死生観を問われる漫画10選

生死とは何か、人間とは何か。そんな深いテーマを描くことのできる作品が漫画には存在します。当初はカラフルで楽しい印象のある漫画ですが、読むことで私たち自身の存在や生命の意味について考えさせられます。時には荒涼とした世界観で死と直面したり、逆に明るく楽しげなキャラクター達が命の尊さを教えてくれたり。さまざまな死生観を学べる作品をピックアップしました。恐怖や悲しみだけでなく、希望や喜びさえも描かれています。一見重いテーマですが、心に残る物語と共に、私たちの「生きる」について再考させてくれる作品ばかり。要チェックですよ!
『ひとりでしにたい(1) (モーニングコミックス)』

作者 | カレー沢薫/ドネリー美咲 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2020年03月23日 |
『よろこびのうた』

北陸の勝野市、田園地帯の集落で火葬場から老夫婦の焼死体が見つかる。警察は老老介護の末の心中と結論付ける。事件から半年後、東京で週刊誌記者をしている伊能は取材ため勝野市を訪れる。近隣住民の口は重く難航する取材のなか伊能は、地域の雑貨屋の駐車場に残る濃いタイヤ痕、焼死した夫婦が事件の半年前に車を買い替えたこと、挙動不審な小学生という三つの『不自然』に気付く。それは事件の深淵へ至る第一歩であった。
#1. 煙と水
#2. 水と車
#3. 車と縄
#4. 老老介護
#5. 限界集落
#6. 虐待
#7. 裏稼業
#8. 地獄絵
#9. 記憶
#10. 焼身
作者 | ウチヤマ ユージ |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年07月22日 |
『溺れる鳥は五度はばたく』

ひとみの中に命を、ほおぶくろの中に宇宙を。
漫画界にきらめく新鋭、デビュー作品集。
小説家・永井みみ、ライター・みくのしんも推す!
WEBで作品が発表されるや、瞬時に大きな反響となるフィビ鳥作品。常に次回作を待たれる新鋭が今までの代表作に加え、渾身の描き下ろしも収録した作品集を初刊行します。
作者 | フィビ鳥 |
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価格 | 976円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2025年03月19日 |
『不滅のあなたへ. 1』

作者 | 大今,良時 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年01月 |
『懲役339年(1)』

圧倒的な読者の支持を得てついに単行本化!
第2回裏サンデー投稿トーナメント優勝作品が満を持して登場!! 転生が信じられている世界で、大罪人の生まれ変わりとして、生まれてからずっと刑務所ですごす少年ハロー。前世の記憶もなく、罪の意識もなく、ただひたすら罪を償う2代目ハローの日々とは!? かつて見たことのない世界観を若き鬼才が描く!
【編集担当からのおすすめ情報】
内容は日本最大級のWEBコミックサイト裏サンデーにて確認いただけます!
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余計な言葉はいりません。読めばこの作品のすごさがわかります!
作者 | 伊勢 ともか |
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価格 | 607円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2014年08月18日 |
『ぼくらの : 完全版. 1』

作者 | 鬼頭,莫宏 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2020年07月 |
『モリのアサガオ1』

作者 | 郷田マモラ |
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価格 | 396円 + 税 |
発売元 | 電書バト |
発売日 | 2019年04月01日 |
『お別れホスピタル = Owakare Hospital. 1』

作者 | 沖田,×華,1979- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2018年08月 |
『僕らはみんな死んでいる 1』

作者 | きら |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2010年10月 |
『死と彼女とぼく 1』

作者 | 川口,まどか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2003年03月 |
以上の10作品は、私たちが死と生、つまり「生きる」とは何か、そして「死ぬ」とは何かという問いを投げかけてくるものばかりです。それは痛みを伴う場合もあり、時にそこから逃げ出したくなるような恐怖すら感じるかもしれません。しかし、そうした感情もまた考え、学び、人間として深みへと進むための重要な糧となることでしょう。
すべての作品が教えてくれるのは、「生きる」と「死ぬ」それぞれが持つ重みと、その対峙した時に初めて見えてくる自己の形です。生の尊さや死の重さを描いた作品は、その独特の世界観や物語の中で、見えなかった自己への理解や共感を与えてくれます。
それぞれに架けられた様々な死生観は、決して押しつけられるものではなく、新たな視点や哲学を提供してくれるための体験・実験的な空間です。大切なのは、それにどう対峙し、どう捉えるか、自分自身が納得できるものを見つけることです。どの作品もあなた自身が主役であり、その感受性が物語と一緒に伸びていく手助けとなるでしょう。
これらの作品を通して、「生きる」こと、「死ぬ」ことを再認識する時間を持てますように。それがあなた自身の生き方を見つめ直すきっかけになったり、新たな視点を提供してくれたりすれば、それが私がこれらの作品をおすすめする理由となります。
どの作品も、あなた一人の旅を待っています。この文章を読んでくれた方が、どれか一つでも興味を持ってくれれば、それはまた新たな一歩となるでしょう。冒険はそこから始まります。自分自身と向き合い、自分だけの答えを見つけに行く旅路を心から応援しています。どうぞ、思う存分、存分に漫画の世界を楽しんでくださいね。
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