中米コスタリカを知る本4選

中米コスタリカの魅力をたっぷりと味わえる4つの本をご紹介します。まずは、コスタリカの熱帯雨林を舞台にした、ミステリアスな冒険小説。息を呑むような展開が読者を待っています。次に、コスタリカの伝統と文化を描いた洞察に富んだ社会派小説。本当のコスタリカを知るための一冊です。そして、コスタリカ出身の著名な漫画家による自伝的作品。コスタリカの日常と彼の成長記が描かれています。最後は、コスタリカの野生動物と人々の関わりをフレンドリーに描いた漫画。楽しみながらコスタリカの自然に親しめますよ。
『コスタリカ』

コスタリカは一つの国として平和のモデルを示した。軍隊を完全になくし、もめ事は武力や威嚇でなく穏やかな交渉で解決する。しかも一国のみの平和に甘んじるのでなく、世界に平和を輸出している。平和国家の具体的な見本だ。 平和は単なる理想ではない。平和は現実である。それを地で行くのがコスタリカだ。コスタリカが見本を示した非武装国家は、その後、パナマやハイチなどにも広がった。今や世界の20か国以上が軍隊を持たない。コスタリカが主導した国連核兵器禁止条約は、2021年に発効した。 本書は、中米の「小国」の選挙システムや憲法法廷、教育・医療制度、環境保護活動などを紹介しながら、自由と民主主義、人権「大国」で育まれる人びとの意識を探る。そして、平和を少しずつ目に見える形にしているコスタリカにならい、日本の憲法9条をただ持っているだけでなく、9条を活かして世界に平和を広める努力を提言する。 コスタリカを知れば希望が湧いてくる!
作者 | 伊藤千尋/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 高文研 |
発売日 | 2023年10月30日 |
『コスタリカを知るための55章』

中米の緑豊かな熱帯の小国コスタリカ。エコツーリズムや軍隊を廃止した平和主義など日本人の関心も高い同国の姿を,基本データをはじめ,歴史,政治,外交,社会,経済,自然環境,人々の暮らしの面から生き生きと描く。
作者 | 国本伊代/編著 |
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価格 | 2000円 + 税 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 2004年04月27日 |
『コスタリカエコツーリズムの国』

世界一美しい鳥ケツァールの棲む森へ。エコツーリズム発祥の地コスタリカ。緑豊かな中米の小国には、地球上の全動植物種の5%が生息している。
作者 | 辻丸 純一 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 千早書房 |
発売日 | 2007年07月 |
『平和ってなんだろう : 「軍隊をすてた国」コスタリカから考える』

作者 | 足立,力也,1973- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2009年05月 |
というわけで、今回は中米コスタリカをテーマにした4つの作品をご紹介してきました。あざわらぬ自然、多種多様な動植物、そして暮らす人々がもつ温かさと力強さ。その全てが織りなすコスタリカの魅力を、いかがでしょうか。
作品を通じて旅をすることで、地球の反対側の国であってもどこか親近感を覚える瞬間があるはずです。まるで普段見慣れた景色の中に突如としてカラフルな鳥が飛び立つような、そんな意外性と新鮮さに出会えれば嬉しいですね。
もちろん、当地の文化や風土を描いた作品は一冊で全てを語り尽くせるわけではないでしょう。しかし、それがあなたの中で新たな興味や発見、さらには知識へと繋がる一助になれば、それは何よりの喜びです。そして、それはきっとどこかであなた自身の生活にも陰影を加え、カラフルな一面を生み出しますように願っています。
これらの作品は、未知の領域を知る勇気を与えてくれます。現地に足を運ぶことが難しい時でも、文化の理解と交流は想像力と共感によって決して遮断されることはありません。それはきっと、人と人、そして人と地球との絆を深めるための、ひとつの素敵なツールなのかもしれません。
ぜひあなたも、これらの作品を通じてコスタリカの魅力を感じてみてください。それは決して画面の中の情報だけに終わらず、五感全てで味わう新しい体験になることでしょう。新たな風景、そしてあなた自身の中で芽生える新たな視点に対しての期待と共に、また次の作品紹介でお会いしましょう。
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