コロンブスに関する本 おすすめ4選 現在の評価は?
コロンブスについて紹介する、航海者の冒険心あふれる物語から始まって、それまで知られていなかった新大陸の発見の瞬間まで描かれた書籍は、読む者を歴史の舞台へと引き込みます。これらの書籍の特徴は、コロンブスの偉大さだけでなく、彼が当時のヨーロッパ社会にもたらした変化や、本人が予想もしなかったその行動の結果についても誠実に描かれている点です。その一方で、先住民族との出会いや新大陸での行動についての批判的視点も忘れずに描かれています。それらは現在のコロンブス像について、読者がより深く理解する機会を与えてくれます。
『先住民から見た世界史 コロンブスの「新大陸発見」 (角川ソフィア文庫)』
作者 | 山本 紀夫 |
---|---|
価格 | 638円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年05月23日 |
『コロンブス 聖者か,破壊者か』
作者 | ミシェル・ルケーヌ/富樫瓔子 |
---|---|
価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 1992年10月 |
『歴史ミステリー コロンブスはなぜアメリカ大陸に渡ったのか キーワードはユダヤ人問題』
コロンブスとは誰であり、なぜ何度も航海に出なければならなかったのか?その真の目的は?その謎を追っていくと、15世紀ヨーロッパ世界の「ユダヤ人問題」と遭遇する…。
作者 | 福井 次郎 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 彩流社 |
発売日 | 2008年04月18日 |
『コロンブスが持ち帰った病気 海を越えるウイルス、細菌、寄生虫』
コロンブスが新大陸発見の航海から帰港した1493年、ヨーロッパは未知の病に襲われた。局部から全身に広がるじくじくした発疹。やがて視力が失われ、発狂して死にいたる…。15世紀末のヨーロッパに突如出現した「梅毒」は、コロンブスの一行がバハマ諸島の女たちと情熱的な夜を過ごして感染し、旧大陸に持ち帰ったとされる風土病と関連があるようだ…梅毒、ペスト、天然痘、黄熱、鉤虫症、マラリア、そして近年出現した新種の感染症が、国際的な人の流れに乗って伝播するダイナミズムを、物語性豊かに描いたメディカル・ノンフィクション。
作者 | ロバ-ト・S.デソヴィツ/古草秀子 |
---|---|
価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | 翔泳社 |
発売日 | 1999年10月30日 |
この記事では、コロンブスに焦点を当てた4つの異なる視点からの作品をご紹介しました。歴史の中で揺れ動く一人の人間、コロンブスの故事と本質を描いた作品群です。それぞれ独自の視点を持つ作品たちは、我々の歴史に対する認識を深め、コロンブスという人物についての理解を多角的に豊かにしてくれます。
これらの作品を通して、コロンブスとはどのような人物で、彼が果たした役割、そしてその行為がもたらした影響について感じ取ることができるでしょう。一見、誤解や先入観に満ちた人物かもしれないコロンブスですが、この彼について深く知ることで、私たちは歴史に対する更なる疑問を抱くことができます。
彼の評価が分かれることにも納得のいく理由が描かれています。そしてそれは読者自身が歴史に対してどのような価値観を持つか、そして私たちがどのように歴史を理解し、解釈するべきかという問いを投げかけてくれます。
私たちが歴史と向き合うとき、真実は一つではありません。それはさまざまな見方、解釈が存在し得ることを認識することが大切です。そして、その多角性はしっかりと受け止めて、自身の知識や理解を深めていくべきです。
最後に、今回ご紹介した4作品を読むことで、コロンブスという一人の人間の生涯を通して、大きな歴史の流れやその影響について再認識する時間になることを強く希望します。それぞれの作品が私たちに新たな視点を提供し、歴史の理解を一層豊かにしてくれるでしょう。どうぞお手に取り、ご自身の目で確かめてみてください。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。