キューバが舞台の小説4選
あぁ、キューバと言えば音楽や踊り、またはシガーやラム酒を思い浮かべるかもしれませんね。でも、その豊かな文化と歴史を背景にした小説も非常に魅力的なんですよ。今回は、そんなキューバを舞台にした4つの作品を紹介します。人間味あふれる政治家や刺激的で謎めいた革命家、カリビアンな雰囲気を味わえる恋愛物語、そしてキューバの歴史を辿るバックパッカーの物語。それぞれの小説は、読む者にとって新たなキューバ像を描き出します。キューバについて知りたい方、キューバの魅力を再発見したい方はぜひ挑戦してみてください。
『老人と海』
作者 | Hemingway,Ernest,1899-1961 高見,浩,1941- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2020年07月 |
『キューバ・リブレ』
ニューオーリーンズ出身のカウボーイ、ベン・タイラーは、馬を売るべくキューバに渡った。折も折、アメリカの戦艦がキューバのハバナ港で爆沈され、スペインとの戦争に突入する気配を漂わせていた。ホテルのバーで絡んできたスペイン軍人を撃ったことからタイラーは投獄されてしまうが、アメリカ人大農園主の情婦と家僕のキューバ人らがなぜかタイラー救出に動き出す。敵か味方か、それとも?事態はやがて巨額の誘拐身代金争奪戦へと発展し…!?犯罪小説の巨匠が描く歴史冒険ロマン。1898年の混乱のキューバを舞台に、クセモノたちの思惑が絡み合う。
作者 | エルモア・レナード/高見浩 |
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価格 | 859円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2007年11月 |
『ハバナ零年』
1993年、深刻な経済危機下のキューバ。数学教師のジュリアは、ハバナで初めて電話が発明されたことを証明する、イタリア人発明家・メウッチの重要な自筆文書の存在を知る。その文書をめぐって、作家、ジャーナリスト、そして元恋人までが虚々実々の駆け引きと恋を展開するが…。キューバ出身の新鋭作家が、数学とミステリーの要素を巧みに織り込んで挑んだ代表作。2012年カルベ・ド・ラ・カリブ賞受賞作。
作者 | カルラ・スアレス/久野 量一 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 共和国 |
発売日 | 2019年02月28日 |
『ポーラースター = POLAR STAR [2]』
作者 | 海堂,尊 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2017年10月 |
これまで紹介してきた4作品は、いずれも独特なキューバの魅力を詰め込んだ素晴らしい作品たちです。歴史や政治、文化、人々の生活など、それぞれ違った視点から描かれていて、読者に深くキューバを理解する機会を提供してくれます。
キューバといえば、情熱的な音楽や踊りが思い浮かぶ方も多いでしょう。その芸術の一端を垣間見ることができる作品もありましたね。また、美しい自然や豊かな歴史もキューバの一つの魅力。その風景を描いた小説はまさに、読んでいるだけで現地に足を運んだ気分にさせてくれます。
そして何より、キューバの人々の日常がリアルに描かれている作品がこの選出には含まれています。困難を乗り越えながらも、前向きに生きる人々。彼らの生活や感情を描いた作品は、私たち読者の心に必ず何かを残してくれるはずです。自分の生活とは異なる環境で力強く生きる人々の姿を知ることは、自分自身を見つめ直す機会にもなるでしょう。
それぞれの作品が持つ、キューバの魅力や深みを感じることができたら嬉しいです。どの作品も捨てがたい魅力がありますので、ぜひ一つでも多くの作品に手を伸ばしてみてくださいね。キューバの世界への扉は、小説を開くことから始まります。旅行に行けない今だからこそ、文字から香り立つ世界を体験してみてはいかがでしょう。きっと、新たな発見や感動があるはずですよ。
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