要件定義の本 おすすめ8選 基本・セオリー・実践テクニックなど
みなさん、初めまして。今日は、「要件定義」に焦点を絞った名作本を紹介させていただきます。背伸びしない、分かりやすく、それでいて深みのある解説が魅力です。初心者の方にも親しみやすい基本理論から、実践に直結する具体的なテクニックまで、バランス良く揃っています。どの本も、エンジニアだけでなく、チーム全体の成長を促すための知識が詰まっていますよ。要件定義に詰まったこと、何から始めればいいか分からないという方、一冊手に取ってみてはいかがでしょう。おすすめの1冊があなたのスキルアップに繋がれば幸いです。
『図解まるわかり 要件定義のきほん』
要件定義はRD(Requirements Definition)とも呼ばれていますが、ビジネスや業務をITで実現する上でまさに要となる活動です。その理由は、要件定義がビジネスや業務の構想、そして企画をITで実現するために、具体的に文字やイラストで表現し、関係者で確認をして合意を形成する活動だからです。本書は、そのような要件定義の重要性と実務を踏まえて、要件定義の進め方やドキュメントの作成方法についてイチから解説します。
作者 | 西村 泰洋/相川 正昭/蓮沼 潤一 |
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価格 | 2068円 + 税 |
発売元 | 翔泳社 |
発売日 | 2022年12月21日 |
『要件定義のセオリーと実践方法がこれ1冊でしっかりわかる教科書』
作者 | 上村,有子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 | 2020年07月 |
『はじめよう!要件定義 = Getting Started Requirement Definition : ビギナーからベテランまで : IT活用・システム開発どうしたら、うまくいくんだろう?』
作者 | 羽生,章洋,1968- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 | 2015年04月 |
『だまし絵を描かないためのーー 要件定義のセオリー』
◆◆◆業務とシステムの接点をしっかり捉える!◆◆◆
前著『システム設計のセオリー』で論理設計に範を示した著者が、さらなる上流工程である要件定義の手順と成果物を定式化します。
ユーザー企業とSIベンダの両方を長く経験した著者だからこそ、ビジネス要求からシステム要件への「最初の入り口」で躓かないための極意を明らかにすることができました。
企業の情報システム部門とSIベンダ、両者をつなぐ必読書です。
序 章 なぜいま「要件定」なのか?
第1章 情報システムにおける要件定義
第2章 要件定義の基本方針
第3章 要件定義の前にやっておくべきこと
第4章 要件定義でやるべきこと
第5章 非機能要件の定義
第6章 アーキテクチャの整備
第7章 妥当性確/合意形成
作者 | 赤 俊哉 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | リックテレコム |
発売日 | 2018年05月15日 |
『演習で身につく要件定義の実践テクニック』
システム開発を成功に導く要件定義の進め方が分かる!
事例を基にした演習を解きながら極意を学ぶ!
