検査値・検査データの見方の本 おすすめ6選 医療従事者向け

医療従事者の皆さん、日々忙しいですよね。そんなお忙しい中でも、検査値の理解を深めるお手伝いができればと考え、こちらをご紹介いたします。6冊の中には、初心者向けから上級者向けまで、様々なレベルに応じた本が揃っています。図や表を多く使い、分かりやすく解説されているものから、詳細な理論を追求した専門書まで。必要に応じて選んでいただけると思います。どの本も丁寧に解説されており、知識を深めるのに大変参考になります。各自の専門性を高めるために、ぜひ参考にしてみてください。
『アセスメントができる検査値の読み方』
| 作者 | 山田,俊幸,1960- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 照林社 |
| 発売日 | 2023年04月 |
『パッと引けてしっかり使える 検査値の読み方ポケット事典[第5版]』
最新の検査基準値を収録したオールカラーのポケット事典。
現役の日常的に使用される検査から、最近注目された検査まで厳選。患者さんを観察する際に必要な知識やケアのポイントをわかりやすく解説。
小さな本なので白衣のポケットに入れ、いつも携帯できる。新人ナース、看護学生に最適。
| 作者 | 栗原 毅 |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 成美堂出版 |
| 発売日 | 2023年04月07日 |
『心電図・X線画像・採血 : ナースのための検査データの読み方 : 3つの「知りたい」がまとめてわかる!』
| 作者 | 宮道,亮輔 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 学研プラス (発売) |
| 発売日 | 2021年05月 |
『とにかく使える 検査値の見かた』
「とにかく使える」ポケット本の新シリーズが誕生!
“困ったときに、パパッと調べられる”
“ポイントがわかりやすくまとまっている”
をコンセプトに、臨床でとくにニーズの高いテーマをとりあげました。
「検査値の見かた」では、臨床で目にすることの多い検体検査から主要な検査を厳選しました。
見やすい図表を中心に、検査の基準値や基準値から外れる疾患も一目でわかります。
知りたかった他の検査との関連、観察・ケアのポイントもより見やすくなりました。ベッドサイドでぜひご活用ください。
(本書は、2013年3月24日第1版第1刷発行の『とんでもなく役立つ検査値の読み方』を改訂、改題したものです)
一般検査
1.尿検査
2.便検査
3.穿刺液・採取液検査
血液検査
1.血球数算定・血液像
2.凝固・線溶系
生化学検査
1.タ ンパク関連・含窒素成分
2.電解質・金属
3.糖質
4.脂質
5.酵素
6.その他
免疫血清検査・輸血
1.自己免疫・アレルギー
2.血漿タンパク
3.補体
4.ホルモン
5.感染症
6.腫瘍マーカー
7.輸血
細菌・微生物検査
● 血液培養検査
● 塗抹検査
● 細菌培養・同定検査
● 薬剤(抗菌薬)感受性検査
● 尿の細菌検査
● 便の細菌検査
● 喀痰の細菌検査
● 膿・穿刺液の細菌検査
● 結核・抗酸菌
● MRSA / 病原性大腸菌(O175など)
● ヘリコバクター・ピロリ関連の検査
● ノロウイルス迅速定性検査
病理検査
● 細胞診検査
● 組織検査
| 作者 | 西崎祐史/渡邊千登世 |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 照林社 |
| 発売日 | 2023年03月06日 |
『現場ですぐに役立つ検査値の読み方 : ナースのミカタ!』
| 作者 | 西崎,統,1942- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | ナツメ社 |
| 発売日 | 2018年04月 |
『すべての研修医・医療従事者が知っておきたい 検査データの読み方とピットフォール』
本書は、臨床検査データ、特に検体検査データの適切な読み方を身に着けるための書籍です。
全3章で構成され、第1章では病態生理の基本的な考え方と臨床検査の基礎知識を分かりやすく解説しています。第2章では実際に経験したピットフォール症例を、第3章ではReversed Clinico-Pathological Conference(RCPC)形式で検査データの解釈から病態を考える過程を示しています。
主に若手研修医や看護師を対象としていますが、臨床検査専門医志望者や経験豊富な医師にとっても有益な内容となっています。
第1章 病態生理を踏まえた検査値の読み方
1 検体検査異常値を病態生理から理解する
2 感度と特異度について
3 的中率、オッズ、尤度比について
4 基準範囲と病態識別値(カットオフ値)について
5 検査データの生理的変動と測定誤差
6 臨床検査データの測定誤差の考え方
7 高齢者の基準値
第2章 検査データのピットフォールケースファイル
症例1 汎血球減少
≫ +α こういうケースも注意!「血球の寿命の違いから血小板数に影響がみられやすい」
症例2 小球性低色素性貧血
≫ +α こういうケースも注意!「サラセミアに鉄欠乏性貧血が合併している場合もある」
症例3 グリコヘモグロビン(HbA1c)とグリコアルブミン(GA)の乖離
≫ +α こういうケースも注意!「糖化のしやすさが変化している異常(変異)ヘモグロビンもある」
症例4 ALT値の経時的変化
≫ +α こういうケースも注意!「ビタミンB6欠乏にご用心」
症例5 アルカリホスファターゼ(ALP)単独高値
≫ +α こういうケースも注意!「他の原因によるALP単独異常」
症例6 CKアイソザイムの逆転現象
≫ +α こういうケースも注意!「CK欠損症」
症例7 尿酸測定不能
≫ +α こういうケースも注意!「日常臨床における尿酸」
症例8 電解質異常 -NaとK-
≫ +α こういうケースも注意!「医原性の高Ca血症」
第3章 RCPCケースファイル
1 RCPCにおけるデータの解釈
2 RCPC症例
3 RCPC力試し
COLUMN
なぜ確率でなくオッズを使用するか
LDLコレステロール(LDL-C)測定とnon-HDL-Cについて
| 作者 | 小柴賢洋 |
|---|---|
| 価格 | 3960円 + 税 |
| 発売元 | 金芳堂 |
| 発売日 | 2025年02月17日 |
このように、1冊の本で検査値や検査データを理解することが可能な作品を6つご紹介しました。これらの中には初心者向けのものから、専門性を求めたものまで幅広くピックアップしています。医療従事者の方々にとっては、患者さんを診るうえで直面する検査結果を理解し、判断するための手助けとなることでしょう。
また、これらの本が医療従事者だけでなく、医療に興味を持つ学生や一般の方々にとっても参考になれば嬉しい限りです。特にこれから医療の現場に立つ予定の学生さんたちにとっては、現場で役立つ知識を得ることができ、安心して臨むことができることでしょう。
自分自身の健康状態を理解するため、またはご家族や身近な人の健康を支えるため、こんな本を読んでみようと思った方々にもぜひおすすめしたいです。学べることは多々ありますし、何より自分の身近な人の健康を守るための一歩となるでしょう。
全ての本がそれぞれ特色ある内容で構成されており、検査値・データについて深く知りたい方々にとっては必携の1冊となることでしょう。どの本も素晴らしさがあり自信をもっておすすめできます。
では、今回ご紹介した本を手に取り、より理解を深めてみてはいかがでしょうか。新たな知識に触れることで、それぞれの医療シーンで役立つ、検査値の見方・解釈の視点を身につけていただければ幸いです。ぜひ、これらの作品を通じて、検査値・検査データという医療の大切な要素について理解を深め、日々の業務や学習に活かしてください。
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