ベネズエラの経済を学べる本4選

ベネズエラの経済とは何か、理解できる本を4冊紹介します。まず1冊目は、ベネズエラの経済がどんな流れで成り立っているのかじっくり学べます。2冊目は、経済の基本理論からベネズエラの現場まで見ていきます。素人でも納得できる説明と共に、現地の人々の生活や文化も垣間見れる1冊となります。3冊目は、ベネズエラの難解な経済をケーススタディ形式で学べる実践型の書籍。実例をもとに、深い理解が得られます。最後の4冊目は、ベネズエラ経済の歴史や背景を詳しく分析。経済専門家だけでなく、歴史や社会にも興味のある方にもおすすめの一冊です。どの本もベネズエラの経済を一層理解するための貴重なガイドとなりますよ。
『混迷の国ベネズエラ潜入記』

南米随一の産油国として繁栄していたベネズエラ。
しかし、長引く政情不安や経済政策の失敗により、国民は貧困に苦しみ、日常的に犯罪が発生する南米最貧最恐の国になってしまった。すでに「破綻国家」とも言われているベネズエラの本当の姿を見るために、著者は身の危険に晒されながら三度にわたってこの国に潜入する。果たして、著者は何を目撃するのか。新進気鋭のノンフィクションライターが挑んだ限界ギリギリの冒険紀行。
●第1章 記者たちと国境へ
●第2章 首都カラカスを歩く
●第3章 三度目のベネズエラ
●第4章 刑務所にいた日本人
●第5章 コロンビアへの脱出
〔付録〕野獣列車を追いかけて
作者 | 北澤 豊雄 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 産業編集センター |
発売日 | 2021年03月15日 |
『ベネズエラー溶解する民主主義、破綻する経済』

世界最大の石油埋蔵量を誇る産油国ベネズエラ。だが、戦争や自然災害とは無関係に経済が縮小を続けている。その間、治安は悪化、食料供給や医療制度も崩壊の危機にある。四〇〇万人以上が陸路国外に脱出し、シリアに次ぐ難民発生国となった。かつて二大政党制を長期間維持し「民主主義の模範」とされた同国に何が起こったのかーー。本書は、チャベス大統領就任以降、権威主義体制に変容し、経済が破綻に向かう二〇年間の軌跡を描く。
作者 | 坂口 安紀 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2021年01月08日 |
『混迷するベネズエラ 21世紀ラテンアメリカの政治・社会状況』

経済危機下にあるベネスエラでは、反米・反グローバリズムの独自路線を歩んだチャベス政権を継承するマドゥロ政権と、親米派のグアイドー勢力が激しく対立している。激動するベネズエラをめぐるラテンアメリカの現状を、専門領域の異なる研究者が詳細に分析。
作者 | 住田 育法/牛島 万 |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 2021年03月31日 |
『国家破産ベネズエラ突撃取材 1000万%のハイパーインフレ』

日本初公開現地衝撃影像!年1000万%のハイパーインフレの現場。野良犬が食べられ、国民の1/10(300万人)以上が逃げ出した国。
作者 | 浅井隆(経済ジャーナリスト) |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 第二海援隊 |
発売日 | 2019年04月 |
さて、ここまで4つの本をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ベネズエラの経済について専門的な知識や見解を深めるための一助となれば幸いです。それぞれがベネズエラの歴史や経済、社会、文化といった異なる角度から見つめており、読み比べることで、ベネズエラの経済状況を多角的に理解するための参考になることでしょう。
現在、ベネズエラの経済状況は混迷を極めています。だからこそ、その背景や問題点を理解することが、それを乗り越えるヒントに繋がると思います。情報は時とともに古くなりますが、その土台となる理論や歴史は変わらない。それを各々の視点で捉え直し、今後の展望を描いていくための一助になればと思います。
なお、おすすめした4つの本はすべて難易度が高いものばかりですので、一冊を読み終えるだけでも大変だと思いますが、それだけの価値がある内容ばかりです。ゆっくりと時間をかけて読み進め、ベネズエラの経済を深く理解する楽しみを味わってみてください。ひとつの本から多くのことを学べれば、それはあなた自身の知識の深まりにつながります。
ここで紹介した本たちは、あくまで一部に過ぎません。ベネズエラだけでなく、様々な国や地域、問題についても同じように考えて学んでいくことが、より広い視野と深い理解を生むきっかけになることでしょう。どんな本も、それを読む者の感じ方や学び方次第で、新たな発見や思考の興奮をもたらしますので、ぜひ幅広く本に親しんでみてくださいね。
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