要件定義は、システム開発プロジェクトを成功させるための最も重要な工程の一つです。要件定義に失敗すると、必要な要件が抜け漏れたり、不要な要件が定義されたりします。
そうなると、設計以降の工程で手戻りが発生し、納期の遅延やコストの増大を招きます。
それでは、どうすれば要件定義を成功させることができるのでしょうかーー。
本書では、要件定義の担当者身に付けておくべき代表的な知識・スキルを、「進め方」「コミュニケーションスキル」「ツール」の大きく三つに分けて解説します。
進め方は、要件定義の手順、成果物、運営方法のことです。
「方針と実施計画の立案」「現行業務と問題の把握」「問題分析と課題の設定」「課題解決策の立案」「システム要件の整理」という五つのステップからなる要件定義の具体的な進め方を分かりやすく解説します。
コミュニケーションスキルでは、欲しい情報を効率良く集める「ヒアリングスキル」、会議体での意見交換をスムーズに行う「ミーティングスキル」、検討した内容を関係者に効果的に伝える「プレゼンテーションスキル」を紹介します。
さらに、要件定義の各場面で必要な情報を集めたり、集めた情報を整理したりする際に役立つツールとその作成方法を具体的に説明します。
本書では全編にわたって、筆者の実際の経験を基に作成した架空の事例を使って解説します。
演習問題を数多く盛り込み、それらを解きながら読み進めることで、確実に知識やスキルを身に付けることができます。要件定義を担当するすべての人に必携の一冊です。
◎第1章 5ステップでわかる要件定義
1-1 要件定義の役割と全体手順
1-2 Step1◇方針と実施計画の立案
1-3 Step2◇現行業務と問題の把握
1-4 Step3◇問題分析と課題の設定
1-5 Step4◇課題解決策の立案
1-6 Step5◇システム要件の整理
◎第2章 要件定義のコミュニケーションスキル
2-1 要件定義に必要なスキル
2-2 ヒアリングスキル1「質問」
2-3 ヒアリングスキル2「聞き方」
2-4 ミーティングスキル1「環境整備」
2-5 ミーティングスキル2「リーディング」
2-6 プレゼンテーションスキ
◎第3章 要件定義の七つ道具
3-1 「システム化方針の決定」で役立つツール
3-2 「現行業務の調査と整理」で役立つツール
3-3 「現状問題の収集と整理」で役立つツール
3-4 「問題分析と課題の設定」で役立つツール
3-5 「課題解決策の立案」で役立つツール
3-6 「新業務設計」「定着化施策検討」で役立つツール
作者 | 水田 哲郎 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 日経BP |
発売日 | 2017年11月18日 |
『手戻りなしの要件定義実践マニュアル』
日本のトップコンサルタントが伝授する要件定義の極意。要件定義工程の進め方、ヒアリング術、合意形成術、ビジネス分析の知識体系「BABOK」も解説。
作者 | 水田哲郎/日経systems編集部 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 日経BP |
発売日 | 2011年04月 |
『要求定義のチェックポイント427 : 今すぐ使える! : 「見えない」顧客を知るための例文集』
作者 | 本園,明史 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 翔泳社 |
発売日 | 2004年10月 |
『本当に使える要求定義』
作者 | 木村 哲 |
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価格 | 458円 + 税 |
発売元 | 日経BP |
発売日 |
今回は「要件定義の本」についてのおすすめを紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか。エンジニアだけでなく、プロジェクトマネージャーやロジック思考を深めたい方にもぜひ読んでいただきたい内容ばかりです。だって、要件定義っていうのは、ただ単にシステムの開発などにおいて何をどう作るかを決めるだけじゃないんですよね。
そう、問題解決のスキルでもありますし、チームで何かを成し遂げるための明確な道筋を示す役割も担っています。そして、それがしっかりとできるようになると、何かを成功させるための確かな自信にもつながっていくんです。そんな自信は、人生全般においても、プラスになることは間違いないと思います。
とはいえ、なかなか難しいテーマですから、一度に全てを理解しようとすると頭がパンクしてしまうかもしれませんね。そんな時は、今回ご紹介した書籍の中からひとつ選んで、まずはその一冊をじっくりと読み込んでみてください。実際にそれを自分の仕事に落とし込んで、反省や振り返りを繰り返す。そんな一歩一歩を大切にしていくことで、要件定義のスキルも自然と上がっていくんじゃないでしょうか。
ただし、要件定義の本の中には専門的な内容が多いものもあります。そういうものはわからない部分があっても焦らず、根気よく向き合ってみてください。何度も読み返すことで、見えてくるものもあるはずです。
さて、それでは皆さんが要件定義について深く学び、この先どんな仕事にも活かせるようなスキルを身につけられますように。そして日々の業務や学習に一役買えますことを願っております。今回ご紹介した書籍選びの参考になれば幸いです。何事もほんの一歩から。一緒に一歩を踏み出してみましょう。
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