怪異と戯れる怪奇・伝奇ライトノベル10選
それでは、ちょっと背筋を震えさせたいあなたにぴったりのライトノベルを10冊、ご紹介します。江戸時代の妖怪たちが巻き起こす騒動を描いた作品、昔懐かしい日本の怪異が現代社会と交錯する物語、神秘的な異世界での冒険、こういったものには筆舌に尽くし難い魅力がありますよね。サスペンスあふれる展開にハラハラしたり、思わずクスッと笑ってしまうブラックユーモア、さらには意外な展開に驚かされることも。怪奇をテーマにしながらも、友情や恋愛といった人間ドラマもしっかり描かれているのが特徴です。これを読めば、まるで自分がその世界に飛び込んだかのような感覚が味わえますよ。彼らと一緒に怪異と戯れてみませんか?
『不可逆怪異をあなたと : 床辻奇譚』
作者 | 古宮,九時 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年01月 |
『魍魎探偵今宵も騙らず(1)』
常世とこの世が完全に繋がって十年ーー。
幽霊も妖怪も幻獣も精霊も、あらゆる怪異は人間の隣人と化した。
人の世は姿をがらりと変え、魑魅魍魎がそこかしこにあらわれて混沌と化していた。
無論、妖怪絡みの犯罪は後を絶たず、その解決を生業とする者が出てくることは必然で。
『魍魎探偵』
そう呼ばれる男は、今宵も助手の美少女とともに妖に関する事件に向かう。
依頼人からの手紙にはこうあった。
「自分は人魚です。このままでは喰われる。助けてください」と。
しかし向かった先の旧家では、人魚はもう一年も前に食べてしまったらしく……。
魍魎探偵が騙る、事件の真相とはーー?
作者 | 綾里 けいし/モンブラン |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年07月25日 |
『異界心理士の正気度と意見 1 -いかにして邪神を遠ざけ敬うべきかー』
人間は怪異を欲している。
2013年、江ノ島に邪神が上陸した。鎌倉周辺は狂気に沈み、“異界”と呼ばれる特異地域と化している。誰もが狂気に陥るなか、専門の心理士だけが正気を保とうとする人々の救いだった。女性心理士・間宮純(まみやじゅん)は危険な仕事をしている自覚がありながらも、怪異に魅せられつつある自分を否定出来ないでいた。純はとある事件をきっかけに無免許にして最高の心理士、島野偃月(しまのえんげつ)と出会う。異界に住み、怪異と対峙し続ける男に純が惹かれていくのは必然であった。邪神と狂気に陥る人々が織りなす本格怪異譚。
作者 | 水城正太郎/黒井ススム |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | ホビージャパン |
発売日 | 2021年04月01日 |
『獄門撫子此処ニ在リ (ガガガ文庫)』
作者 | 伏見七尾/おしおしお |
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価格 | 891円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2023年08月18日 |
『お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか? (ガガガ文庫)』
作者 | ツカサ/千種みのり |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2023年03月17日 |
『魔女の怪談は手をつないで 星見星子が語るゴーストシステム(1)』
僕の日課は深夜のファミレスで幼なじみの人気配信アイドルの星子ちゃんを喜ばせるため、『オカルト』話を語ること。
「幽霊にも指紋があるはず!」
「水って海水なのかな?それとも水道水?」
怖い話を変わった方向から追及する少し不思議なところもあるけれど……、やっぱり星子ちゃんはかわいいなあ。大好きすぎる。
怪談のディテールを求める彼女との楽しい時間はこれからもずっと続くはずだった。
あの夜、自称魔女の語る怪談を聞くまでは。
「『魔女の怪談話』には絶対的な3つのルールがある!」
「ひとつでもやぶるとどうなるんだい?」
こうして。
ーー“僕”にとって最期の夜が始まった。
作者 | サイトウ ケンジ/ぷらこ |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年03月25日 |
『化物語. 上』
作者 | 西尾,維新,1981- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2006年11月 |
『尾木花詩希は褪せたセカイで心霊を視る (ダッシュエックス文庫DIGITAL)』
作者 | 紺野アスタ/竣成 |
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価格 | 612円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2016年11月25日 |
『鬼塚伊予の臨床心霊学』
作者 | 花井,利徳 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2014年12月 |
『ノロワレ 人形呪詛 (電撃文庫)』
作者 | 甲田 学人/三日月 かける |
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価格 | 544円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年05月27日 |
それでは、怪奇・伝奇系のライトノベル10作品の紹介を終えて、私からの最後のメッセージをお届けします。
ここまで10作品、充実した世界観を大切にしつつ、独自の個性を持つ作品たちを一つひとつ紹介してきました。独特の雰囲気の中に、怪異や未知なる存在を描きだし、私たち読者の心に、ちょっぴり身震いするような感動や恐怖、そして好奇心をくすぐるような魅力を与えてくれます。
異なる視座から読むことで見えてくるものが違い、読む者それぞれが異なる感想を持つのがライトノベルの魅力。特に今日紹介した怪奇・伝奇系の作品は、その魅力を最大限に引き立てるものばかりです。
普段の日常から少し離れて、想像の世界に足を踏み入れる。そのときに感じる、独特の雰囲気やフワッとした胸の高鳴りは、まるで夢を見ているような、そんな感覚を味わえます。今日紹介した作品は、その夢を見る時間を豊かにする素晴らしいストーリー展開に満ちています。
ここで紹介した作品が皆さんの中で少しでも共鳴を呼んだら嬉しいです。きっと、あなたがまだ知らない新しい世界を見つけるきっかけになると思います。既に読んだことがある作品があったら、再び手に取ってみるのも素敵ですね。その際には、この記事を思い出してくれると嬉しいです。
それぞれの作品が持つ深い世界観を追求してくれることでしょう。そして、それぞれの作品から思い描くことができる無限大の可能性に気付くことでしょう。いつでも、新たな感動があなたを待っています。皆さんの心に残る作品と出会えることを、心からお祈りしています。
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