【時代小説】料理屋を舞台にしたおすすめ時代小説10選!!「縄のれん福寿 」「ほかほか蕗ご飯」「居酒屋こまりの恋々帖」など名作をご紹介します!!
ご飯や酒を楽しむ場所として栄えた料理屋が舞台。時代小説の世界観とともに、食にまつわる人々のドラマが描かれた名作をご紹介します。緊張感高まる殺陣シーンや、心温まる人間ドラマを楽しめる作品も。最近多いグロテスクシーンがない安心できる作品もあります。料理の描写も、時代背景とともに鮮やかに描かれ、読むだけでおなかがすいてしまうことも。歴史に興味があっても、そうでなくても楽しめること間違いなし。ぜひ一度手に取って、時間を忘れて楽しんでみてはいかがでしょうか。
『縄のれん福寿 : 細腕お園美味草紙』
作者 | 有馬,美季子,1969- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2016年11月 |
『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』
作者 | 坂井希久子 |
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価格 | 638円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2016年06月 |
『居酒屋こまりの恋々帖【れんれんちょう】おいしい願【がん】かけ』
夫に離縁されてもなんのその。こまりは行き着いた先で、老店主から居酒屋を継いで切り盛りをし始める。だが様々な騒動に首を突っ込むことに。へっぴり腰の侍が御前試合で勝つよう骨を折ったり、絶世の美女に変な色のぼたもち探しを頼まれたり、戯作者のために不可思議な料理を拵えたり。さらに美酒・高級食材・珍味だけを盗む賊・野槌を追うが…通うほどにこまりの底抜けの明るさに誰もがべた惚れ!心躍る居酒屋小説
作者 | 赤星 あかり |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2021年08月06日 |
『きよのお江戸料理日記』
逢坂の油問屋の子として生まれたきよは、とある事情から屋敷の奥でひっそりと暮らしていた。そんなある日、弟の清五郎が問題を起こし、逢坂にいられなくなってしまう。両親は清五郎を江戸にやることにしたが、きよも弟の世話係として共に行くことに。ふたりが向かう先は、父の知人が営む料理屋『千川』。そこで清五郎は配膳係として、きよは下働きとして働くことになったのだが、ひょんなことからきよが作った料理が店で出されることになり…「居酒屋ぼったくり」著者の新境地!!
作者 | 秋川滝美 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | アルファポリス |
発売日 | 2020年11月16日 |
『夜鳴きめし屋』
本所五間堀の「鳳来堂」は、父親が営んでいた古道具屋を、息子の長五郎が居酒見世として再開した“夜鳴きめし屋”。朝方までやっているから、料理茶屋や酒屋の二代目や武士、芸者など様々な人々が集まってくる。その中に、かつて長五郎と恋仲だった芸者のみさ吉もいた。彼女の息子はどうやら長五郎との間にできた子らしいが…。人と料理の温もりが胸に沁む傑作。
作者 | 宇江佐真理 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2014年09月11日 |
『ようこそ夢屋へ 南蛮おたね夢料理 長編時代小説』
安政の大地震からふた月。芝の伊皿子坂に新たなのれんを掛けた見世があった。名前は夢屋。おかみのおたねには、震災で悲しい思いをした人たちを料理で元気づけたい願いがあった。見世の看板は、新鮮な玉子をつかった数々の料理。そして、蘭学者でもあるおたねの夫が仕入れてくる南蛮わたりの食材だ。人々の人情と料理のぬくもりに心いやされる新シリーズ誕生。
作者 | 倉阪鬼一郎 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2015年10月08日 |
『八朔の雪 : みをつくし料理帖』
作者 | 高田,郁 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2009年05月 |
『人情めし江戸屋 剣豪同心と鬼与力』
江戸は楓川近く、松川町にある二軒の見世ー。兄が仕切る駕籠屋と弟が商う飯屋の名はどちらも「江戸屋」。ことに「人情めし屋」と呼ばれる飯屋は料理の評判があまたな人々を呼び、にぎやかだがほんのりと情に厚い街をこしらえていた。そんな折、薬研堀で商人の主従が何者かに殺された。徒党を組んだ辻斬りの仕業と思われた。南町奉行所隠密廻り同心の月崎湯之進は、二人の手下とともに下手人探索に乗り出す。だがその矢先、またしても辻斬りは起きた。しかも犠牲になったのは、なんと江戸屋の駕籠かき二人だった。悲しみに暮れる江戸屋の面々の敵を討つべく、陽之進はあたりをつけた下手人を追い詰めていくが…。江戸料理人情物語。
作者 | 倉阪 鬼一郎 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | コスミック出版 |
発売日 | 2021年05月11日 |
『まんぷく : 〈料理〉時代小説傑作選』
作者 | 畠中,恵,1959- 坂井,希久子 青木,祐子 細谷,正充,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2020年01月 |
『だいこん 長編時代小説』
江戸・浅草で一膳飯屋「だいこん」を営むつばきとその家族の物語。腕のいい大工だが、博打好きの父・安治、貧しい暮らしのなかで夫を支える母・みのぶ、二人の妹さくらとかえでー。飯炊きの技と抜きん出た商才を持ったつばきが、温かな家族や周囲の情深い人々の助けを借りながら、困難を乗り越え店とともに成長していく。直木賞作家が贈る下町人情溢れる細腕繁盛記。
作者 | 山本一力 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2008年01月 |
時代小説には様々なテーマがありますが、今回はなんと言っても『料理屋』を舞台にしたおすすめ作品をご紹介しました。食べることが大好きな方も、料理を作ることが好きな方も、そして時代小説が好きな方も、必見の10作品を取り上げました。
料理の情景や味が文章から感じられ、食べ物を通して人間関係や生活が描かれる作品は、飽きることなく読み続けられます。そして、主人公たちが抱える悩みや願いなども、より一層感情移入ができます。
また、作品によっては、料理人や料理屋のプロセスを丁寧に描かれているため、自分自身で作ってみたくなること間違いなしです!
本作品10選は、どれも魅力的な内容が詰まっています。是非、読み終えた後にはあなたも舌鼓を打ってみてください。今回ご紹介した作品以外にもさまざまな料理をテーマにした小説や漫画があるので、ぜひ今後も楽しめる作品を探して読み進めてみましょう!
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