死生観を問われる漫画10選

生死とは何か、人間とは何か。そんな深いテーマを描くことのできる作品が漫画には存在します。当初はカラフルで楽しい印象のある漫画ですが、読むことで私たち自身の存在や生命の意味について考えさせられます。時には荒涼とした世界観で死と直面したり、逆に明るく楽しげなキャラクター達が命の尊さを教えてくれたり。さまざまな死生観を学べる作品をピックアップしました。恐怖や悲しみだけでなく、希望や喜びさえも描かれています。一見重いテーマですが、心に残る物語と共に、私たちの「生きる」について再考させてくれる作品ばかり。要チェックですよ!
『ひとりでしにたい(1) (モーニングコミックス)』

作者 | カレー沢薫/ドネリー美咲 |
---|---|
価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2020年03月23日 |
『よろこびのうた』

作者 | ウチヤマ,ユージ |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年07月 |
『溺れる鳥は五度はばたく』

ひとみの中に命を、ほおぶくろの中に宇宙を。
漫画界にきらめく新鋭、デビュー作品集。
小説家・永井みみ、ライター・みくのしんも推す!
WEBで作品が発表されるや、瞬時に大きな反響となるフィビ鳥作品。常に次回作を待たれる新鋭が今までの代表作に加え、渾身の描き下ろしも収録した作品集を初刊行します。
作者 | フィビ鳥 |
---|---|
価格 | 976円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2025年03月19日 |
『不滅のあなたへ(1)』

何者かによって
”球”がこの地上に投げ入れられた。
情報を収集するために機能し、
姿をあらゆるものに変化させられる
その球体は死さえも超越する。
ある日、少年と出会い、そして別れる。
光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……
刺激に満ちたこの世界を彷徨う
永遠の旅が始まった。
これは自分を獲得していく物語。
『聲の形』の大今良時が贈る、永遠の旅。真っ白な魂で世界に降り立つ、邂逅の第1巻!──現実だけが自分が誰なのかを教えてくれる。だから僕は、旅に出る。
#1 最後のひとり
#2 おとなしくない少女
#3 ままごと
#4 小さな進化
作者 | 大今 良時 |
---|---|
価格 | 528円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年01月17日 |
『懲役339年 1』

作者 | 伊勢,ともか |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2014年08月 |
『ぼくらの : 完全版. 1』

作者 | 鬼頭,莫宏 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2020年07月 |
『モリのアサガオ1』

作者 | 郷田マモラ |
---|---|
価格 | 396円 + 税 |
発売元 | 電書バト |
発売日 | 2019年04月01日 |
『お別れホスピタル 1』

産科の次は終末期病棟!沖田×華、最新作
累計325万部超(電子版含む)!講談社漫画賞少女部門受賞!
NHKで連続TVドラマ化の大ヒット作『透明なゆりかご』
著者・沖田×華の渾身新境地!!
『透明なゆりかご』で産婦人科という「産まれる命」を描いてきた
著者が次に描くのは、「死にいく命」が集う終末期病棟(ターミナル)。
死が一番そばにある病院で働く2年目の看護師・辺見。
彼女が目にするのは、さまざまな患者の“死と人生”をめぐる
赤裸々で剥き出しの悲喜劇ドラマです。
長寿が誰にとっても当たり前となった現代で
あなたにとって、家族にとって「生きるとは? 死とは?」を
ストレートに問いかける問題作、ここに登場!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「週刊スピリッツ」にてシリーズ連載中の本作は、連載開始時より大きな話題を呼び、電子書店ですでに多くの読者を得ています。『透明なゆりかご』同様、沖田氏の看護師としての経験ゆえの説得力を持って描かれる終末期病棟のリアルと、それぞれの人生を背負った患者たちのドラマが、笑いも交えながら、胸に突き刺さります。心にズンと残る、他にはない感動を与えてくれる本作品を是非ご一読ください!
作者 | 沖田 ×華 |
---|---|
価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2018年08月09日 |
『僕らはみんな死んでいる 1』

作者 | きら |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2010年10月 |
『死と彼女とぼく(1)』

作者 | 川口まどか |
---|---|
価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2003年03月 |
以上の10作品は、私たちが死と生、つまり「生きる」とは何か、そして「死ぬ」とは何かという問いを投げかけてくるものばかりです。それは痛みを伴う場合もあり、時にそこから逃げ出したくなるような恐怖すら感じるかもしれません。しかし、そうした感情もまた考え、学び、人間として深みへと進むための重要な糧となることでしょう。
すべての作品が教えてくれるのは、「生きる」と「死ぬ」それぞれが持つ重みと、その対峙した時に初めて見えてくる自己の形です。生の尊さや死の重さを描いた作品は、その独特の世界観や物語の中で、見えなかった自己への理解や共感を与えてくれます。
それぞれに架けられた様々な死生観は、決して押しつけられるものではなく、新たな視点や哲学を提供してくれるための体験・実験的な空間です。大切なのは、それにどう対峙し、どう捉えるか、自分自身が納得できるものを見つけることです。どの作品もあなた自身が主役であり、その感受性が物語と一緒に伸びていく手助けとなるでしょう。
これらの作品を通して、「生きる」こと、「死ぬ」ことを再認識する時間を持てますように。それがあなた自身の生き方を見つめ直すきっかけになったり、新たな視点を提供してくれたりすれば、それが私がこれらの作品をおすすめする理由となります。
どの作品も、あなた一人の旅を待っています。この文章を読んでくれた方が、どれか一つでも興味を持ってくれれば、それはまた新たな一歩となるでしょう。冒険はそこから始まります。自分自身と向き合い、自分だけの答えを見つけに行く旅路を心から応援しています。どうぞ、思う存分、存分に漫画の世界を楽しんでくださいね。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。