感動の物語!おすすめの日本史悲恋物語歴史小説10選「言の葉は、残りて」「うきよの恋花 好色五人女別伝」など話題作をご紹介

日本史の風雲児たちが織り成す、恋と情熱の悲恋物語。その一部始終を描いた歴史小説を10選ご紹介します。まるで時代を越えて彼らの想いが伝わってきて、胸が熱くなること間違いなしですよ。切ない恋の結末に涙するものから、様々な感情を巧みに描き出した作品まで、バリエーション豊かに取り揃えています。また、「言の葉は、残りて」のように和歌をテーマに絡めた物語や、「うきよの恋花 好色五人女別伝」のように官能的な描写で魅了する作品など、ユニークな視点で描かれた作品もご紹介。これを読めばきっと、日本史に対する興味も深まることでしょう。
『言の葉は、残りて』

第32回小説すばる新人賞受賞作。
選考委員・村山由佳氏 絶賛!
「遠い時代を生きる主人公たちの運命に、こんなにも胸かきむしられるとは。
新人離れした豪腕」
海沿いの地にある鎌倉幕府。
美しい景色とうらはらに、そこには陰謀、嫉妬、憎しみが渦巻いていた。
そんな中、若き三代将軍・源実朝のもとに、摂関家の姫・信子が嫁いでくる。
突然の縁談と異国の地に不安を覚える信子だったが、実朝の優しさと生まれて初めての海の匂いに包まれ、次第に心をゆるしていく。
一方の実朝も、信子が教えてくれた和歌の魅力に触れ、武の力ではなく言の葉の力で世を治めたいと願うようになる。
しかし、殺戮さえいとわない醜い権力争いが、ふたりを否応なく悲しみの渦に巻き込んでいくーー。
新世代の作家が描く、何度も心を揺さぶられる歴史恋愛小説。
【著者略歴】
佐藤 雫(さとう・しずく)
1988年、香川県生まれ。2019年、「言の葉は、残りて」で第32回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。
作者 | 佐藤雫 |
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価格 | 1815円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2020年02月26日 |
『うきよの恋花 : 好色五人女別伝』

作者 | 周防,柳,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年10月 |
『源平の姫君たち 白の章』

作者 | 藤咲,あゆな |
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価格 | 不明 |
発売元 | 白泉社 |
発売日 | 2015年01月 |
『隼別王子の叛乱改版』

ヤマトの大王の想われびと、女鳥姫と恋におちた隼別王子は大王の宮殿を襲う。愛と権力を賭けた血なまぐさい叛乱の夢は、大王の前にあっけなく破れるが…。「日本書紀」「古事記」の世界を舞台に紡がれる、恋と陰謀と幻想が渦巻く濃密な物語。
作者 | 田辺聖子 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2017年02月21日 |
『今ひとたびの、和泉式部』

平安朝、大江家の娘式部は、宮中で太后に仕え、美貌と歌の才を高く評価される。和泉守と結ばれ幸せな日々に、太后危篤の報が届く。急ぎ京へ戻った式部を親王が待っていた。高貴な腕に抱きすくめられ、運命は式部を翻弄していく。愛する人たちを失いながらも、歌に想いを綴っていくが…。浮かれ女と噂を立てられながらも、生涯の愛を探し続けた式部。冥き道をゆく謎多き女性を大胆に描く親鸞賞受賞作。
作者 | 諸田 玲子 |
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価格 | 869円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2019年08月21日 |
『花と舞と 一人静』

「芸の道か恋の道、どちらかしか選べない」そう語る母に反発心を抱く日の本一の白拍子・静。後見人・桜町中納言への淡い想いや、何かが足りない己の舞に悩む日々の中で、運命の相手、源義経に出会う。それは、一途で激しい恋の始まりだった。時代の波に翻弄されながらも、静はいつしか義経のためだけに舞いたいと願うようになり…。舞と恋を胸に、己の足で立ち上がる静御前を描く傑作時代長編。
作者 | 篠 綾子 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年11月18日 |
『荒城に白百合ありて』

作者 | 須賀,しのぶ,1972- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年11月 |
『嗤う伊右衛門』

鶴屋南北「東海道四谷怪談」と実録小説「四谷雑談集」を下敷きに、伊右衛門とお岩夫婦の物語を怪しく美しく、新たによみがえらせる。愛憎、美と醜、正気と狂気……全ての境界をゆるがせる著者渾身の傑作怪談。
作者 | 京極 夏彦/FISCO/荒井 良 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2001年11月22日 |
『吉原花魁』

苦界に生きた女たちの悲哀を描く時代小説アンソロジー。隆慶一郎、平岩弓枝、宇江佐真理、杉本章子、南原幹雄、山田風太郎、藤沢周平、松井今朝子の名手8人による豪華共演。縄田一男による編、解説で贈る。
作者 | 隆 慶一郎/平岩 弓枝/宇江佐 真理/杉本 章子/南原 幹雄/山田 風太郎 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2009年12月25日 |
『滔々と紅 (ディスカヴァー文庫)(本のサナギ賞受賞作)』

天保八年、飢饉の村から九歳の少女、駒乃が人買いによって江戸吉原の大遊郭、扇屋へと口入れされる。駒乃は、吉原のしきたりに抗いながらも、手練手管を駆使する人気花魁、艶粧へと成長する。忘れられぬ客との出会い、突如訪れる悲劇。苦界、吉原を生き抜いた彼女が最後に下す決断とは…。-全国の書店員が選んだ「世に出したい」新作!第1回本のサナギ賞優秀賞受賞作。
作者 | 志坂 圭 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2017年02月 |
ここでは、日本史を背景にした感動の悲恋物語を10作品、ご紹介させていただきましたが、それぞれには色とりどりの愛の形が描かれています。悲しい結末の作品もあれば、ハッピーな終わりを迎える作品もあります。また、時代背景や登場人物の立場、性格なども異なるため、読む毎に様々な感動や発見があることでしょう。
歴史小説の魅力は何といっても、その時代背景に浸る楽しさと、実際に存在した人物や出来事と架空のストーリーが融合することによって生まれる独特のリアリティです。それぞれの作者がどのように描いたのか、どのようなメッセージを伝えたかったのか、作品から感じ取ることは豊かな読書体験をもたらします。
また、ここで紹介した作品は、すべて強烈な印象を残す作品ばかりですが、それぞれに魅力がありますので、一つ一つ時間をかけてじっくりと味わっていただきたいと思います。もし、あなたがこれまで歴史小説を読んだことがないという方であれば、これを機にぜひ読んでみてください。そして、すでに歴史小説の世界に足を踏み入れている方は、新たな作品との出会いを楽しんでいただければと思います。
最後に、歴史は過去の物語ですが、その中には現代人にも響く普遍的なテーマがたくさん散りばめられています。愛と喪失、才能と運命、戦争と平和、忠義と裏切りなど、これらを通じて私たちは様々な感情を揺さぶられ、考えるきっかけを与えられます。本を通して感じ、考え、共感する時間は、人生を豊かにする素晴らしい時間と言えるでしょう。これらの作品が皆さんの心に残る一冊となりますよう願っています。
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