となるでしょう。それでは、みなさんの「読書」が、少しでも世界の平和に貢献することを願って。
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