打ちのめされる 鬱と病み系BL漫画10選
心を乱す鬱と病み系BLの世界へ、皆様をご案内します。悲劇、心理戦、切なくも美しい縁。一緒に生きているはずなのに、苦しむ彼の痛みが理解できない。彼を救いたいという一心で、しかし助けられない現実。そんな世界が織り成す、壮絶な物語たち。それが今回ご紹介する10作品の全貌です。繊細な筆致で描かれる彼らの心情に、胸が締め付けられます。読み終えた後に残る感情は衝撃と共に、深い共感を呼びます。これらの作品は絶望と希望が交錯する鬱BLの醍醐味を味わうための一冊。是非、あなたが慣れ親しんだ生活から一歩踏み出し、彼らの世界を体感してみてくださいね。覚悟はお決まりですか？それでは、皆様の心を揺さぶる、この特別な旅路の始まりです。
『午後の光線 (カドコミ)』
| 作者 | 南寝 |
|---|---|
| 価格 | 418円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2024年09月06日 |
『月食奇譚 (EDGE COMIX)』
| 作者 | 春泥 |
|---|---|
| 価格 | 5500円 + 税 |
| 発売元 | 茜新社 |
| 発売日 | 2017年06月28日 |
『遥か遠き家』
僕に全てを与え、捧げてくれた人。
90年代、アメリカ。
過保護すぎる親の箱庭で、死んだように生きていた少年・アラン。
旅人・ヘイデンと出会い、強烈に惹かれ合うも、
彼には一か所にとどまれない放浪癖があると知る。
共にいるためには、家出するしかない。
それはヘイデンが、誘拐犯になるということ。
それでも彼は、何もかも投げ捨て、アランを地獄から連れ出してくれるーー。
その轍は、逃走経路。
しかし彼らにとってはーー「二人だけの家」への、帰り道。
| 作者 | 八田 てき |
|---|---|
| 価格 | 902円 + 税 |
| 発売元 | プランタン出版 |
| 発売日 | 2021年03月29日 |
『還らずの夏』
| 作者 | 暮田マキネ |
|---|---|
| 価格 | 715円 + 税 |
| 発売元 | メディアソフト |
| 発売日 | 2016年04月 |
『白い朝に（上）』
| 作者 | 森世 |
|---|---|
| 価格 | 770円 + 税 |
| 発売元 | ふゅ〜じょんぷろだくと |
| 発売日 | 2020年10月13日 |
『紅い椿と悪い虫 (CannaComics)』
| 作者 | 博士 |
|---|---|
| 価格 | 653円 + 税 |
| 発売元 | プランタン出版 |
| 発売日 | 2015年05月01日 |
『イドの遺言』
「…和耶の好きなようにしてほしい」
高卒で働きながら細々と暮らす諒雨は、ある日学生時代に好きだった青年・和耶と再会する。しかし、再会を機に和耶に「自分は二重人格である」と打ち明けられる。ずっと好きだった優等生で優しい和耶とチャラくて狡猾な別人格の和耶。二人と接しているうちに次第にどちらの和耶にも惹かれていく諒雨はーー…？
| 作者 | アサヮ |
|---|---|
| 価格 | 863円 + 税 |
| 発売元 | 海王社 |
| 発売日 | 2024年07月20日 |
『依存の楔』
| 作者 | akabeko |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | フロンティアワークス |
| 発売日 | 2017年11月 |
『刺青の男＜単行本未収録コミック付＞ (シトロンデジタルコミックス)』
| 作者 | 阿仁谷ユイジ |
|---|---|
| 価格 | 724円 + 税 |
| 発売元 | リブレ |
| 発売日 | 2015年09月03日 |
『イトウさん』
残酷な世界に
咲き乱れる
恋の花。
闇社会 [殺し屋×娼夫] から生まれた純愛の物語。
毎週火曜の夜、娼夫・キョウスケのもとに通い
夜明けまで他愛のないことを語り、帰ってゆく謎の男"イトウ"。
ある日、アタッシュケースに一杯の札束を持って
「仕事をやめて好きなことをしてほしい」とキョウスケに手渡そうとするが…。
闇社会に鮮血と硝煙の舞う、美しきノアール・コミックの旗手、
"冥花すゐ"初のBL単行本で登場!!
支配と被支配の学園SM [Cage] も同時収録。
収録作品：
イトウさん
イトウさん 2
イトウさん 3
イトウさん 4
イトウさん 5
イトウさん 4.5（番外編）
Cage
| 作者 | 冥花すゐ |
|---|---|
| 価格 | 712円 + 税 |
| 発売元 | 茜新社 |
| 発売日 | 2015年05月29日 |
ここまでご紹介した10作品は、現実離れしたキラキラとした恋愛物語ではありませんが、だからこそ胸に刺さる何かを感じていただけるのではないでしょうか。人間の心の闇や深淵を描き出したこれらの作品は、一筋縄ではいかない恋愛模様や複雑な心情を実に巧みに表現しています。
主人公たちの痛みや苦しみが、読者にも胸に迫るリアリティを持って描かれています。扱われているテーマは重いですが、それをどのように乗り越えていくのか、また、時にはどん底に突き落とされることを通じて何を感じ取り、どう変わっていくのかに焦点を当てています。観察することで、自分自身の心のあり方も再確認するひとときを得ることができるでしょう。
たしかに、重いテーマを扱った作品群かもしれません。でも、そこに潜む純粋さや、愛という感情の核心に迫る深さには心打たれます。この苦しみを共有することで、作者が描き出した爽快感や切なさを存分に味わうことができることでしょう。
治癒系や甘い作品が好きな方には、少し違った視点から楽しむことができるのが鬱系や病み系BL漫画の醍醐味です。ここでご紹介した作品たちは、その多様性と幅広さを十二分に感じさせてくれます。是非、いくつか試してみて、あなたなりの解釈や受け止め方を見つけてみてください。
いつもとは違う視点から世界を見つめてみる。その先に見えてくるものは、自分自身の新たな一面を発見できるかもしれませんよ。
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