タイトルに砂漠が入った本10選

今回は、タイトルに「砂漠」が入った本10選をご紹介します。「砂漠」は限りなく広がる空間、生存の苦難、未知への冒険を象徴します。そんな砂漠を舞台にした作品は、ミステリーからファンタジー、ロマンスまで、多種多様です。現代の都市砂漠を描いた心理的な物語、壮大な砂漠を背景に繰り広げられる冒険譚。もしくは、幻想的な砂漠に迷い込んだ少年少女の物語。それぞれの作品が、読み手に楽しんだり、考えさせたり、感動させたりする何かを与えてくれます。これらの作品から感じられる独特の緊張感や解放感を、ぜひ一度味わってみてくださいね。はたして、あなたが気に入る1冊はどれでしょうか。
『砂漠』
| 作者 | 伊坂,幸太郎,1971- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2010年07月 |
『砂漠』
この一冊で世界が変わる、かもしれない。
実業之日本社創業120周年記念!
小社文庫限定の書き下ろしあとがき収録。
仙台市の大学に進学した春、なにごとにもさめた青年の北村は四人の学生と知り合った。
少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、とびきり美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋。
麻雀に勤(いそ)しみ合コンに励み、犯罪者だって追いかける。
一瞬で過ぎる日常は、光と痛みと、小さな奇跡で出来ていたーー。
明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。
| 作者 | 伊坂 幸太郎 |
|---|---|
| 価格 | 1045円 + 税 |
| 発売元 | 実業之日本社 |
| 発売日 | 2017年10月04日 |
『砂漠のサバイバル (科学漫画サバイバルシリーズ17)』
| 作者 | 崔徳熙 |
|---|---|
| 価格 | 1210円 + 税 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 |
『ラクダで塩をはこぶ道 サハラ砂漠750キロの旅』
アフリカ・マリ共和国のタウデニでは、たくさんの岩塩が産出されます。ここで取れた貴重な塩を、10数頭のラクダに載せて、750キロ離れた街トンブクトゥに運ぶラクダのキャラバンは、現在も続く伝統的な儀式です。
キャラバンに参加できる年齢になった少年マリクと、彼のラクダ、ラクマール。一歩間違えれば命に関わる過酷な旅の道中で、彼らを待ち受けていたものは……。
| 作者 | エリザべス・ズーノン/千葉 茂樹 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | あすなろ書房 |
| 発売日 | 2025年06月13日 |
『タタール人の砂漠』
| 作者 | Buzzati,Dino,1906-1972 脇,功,1936-2017 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2013年04月 |
『砂漠の教室 イスラエル通信』
1977年、著者はヘブライ語を学ぶため、ユダヤ人の夫と共にイスラエルの語学学校へ。同級生は各国から集まった八歳〜七〇歳の生徒たち。未知の風土、生活、食べ物、そして歴史に向き合い、「他者を語る」ことに挑んだ、自由で真摯な旅の記録。多くの書き手に影響を与えた翻訳者の初めてのエッセイ集。
| 作者 | 藤本 和子 |
|---|---|
| 価格 | 968円 + 税 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2023年06月06日 |
『トラブル旅行社 砂漠のフルーツ狩りツアー』
銭天堂で大人気の作家、廣嶋玲子先生の新シリーズ。子どもが抱える悩みやトラブルを解決する旅を提供する「トラブル旅行社」から、子どもたちの冒険旅行が始まる。今回の旅先は、砂漠の世界。家族みんなで飲むはずだった高級フルーツジュースをうっかり飲み干してしまった小学4年生の大悟が、同じジュースをつくりだすために、フルーツ探しの旅に出かける。
| 作者 | 廣嶋 玲子/コマツ シンヤ |
|---|---|
| 価格 | 1100円 + 税 |
| 発売元 | 金の星社 |
| 発売日 | 2020年03月13日 |
『砂漠の塩』
夫を日本に残し参加したヨーロッパツアー。最初の目的地パリで一行と別れた野木泰子は、一人カイロへと向う。そこには、出張先の香港から会社に辞表を出した谷口真吉が、彼女を待っているはずだった。-妻を捨てた男と夫を裏切った女と、そして妻を求めてその跡を追う夫。不毛の愛を埋めるために砂漠の果てをめざす彼らに、贖罪はあるだろうか。神なき荒野の神なき愛を描く長編。
| 作者 | 松本 清張 |
|---|---|
| 価格 | 781円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2009年09月 |
『図説砂漠と人間の歴史』
| 作者 | Haynes,RoslynnDoris,1940- 鎌田,浩毅,1955- 高尾,菜つこ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 原書房 |
| 発売日 | 2014年03月 |
『砂漠の思想 : リビアで考えたこと』
| 作者 | 野田,正彰,1944- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | みすず書房 |
| 発売日 | 2005年02月 |
今回は、色とりどりの砂漠が描かれた、これら10冊の作品をお届けしました。それぞれ異なる表現、思想で砂漠を描くことで、砂漠の壮大さ、過酷さ、そして美しさを感じ取ることができますよね。物語の中で砂漠は、主人公たちが試練を乗り越え成長していく場所でもあります。古代の遺跡や秘密を秘めた砂丘、果てしない砂の海…。それぞれの作品が砂漠を一つの舞台に設定することで、物語はより深いドラマを紡ぎ出しています。
このような魅力的な作品たちは、疲れた日常から解放されたい時、新たな世界を体験したいとき、または新たな価値観や視点を得たいときに、読むことをおすすめします。そして、だれもが一度は砂漠の中に立ちたいと思ったことがあるのではないでしょうか。しかし、現実の砂漠は過酷であるため、身近に感じられる砂漠の描写を楽しむのは、これらの作品を通じてが一番かもしれません。
あなたが砂漠の孤独さに打ちのめされそうになったとき、それを楽しみ、美しいと描いてくれる作品たち。あなたが過酷な砂漠に立ち向かう勇気を持つとき、その過酷さと生き抜くための工夫を教えてくれる作品たち。あなたが今まで味わったことのない価値観に出会いたいとき、その世界を広げてくれる作品たち。それがこの10冊の作品です。これからもきっと、砂漠が舞台の作品を通じて、私たちは新たな視点を得られることでしょう。
それでは、読書の時間が、あなた自身にとっての冒険となるよう、これらの本を手にとり、遥か彼方の砂漠へ一度、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
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