藤原道長に関する本 おすすめ6選 平安時代の権力者
日本史の一角を彩る平安時代の権力者、藤原道長。彼の人間像や政治戦略に迫る作品から、彼を取り巻く華やかな宮廷風俗を描いた作品まで、バラエティに富んだ6冊をご紹介します。彼の恋愛模様や野望が的確に描かれている一方、関係者の視点から見た道長像も見逃せません。豪華な衣装や建築物の描写にも心惹かれること間違いなし。藤原道長の生き様や平安時代の風情を感じ取れるこの6冊。そんな彼の魅力を存分に楽しんでいただきたいです。毎日の読書時間が一層楽しくなること請け合い！
『藤原道長』
| 作者 | 山中,裕 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 法藏館 |
| 発売日 | 2023年07月 |
『藤原道長の権力と欲望 : 紫式部の時代』
| 作者 | 倉本,一宏 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2023年08月 |
『藤原道長の日常生活』
「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたる事も無しと思へば」--栄華をきわめた人物の知られざる実像に迫る！
平安貴族の過酷な政務とは？ 下級官人、女官たちの人心を掌握する術とは？ 物忌、穢、怪異、怨霊といかに向き合ったか？
権力者が綴った世界最古の自筆日記から、その日常や内面を探り、平安という時代の精神を読む一冊。
序 章 道長と『御堂関白記』
1 道長の略歴／2 『御堂関白記』とは
第一章 道長の感情表現
第二章 道長の宮廷生活
1 人事と政務／2 儀式について／3 贈与と貸与／4 国際関係
第三章 道長と家族
1 入内する姫たち／2 二人の妻と子女たち
第四章 道長の空間
1 内裏／2 邸第と別業／3 寺社
第五章 京都という町
1 災害／2 京都事件簿
第六章 道長の精神世界
1 信仰／2 夢想／3 物忌と触穢／4 怪異／5 物怪と怨霊／6 病悩と治療／7 出家・死・葬送
おわりに 道長の実像
| 作者 | 倉本 一宏 |
|---|---|
| 価格 | 968円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2013年03月15日 |
『藤原道長 男は妻がらなり』
天皇家との外戚関係を築き、貴族社会の頂点に立ち、機をみるに敏に活動し、運をつかんだ道長。その栄華とは裏腹に病に悩む姿もあった。本書は膨大な史料と格闘し、等身大の道長像を描き出す。
| 作者 | 朧谷寿 |
|---|---|
| 価格 | 3300円 + 税 |
| 発売元 | ミネルヴァ書房 |
| 発売日 | 2007年05月 |
『藤原道長 摂関期の政治と文化』
摂関政治は藤原道長の時代に頂点を迎えたといわれるが、道長はわずかに一年ほど摂政になっただけであった。そこにはどのような意味があり、道長はどのような政治をめざしたのか。そして文化面で果たした役割も大きかった。道長の造営した寺院・仏像は後世に影響を与え、宮廷ではすぐれた文芸や書が生まれ、華やかな宴が催された。道長の一生を追いながら、その政治の特色を古代国家の歴史のなかに位置づけ、文化の達成を再評価したい。
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〈目次〉
道長の実像にせまる
1道長の登場
2道長と一条天皇
3三条天皇との対立と外孫の即位
4道長の政治
5道長の文化
おわりにー栄花物語・御堂関白記ー
道長の実像にせまる
1道長の登場
2道長と一条天皇
3三条天皇との対立と外孫の即位
4道長の政治
5道長の文化
おわりにー栄花物語・御堂関白記ー
| 作者 | 大津 透 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 山川出版社 |
| 発売日 | 2022年11月21日 |
『この世をば（上） 藤原道長と平安王朝の時代』
藤原兼家の三男に生まれた道長は、才気溢れる長兄の道隆、野心家の次兄の道兼に比べて、平凡で目立たない存在だった。左大臣の娘・倫子と結婚、そして父の死により、出世競争の道を走り始める。平安王朝の貴族社会を描いた傑作歴史小説。
| 作者 | 永井路子 |
|---|---|
| 価格 | 1210円 + 税 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2023年11月07日 |
それでは、これで平安時代の大権力者、藤原道長に関する本のおすすめ紹介は終わりにしようと思います。いかがだったでしょうか。道長が華やかな平安宮廷の頂点に立ちながらも、その内面には孤独や苦悩があったこと、そして貴族社会の厳しい権力闘争の中で生き抜く彼の姿を描いた作品など、バラエティ豊かな6冊をピックアップしました。
読者の皆様の中には、歴史の授業で名前を聞いただけでは全く興味を引かれなかった道長に対して、これらの本を通して新たな視野を開かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。恐らくその多くの方が、道長という人物や彼が活躍した平安時代というエポックに魅了され、日本の歴史への興味が深まることでしょう。
もちろん、すでに道長について学んだことのある方にも、さまざまな角度から彼を見つめ直すことで、新たな発見があり、歴史という学問の奥深さに改めて気づかされることもあるかもしれません。
人物像再現の醍醐味である、空想と現実が織り成す複雑な人間模様を楽しみながら、一方でしっかりとした歴史的背景を学べる、そんな一石二鳥な本たちです。これらの本は文学としての価値も高く、エンタメとしても楽しめる一冊になっています。
では最後に、あなたがこれらの書籍を通して藤原道長という人物や平安時代を更に深く理解し、日本の歴史全般への興味や知識の幅が広がることを心から願っています。歴史好きの方にはもちろん、これから歴史を学ぼうと思っている方々にもぜひ手にとってみていただきたい作品ばかりです。ワクワクする歴史の旅、あなたも一緒に楽しみましょう。たくさんの発見と驚きがあなたを待っていますよ！
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